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第5章の13 重なり合う想い


 緊迫した空気がその部屋を支配していた。彼らのうち数名は部屋から出ていき、その部屋に残ったのは秀斗と錬魔。

 秀斗は虚ろな目で弥生の生気がない顔を見つめた。その頬に手をやると、なめらかな肌は少し冷たい。


「あの術を使いやがったのか……」


 秀斗はベッド際に膝をついて、弥生の頬を撫でる。弥生は昏睡状態で、いつ目覚めるかもわからない。いや、目覚めるかどうかも……。


「こいつが一番血を嫌ってたのに……決別を誓ったんじゃねぇのかよ」


 秀斗はくっと奥歯を噛みしめる。魔力を使い果たして倒れている弥生を見つけたのは秀斗だった。街を巡回していると、突如弥生の覇動が強くなりかき消えたのだ。嫌な予感を感じて森へと走ると、そこには弥生が勇輝に折り重なって倒れていた。


「弥生の判断は正しい。おそらく勇輝の傷は手おくれのものだったのだろう。俺を呼べば百パーセント助からなかった。だから弥生は自分にかけたんだ……この術なら勇輝は助かり、弥生も五十パーセントの確率で生きられる」


 錬魔は秀斗の隣に立ち、硬い、医者の表情で弥生を見下ろしている。

 魔術師にとって魔力は生命維持に関わり、魔力がゼロになれば瀕死状態に陥る。そこから回復できるかは、その者の気持ちと運だ。


「そんなに、勇輝が大事かよ……自分の意思を曲げてまで助けたかったのかよ!」


 秀斗はやりきれなさのあまり拳をベッドに叩きつけた。震動が弥生にも伝わるが、彼女は石像のようにそこに横たわったままだ。


「秀斗……!」


 錬魔は窘めるように秀斗の肩に手を置いた。


「勇輝は俺たちの仲間だ」


「わかってる。わかってんだ。俺も、もし弥生と同じ状況になれば……この術を使ってた。わかってる。これは八つ当たりだ……」


 秀斗は力なく呟き弥生の手を取った。その左手に赤い一本の傷があることに気づいて、秀斗は悲しそうに唇を噛みしめる。傷をあまり刺激しないようにそっと手を握った。


「でも、俺は……弥生を失うのが怖くてたまらないんだ」


 弥生を殺すと、昔約束した。最後は同胞の手で死にたいと、彼女が願ったからだ。だがいざ死が近づくと、恐怖で何もできなくなる。


「弥生は強い。それはお前も知っているだろう。勝手に死んだりはしない」


 錬魔は強い口調でゆっくりと言い聞かせるように言った。願いを含んだ言葉。


「あぁ……信じている」


「俺は勇輝の方についている。お前は弥生についていてやれ」


「あぁ。あの二人は、大丈夫か?」


 先に出ていった零華と癒慰の顔は硬く強張り、辛そうにしていた。


「……動揺したのだろう。目を背けてきた問題だからな」


「もう……逃げられねぇのか?」


 錬魔は深く溜息をつき、静かに首を横に振った。わからない、と。

 錬魔は秀斗の肩を二度叩くと、無理はするなと言い残して部屋を出ていった。

 残された秀斗は、床に座り込みベッドによりかかりながら弥生の横顔を眺める。握った手が握り返されることはない。


「弥生……目を開けてくれ」


 秀斗は切に願いながら、握る手に力を込めた。








 身体を何かが貫いている。胸が焼けているように熱い。視界は真っ黒で、やけに心臓の音が大きく耳に届いていた。

 ふわふわと宙を漂っているかのような浮遊感。そしていつの間にか胸の熱さは消えていた。心臓の音は規則正しく、耳を傾けているとなぜか落ち着く。

 心地よい安心感。視界に光が入って来た。


(……朝?)


