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新・バビロン 第1巻|第十二章:兵凶戦危|第2回

推薦画像(公式):https://neobabylon.icareu.tw/assets/serialization/neo-babylon/book-one/chapter-12/part-02-phoenix-vs-overlord.jpg

「ならば戦おう!」関羽は怒吼し、青龍偃月刀を雷霆万鈞の勢いで、右下から左上へ「青龍出海」の一招として振り上げた。碧緑の残影となって霍去病の利爪を迎え撃つ。彼は攻めをもって守りとし、相手の凶猛な突襲を退けようとした。


「鏗!」「ジラッ!」


青龍偃月刀と利爪が相次いで衝突し、刺耳な金属摩擦音を爆ぜさせた。霍去病の攻勢は潮のようで、両爪は二振りの森寒な短刃のごとく、関羽の苔紋碧緑の戦甲を絶え間なく切り刻む。


関羽の刀勢は雄渾だったが、霍去病の疾風驟雨のような猛攻の下では、終始対応に追われた。多くの場合、偃月刀を架けて辛うじて受け止めるしかない。それでも霍去病の利爪は何度も隙を突き入り、稲妻のような抓撃のたびに、関羽の機甲表面へ新たな切痕を残し、防御を持続的に削いでいった。


電光石火の中、霍去病は関羽の防線に生じた一つの破綻を捉え、殺招を悍然と放った。


「奔雷破陣!」


霍去病は低く吼え、熾焔のように赤い機体を半空で瞬時に加速させた。弦を離れた雷のように、速すぎてほとんど識別できない。速度が高まるにつれ、両爪の上には狂暴な電磁激能場が急速に覆い、刺耳な電流音がジジッと鳴った。ついには見る者の心胆を寒からしめる「斬撃共振態」を形成する。


彼は関羽の防御圏内へ悍然と突入した。全身を先鋒として、両爪で刀影と防線を引き裂き、炸雷のような巨響を爆発させる。一度一度の裂撃には強大な衝撃波が伴い、関羽の周囲の空気とエネルギーをまとめて震散させ、関羽を連続して後退させた。


これは身躯で強引に陣を破る孤狼の突撃だった。残暴で、直接的で、毫も容赦がない。関羽の防線を一挙に撞き穿つ意図を帯びている。関羽は辛うじて姿勢を保ったが、戦甲の裂痕は明らかに増え、中核算力も連続する激烈な衝撃の中で震動し始めた。


霍去病は攻勢が奏功したと見るや、岳飛の遠隔算力の加持を恃んで少しも止まらず身形を変え、続けてさらに詭異な一招を打ち出した。


「噬影狼迴」!


霍去病は再び爆発した。熾焔赤の姿は突如として高速移動し、もはや直線突撃ではなく、礁岩の四周を巡って交錯し閃現する一連の残影の陣となった。その残影は虚実判別し難く、関羽の周囲に予測不能な攻撃軌道を編み上げていく。


どの残影にも本物の殺機が含まれているかのようだった。だが霍去病の本体は、実際には刁鑽で詭譎な経路を辿ってその中を穿梭している。さらに致命的なのは、それら残影の爪刃までもが同期して斬り払われ、虚実がほとんど分からない幻影斬撃を形成することだった。空を切ったようにも、命中したようにも見える斬撃の一つ一つが、関羽のセンサー回路の負荷を絶えず増大させ、視覚モジュールと感応システムに相次いで短い失調を起こさせた。


関羽は、自分が狼群に襲われているかのように感じた。四方八方から襲う利爪が影のようにまとわりつくのに、真の目標をロックできない。彼は青龍偃月刀を振るって防ごうとするが、何度も空を斬り、対応に疲弊していった。


実のところ、このすべては霍去病一人の力によるものだった。「噬影」とは影像と実体の間のこと。霍去病は狩りをする孤狼のように、殺戮の中で獲物を弄び、一口ずつ関羽を引き裂いていく。


この戦闘は、すでに理念の争いから、徹底した生死の戦いへ変わっていた。霍去病の攻勢は凶猛で直接的であり、この「変節」した昔日の戦友を徹底的に打ち倒すことだけを望んでいる。


関羽は防御の中で反撃の機を探し、一刀一刀に香火と道義への揺るぎない信念を注ぎ込んだ。


これはすでに真の搏命の戦いだった。双方ともに半分の手加減もない。衝突のたびに、エネルギーが消耗され、機体が崩裂する。最後に比べられるのは、もはや誰がより強いかではなく、誰が最後まで持ちこたえ、自らの信念を生き残らせることができるかだった。


空中激戦


三体の巨型機甲は空中で天地を震わせる肉搏戦を展開していた。神龍聖戦士は一対二で戦い、速度こそが最大の優位だった。その七彩龍鱗戦甲は空中に幾筋もの残影を描き、回避の一つ一つが信じ難いほど精確で、項羽の狂暴な拳のすべてを完璧に避けていた。


しかしトビーはすぐに気づいた。聖戦士がこのような極致の形態を維持して戦い続けるには、エネルギー消耗が予想を遥かに上回る。項羽と岳飛は高算力の加持の下で、一つ一つの攻撃が精密かつ高効率だった。それに対してトビーは、きわめて高い消耗を伴う方法で回避と反撃を行わざるを得ない。双方のエネルギー消耗比は、十対一にすら達していた。