 勇輝の意識は水面から出るように、ふわりと覚醒した。二三度目を瞬かせ、ぼーっと天井を見上げる。

 学校に行かないとな、と思った瞬間、視界に錬魔の顔が現れて心底驚いた。二度寝しようかと思っていた眠気が吹き飛んだ。


「れ、錬魔?」


 なぜ錬魔がここにいるのかと問いただそうと身を起こすと同時に、剣で刺された感触が蘇る。急いで傷口に手を当てたが、夢だったかのように胸には何もない。


「……あれ、俺どーしたんだっけ」


 夢だったのだろうかと、勇輝は首をひねる。だが服は制服のまま。そして爪に土が入っていることに気づくと、勇輝は血相を変えた。

 隣にいる錬魔を勢いよく見る。


「錬魔が助けてくれたの?」


 傷を負った時のあの生々しさ。死への恐怖。あれは夢ではない。


「違う、お前を助けたのは弥生だ」


「……そっか、弥生か」


 あの銀色は弥生だったのかと、妙に勇輝は納得した。


「弥生はあいつらと闘ったのか?」


 勇輝の脳裏に襲われた瞬間のことが蘇る。知らず知らずのうちに手がお守りに伸びていた。これがなかったら、最初の一撃でやられていた。


「それはどうかわからない」


 勇輝はそっかと呟いてお守りをぐっと握りしめた。そしてその感触の違和感に気づく。

 不審に思ってそれをよく見ると、銀色の紡命珠が割れていた。勇輝の目が大きく開かれ、それに気付いた錬魔の眉がひそめられる。


「錬魔……これは、術者の命も表すって言ったよな。弥生は治癒の力はないはず……ならなんで俺は生きてんの?」


 もっともな疑問に、錬魔は深々と溜息をついた。できるなら勇輝は弥生より後に目覚めて欲しかった。本当のことを知れば、確実に気に病むだろうから。


「錬魔、弥生は? 弥生は何をしてる?」


 珍しく言い渋る錬魔に、勇輝は表情を硬くして問い詰めた。嫌な予感がする。

 勇輝の強い眼差しに、錬魔は観念した。


「弥生はお前を助けるために禁術を使い、今は生死の境目を彷徨っている」


 勇輝の顔が強張り、ベッドから飛び出ようとした。それを錬魔が押しとどめ強引に寝かしつける。


「離して!」


 もがく勇輝を錬魔は無理矢理押さえつけた。


「弥生には秀斗がついている。それに紡命珠は割れただけだ……魔術師が死ねば、紡命珠は砕け散る」


 しばらく勇輝は抵抗していたが、やがて大人しくなって布団にもぐりこんだ。


「勇輝……お前が気に病む必要はない。全ては弥生の判断だ」


 錬魔は布団をから出ている小さな頭に向かってそう言った。勇輝は錬魔に背を向けたまま返す。


「でも……やられたのは俺なんだ。俺が偽物の歩にほいほいついて行ったから」


「そうか……あの歩は餌か」


 勇輝が襲われたと知って、一緒にいた歩の消息が気になりはしたが……。


「俺は……弱いな」


 あの時、もし麻酔銃を持っていたとしても、護身用の剣を持っていたとしても、結果は変わらなかった気がする。彼女の動きを目で追うのがやっとで、身体が全く反応できなかった。それほどの実力差。


「お前は人間だ。無理に奴らと渡り合おうとするな」


「でも、俺は守られてるだけなんて……嫌だ」


 錬魔は困ったような顔をして、勇輝の頭に手を置いた。


「今日はもう遅い。寝ろ……明日には弥生も、目を覚ますだろう」


 その言葉に勇輝が窓の方を見ると、外は真っ暗だった。ずいぶんと寝ていたらしい。

 錬魔は勇輝の頭を優しく撫で、勇輝はその心地よさにうつらうつらとしてくる。


「錬魔……」


「うん?」


「俺、強くなり……たい」


「あぁ……なれるさ」


 錬魔がしばらく撫でていると、勇輝は眠りに落ちたのか規則正しい寝息を立て始めた。

 錬魔はすっと手を引き、表情を曇らせる。


(とうとう、勇輝を俺たちの問題に巻きこんでしまった……こいつは、ただの人間なのに)


 龍牙隊幹部の暁美を母に持っていても、魔術とは縁のないただの人間だった。それが彼らと出会ったことで変わってしまった。


(ここら辺が、引き際だろうか)