火鳳凰は終始そばを旋回し、絶え間なく彼へエネルギーを送り続けていたが、このような高強度の交戦では、戦闘がもたらす巨大な損耗を完全に相殺することはできなかった。これ以上長引けば、局勢は味方にますます不利になるだけだ。


戦闘時間が徐々に長引くにつれ、神龍聖戦士の動きには避け難い微細な滞りが現れ始めた。項羽の致命的な両拳はなお辛うじて避けられていたが、岳飛の刁鑽かつ精密な「鎖魂」の攻勢を前にしては、もはや一滴の漏れもない防御を維持できなくなっていた。


岳飛の十二道金牌は、深刻な損傷こそ与えられなかったものの、七彩龍鱗戦甲に何度も新しい切痕を残し、神龍聖戦士のもともとほぼ完璧だった戦闘リズムに破綻を生じさせ始めた。


岳飛は、神龍聖戦士のそれら微かで見逃しがちな破綻と、中核周波数の細微な変化を精確に捉えた。彼はただちに、相手が力尽き始めていると判断し、心中に一つの念が掠めた。好機だ。


岳飛は自身の卓越した防御性能を恃み、疲態を見せ始めた神龍聖戦士の前で、しばらく単独で支えられると判断した。そこで彼は即断し、意識流を通じて項羽へ戦術指令を下した。


「項羽! ここは私に任せろ。おまえは直ちに後退して蓄能せよ。100%蓄能・四面楚歌でなければ、相手を徹底的に撃破するには足りぬ。」


項羽は狂傲ではあったが、岳飛の戦術判断を疑ったことはなかった。岳飛が身を横たえて介入し、項羽のために強引に一筋の隙を作った瞬間、項羽の雄壮な身躯は猛然と後退し、二人から五百メートルの距離を一気に取って、「四面楚歌」の蓄能を開始した。


たちまち、狂暴な紫の闘気が彼の頭上で狂ったように集まり、圧縮され、破滅的なエネルギーが急速に上昇していった。


火鳳涅槃


神龍聖戦士は項羽の意図に気づくと同時に、体内エネルギーが限界へ近づいていることも感じ取った。項羽に蓄能を完成させれば、結果は不堪設想だと彼は深く理解していた。先に岳飛を撃破し、主導権を奪い返さねばならない。


だが、防御を得意とする岳飛を相手に、瞬く間に撃破するなど、どうして容易であろうか。


岳飛と神龍聖戦士は再び纏戦に入った。岳飛は全力で「十二道金牌・鎖魂」を催動し、十二面の金牌がたちまち飛梭のように縦横へ旋回した。四方八方から神龍聖戦士を囲んで高速に穿梭し、時に行く手を封じ、時に隙を狙って突き刺し、隙間のない絞殺の網を構築する。


「鎖魂金牌」の攻撃は精密で刁鑽であり、神龍聖戦士に持続的な拆解と回避を強いた。もともと連貫していた攻勢も切り刻まれ、支離滅裂になっていく。しかし神龍聖戦士は超絶の速度と神龍剣の覇道の鋒芒により、次第に封鎖を突破し、反対に岳飛へ迫った。


局勢が逆転するにつれ、岳飛は金牌をすべて身側へ呼び戻し、今度は「十二道金牌・迴天」を施展した。十二面の金牌は彼の周身に自律運転する防御網を構築し、襲い来る攻勢を自動で遮断する。


「迴天金牌」の厄介さは、持続的に螺旋回転する運行形態にあり、敵方のあらゆる遠距離攻撃を反射し、それによって守勢を攻勢へ変えることができる点にあった。


幸い、神龍聖戦士の攻勢の多くは近身肉搏であり、「迴天金牌」が彼に与える実質的脅威は限られていた。しかし、時間はもはや引き延ばしを許さない。できるだけ早く岳飛の防線を突破するため、神龍聖戦士は攻勢を絶えず速め、それに伴って技の中の破綻も増えていった。


双方は高空で再び数合にわたって激闘した。金光、龍影、剣芒が交錯し縦横に走り、戦況は一時膠着して勝敗を分け難かった。


ついに、岳飛が「十二道金牌・穿雲」へ技を切り替えようとし、周身の防御が下がった瞬間を捉え、トビーは命を賭けた一搏を決断した。残り少ないエネルギーを賭け、十倍出力を神龍剣へ瞬時に注ぎ込み、覇道の殺招「龍煌斬」を悍然と施展する。


「龍煌斬!」神龍聖戦士は怒吼し、手中の神龍剣から前代未聞の眩い光が爆発した。もともと剣身にあった七彩の流光は、一瞬であらゆる色を呑み込む極致の純白へ変わり、まるで太陽一つを凝縮した光輝のようだった。


神龍剣の身は重厚な嗡鳴を発し、周囲の空間は人を呑むようなエネルギーに歪められ、肉眼で見えるエネルギーの漣漪を幾筋も放った。瞬間、極限まで圧縮された純白の剣光が突如炸裂し、七彩の雷芒を帯びた斬撃へ変じて、岳飛の漆黒の戦甲へ猛然と劈きかかった。


岳飛は最後の一瞬で辛うじて反応し、十二道金牌を強引に呼び戻して防ごうとした。しかし神龍剣の覇道の斬撃を前に、それらは蟷螂の斧のごときものだった。十二道金牌は次々と神龍剣の森然たる白光に呑み込まれ、湮滅して跡形もなくなった。

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