 錬魔は最後にもう一度優しく勇輝の頭を撫でてから部屋を後にした。弥生の様子を見に行かないといけない。

 錬魔は廊下を歩きながら、心が重くなるのを感じるのだった。








 夜の帳が下りた。癒慰の部屋では、癒慰と零華が静かにお茶を飲んでいた。癒慰が香りのよいものを選んで温めている。


「今日は久しぶりにシードルを出してみたの」


「いいりんごの香りね」


 癒慰が温めたシードルをカップに注ぐ。リンゴの甘い香りが部屋に拡散した。

 癒慰がカップに注ぎ終わると、二人はそれぞれカップを手に持ち一口飲む。


「うん、おいしい」


「えぇ、とても」


 二人は黙ってお茶を飲み、やがてどちらともなく話し始めた。話題は、自然と弥生と勇輝のことになる。


「勇輝君は先程目覚めたと錬魔君が言ってましたね」


「うん、怪我は完治してるし、明日からは普通に動きだすわね」


 癒慰は零華のカップが空になったのに気付くと、お茶を注ぐ。零華は軽く礼を言って、また一口飲んだ。


「弥生ちゃんは、どんな思いであの術を使ったのかな……」


 癒慰はカップの淵を指でなぞりながら呟いた。まだ残っているシードルに映る自分も、彼女と同じことをしただろうかと自分に問う。

 答えはわからなかった。


「私も、弥生ちゃんのように意思を変えることができるでしょうか。この血を認めることが、できるでしょうか……」


 癒慰の心の声そのままを零華が口にし、癒慰ははっと我に返って零華の顔を見る。零華は複雑そうな表情をしていた。


「でも弥生ちゃんは、まだ名を口にしたわけじゃない。ただ、使っただけ」


 癒慰は半分自分に言い聞かせるように言った。弥生の蒼白な顔が脳裏に蘇る。


(弥生ちゃんにとって、勇輝君の、仲間の命は意思以上に大切なものだったんだ……)


 担ぎ込まれた弥生を見、その原因を知った瞬間、身体の震えが治まらなかった。弥生を失うかもしれないと思うと怖かった。そして、逃げられないと思うとさらに怖かった。


「レガーシアが再び現れた。これは、私たちに決断しろということなのかもしれませんね」


 零華は残りのお茶を一気に飲み干した。零華自身も動揺しているのだ。

 突如として、封じ続けてきたものが解き放たれようとしているのだから。


「平穏に、生きたいのにね」


「それをさせないのが、この血の運命さだめでしょう」


 零華は悲しげに微笑み、頬杖をついた。癒慰はティーポットが空になったのでシードルを熱燗に入れて温める。


「今日は少し遅くまで起きてよっか」


「えぇ……後少し」


 二人はぽつりぽつりと話しながら、長い夜を過ごすのだった……。








 身体が鉛のように重い。視界は真っ暗で、時々見知った風景が浮かんでくる。自分の故郷や、秀斗と会った時、そして仲間の魔術師や、彩……そして勇輝。

 浮かんでは消える想いで。

 弥生はそっと目を閉じた。今はただ休みたい。目を閉じても外では風景が流れているらしく、目がちかちかした。


(……う)


 突然弥生の左手に痛みが走った。堕ちかけていた意識が少し浮上したが、すぐに弥生は深い闇に落ちていく。

 意識のない世界で、弥生は横たわり続けた。

 何度か意識が浮上するが、相変わらず目の前は真っ暗だ。気づけば自分は椅子に座り、前をぼうっと見ている。

 目の前には今まで自分が殺してきた者たちが映っている。四角く切り取られた映像は、その半分が赤く染まっている。

 弥生はそれに対して何の感情も抱かず、ただ流れるものを眺めていた。そのうち、御影の姿が現れた。

 音は聞こえない。ただ、その闘いの記憶は鮮明にある。彼女の口を見るだけで、言葉もわかった。


“憐れな、神の名を持つ子どもたち”


 御影は愉悦に満ちた笑みを浮かべ、彼女たちを見下していた。


“国に捧げられた一族の末裔……闇の王が葬ってくれるわ”


 弥生は不快そうに眉をひそめ目蓋を閉じた。自身に流れる血のうち、闇の血は受け入れた。だが、もう一つはまだできないでいる。己の運命を縛る、残酷な血を……。

 弥生は静かに頭を振って目を開けた。すでに映像は変わり、血しぶきがあがっている。

 弥生はひじ掛けに腕を置き、頬杖をつきながらそれを眺めた。記憶にある闘いも、ない闘いもある。

 退屈さに寝ようかと思っていると、突然左手に痛みが走った。反射的に左手を引いて掌を見ると、赤い一筋の傷がくっきりと残っている。


(この傷は……何だ?)


 覚えがあるようで、ない傷。霞がかかったように、頭がぼうっとしている。傷口がさらに痛み出してきた。ぐっと圧迫されているのか痺れてくる。


「このっ……痛い!」


 弥生はくっと歯を噛みしめ、左手をぐっと握った。爪が何かに食い込んだ感触と、誰かの悲鳴が暗闇をうち払った……。


「痛ぇっ!」


 弥生は耳元で聞こえたその声に、ゆっくりと目蓋を開けた。なんだか目蓋まで鉛でできているように重い。

 弥生は瞬きをして、虚空を見つめた。光の

加減から昼間だということはわかる。


「……や、弥生?」


 震えた声が耳元でする。弥生は億劫そうに首を横に向けると目の前に秀斗の顔があった。反射的に身を引かせる。そして自分の左手が秀斗の手を握っていることに気が付き、ぱっと手を離した。秀斗の手にはくっきりと爪痕が残っている。

 秀斗は自由になった手を弥生に伸ばした。言葉が出ないのか、無意味に口を開け閉めしている。


「そうか……助かったのか」


 弥生はぽつりとそう呟き、ゆっくりと身を起こした。起こすまでが辛いが、一度起こしてしまえば楽だ。

 ゆっくり迫る秀斗の手を払いのけたいが、その力もない。ゆっくりと近づいていた手は急に弥生へと伸びた。本体を伴って。


「弥生!」


 秀斗はベッドに飛び乗り、弥生を抱きしめる。ぱぁっと顔が明るくなり、弥生の肩口に顔を埋めた。


「本当に、死んだかと思った!」


 弥生と勇輝が如月に運びこまれてから丸一日が経っていた。その間秀斗は弥生の傍を離れず、ずっと手を握っていたのだ。何度、最悪の事態を考えたかわからない。

 彼の腕に籠る力に、弥生は胸が苦しくなる。


(また、心配をかけてしまった……)


 弥生は金髪を見ながら、小さく息を吐いた。


「すまない……秀」


 弥生は素直に謝罪の言葉を口にする。秀斗の痛いほどの心配が身体を通して伝わり、そのまま身体を彼の胸に預けていた。


「弥生……本当によかった!」


「秀……すまないとは思っているが……悪い、限界だ」


 弥生は離れようと身じろぎをするが全く秀斗の腕は開かず。月契を召喚しようにも魔力が不足していて掌に淡い光が灯るだけだ。

 ここで無理に具現化すれば倒れかねない。

 秀斗はそんな弥生に気づいたのか、身体を少し離し弥生をじっと見た。弥生は圧迫から解放されて身体の力を抜く。


「……俺も、限界だ」


 秀斗は弥生を真剣な目で見つめ、甘い声で囁いた。流れるような動作で弥生を押し倒し、見動きを封じる。

 弥生はすぐに起き上がろうとしたが、魔力が枯渇状態の上、力のみでは男には敵わない。


「弥生……絶対死なせねぇ…………好きだ」


 秀斗はうわ言のようにそう囁き、弥生の顎に手を添えると親指で唇をそっとなぞった。

 弥生の頬に朱が射す。主に怒りで。

 先程まで真面目に反省していた自分がバカらしくなってきた。

 秀斗は熱のこもった瞳で弥生を見つめ、すっと顔を近づける。弥生は左手を最大限に伸ばし、何かを探るように動かす。顔を逸らそうにも秀斗に掴まれていて動かせない。


「弥生……お前は俺が守るから」


 弥生の視界にはもはや秀斗しか映っていない。秀斗の瞳に自分が映っている。

唇が触れそうになった刹那、やっと弥生の手に探していたものが触れた。

 弥生はそれを掴み、渾身の力で腕を回して秀斗の頭を殴打した。勢い余ってそれは弥生の手を離れ、窓ガラスを破って下に落ちていく。


「うがっ!」


 唇が触れるまでほんのわずかまで迫っていた秀斗はもんどりを打ってベッドから転げ落ちた。弥生は勢いをつけて起き上がり、きっと秀斗を睨みつけた。


「貴様! 私に、口づけるという、ことが……何を、意味するのか、分かっているのか!」


 肩で息をしている弥生はとぎれとぎれにそう言い放つ。


「地獄行きです」


 秀斗は弥生の剣幕にぴしっと正座をし、姿勢を正して答えた。

 頭は溶岩が染み出しているように熱く、ジンジンと痺れている。そしてつーっと額に生温かいものが流れて来た。そっと手を当ててみれば、真っ赤な血である。


「で、でも。ノーガードの時にランプで殴るとか……無しじゃね?」


 秀斗は視線をサイドテーブルに移し、顔を強張らせながらそう問い返す。血は止まらず流れ続けている。


「自業自得だ」


 弥生がそう吐き捨てた時、バタンとドアが開いて人が飛び込んで来た。


「何があった!」


「弥生、大丈夫!?」


 緊迫した表情の錬魔と、不安げな勇輝である。二人は部屋奥の寝室まで駆けこみ、弥生の無事を確認した。そして秀斗の状態から何があったかを察すると、ゆうに三拍は押し黙るのだった……。





 どう転んでも、神名は神名。コメディーテイストに変わりはないという……。

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