第31話 霜の朝と、あったかい風
第31話 霜の朝と、あったかい風
群れが森へ散ってから、半月がたった。
その朝は、冷えた。
目を覚ますと、窓の外が、うっすらと白かった。庭の草の先に、霜が降りていた。
縁側の隅の、鉄の鍋をのぞくと、ルルが、毛糸玉を抱えて丸くなっていた。白い毛と、白い霜。どっちがどっちか分からないくらいだった。
「ルル、おはよう」
ルルは、片目だけ開けて、空色の目で俺を見た。それから、また閉じた。
◇ ◇ ◇
鍋の横に座って、光の画面を開いた。
『本日の無料ガチャ:1回』
この半月の無料ガチャは、いつもどおりだった。炭の棒。乾燥ハーブ。塩。包帯。ろうそく。毛糸の靴下が出た日は、ミリィが「ちっちゃい!」と叫んで、ポポと取り合いになった。
白いカプセルばかり。でも、どれも、ひだまりの家のどこかで、ちゃんと使われている。
「レンにいちゃん、今日のは?」
廊下の向こうから、ミリィとポポが、毛布を引きずったまま走ってきた。二人とも、まだ寝間着だ。
「これから」
「まって、まって!」
二人が、俺の両側にぺたんと座りこんだ。画面は二人には見えない。でも、何が出てくるかは見える。毎朝、これを楽しみに起きてくるのだ。
手を伸ばした。
ガチャの絵が、くるくると回る。
ころん、と白いカプセルが転がり出てきた。
ぱかり。
『【N】干し魚(塩なし)
塩を使わずに、じっくり干した魚。
猫が食べても、だいじょうぶ。』
縁側に、紙に包まれた干し魚の束が、ぽとりと落ちた。
一瞬の、間があった。
鍋の中で、ルルの耳が、ぴくりと動いた。
次の瞬間、白いかたまりが、鍋から弾かれたように飛び出した。
さっきまで寝ていたとは思えない速さだった。
でも、体の方は、まだ半分寝ていたらしい。
干し魚の束に飛びついたとたん、勢いあまって、束ごと、ごろん。両手で抱え直そうとして、また、ごろん。やっと抱えたと思ったら、束がつるりと前足から抜けて、縁側の板の上を転がっていく。
ルルは、それを追いかけて、もう一回飛びついた。
ごろん。ごろん。
三回目で、ようやく、束をお腹の上にしっかり抱えこんだ。仰向けのまま、満足そうに、干し魚にかじりつく。
尻尾だけが、ぴんと立っていた。
ミリィとポポが、お腹を抱えて笑い転げた。
「ルルのごはんが出たー!」
「ルル、よかったね!」
俺も、笑った。笑いすぎて、涙が出た。
ガチャから出てくるのは、塩や包帯や、靴下。いつも、ひだまりの家の誰かの暮らしに合ったものだ。
だとしたら、ルルも、ちゃんと、その「誰か」に入っているんだ。
「……ガチャの神様は、たぶん、猫好きだな」
ルルは、干し魚をくわえたまま、得意げに「みゃ」と鳴いた。
束をほどくと、干し魚は十本あった。ルルの分を取り分けて、一本だけ、紙に包み直した。
これは、ガルドさんの分だ。
◇ ◇ ◇
朝ごはんのあと、台所に行くと、院長先生が、大きなかごいっぱいの洗濯物を抱えていた。
窓の外は、どんよりした灰色の空だった。霜は溶けたけれど、日は差しそうにない。
「今日は、乾かないわね」
院長先生は、空を見上げて、ため息をついた。
小さい子たちの服は、毎日汚れる。冬になると、なかなか乾かない。乾かない服が、部屋の中にずらりとぶら下がるのが、ひだまりの家の冬の景色だった。
「先生、俺がやります」
「レンが?」
庭の物干しに、洗濯物がずらりと並んだところで、右の手のひらを向けた。
風よ。
ふわりと、手のひらから風が流れた。
ろうそくの火を吹き消せるくらいの、小さな風。それが、小さなシャツやズボンの間を、ゆっくりと通り抜けていく。
あの戦いのあと、毎晩、少しずつ練習していた。最初は、ルルのひげを揺らすくらいだった風が、今は、物干しの端から端まで届くようになった。
ミリィとポポが、どこからか走ってきて、風の通り道に顔を突き出した。
「つめたーい!」
「レンにいちゃん、もう一回!」
二人の髪が、ふわふわと揺れた。きゃあきゃあと、笑い声が上がった。
……でも。
しばらく風を送ってから、端のシャツをつまんでみた。
冷たい。じっとりしている。
さっきより、少しはましになった気もする。でも、今日のこの空では、夕方までかかっても乾きそうになかった。
「無理しなくていいのよ」
院長先生が、やさしく言った。
「冬の洗濯物は、乾かないものなの。毎年のことだから」
毎年のこと。
そう言われると、余計に、なんとかしたくなった。
風が冷たいから、乾かないのだ。夏の洗濯物は、昼までに乾く。お日さまが、風を温めてくれるから。
だったら。
あの朝を、思い出した。門の上で、乾燥ハーブに火をつけて、そよ風で煙を壁の上に送った朝。
一つずつなら、ろうそくの火と、香りと、洗濯物の風。三つ合わせたら、コウモリの群れを追い払えた。
「先生。火かご、借りてもいいですか」
◇ ◇ ◇
物置から、冬に使う鉄の火かごを引っぱり出して、物干しの風上に置いた。
中に炭を入れる。指を近づけて、着火。
ぽっ。
ろうそく三本分の火が、炭の端に移った。少しずつ、赤くなっていく。
火かごの後ろに回って、手のひらを向けた。
風よ。
そよ風が、赤くなった炭の上を、ゆっくりと通っていく。
それから、洗濯物の間へ。
「……あれ?」
最初に気づいたのは、ポポだった。風の通り道に、また顔を突き出していたのだ。
「つめたくない!」
ミリィも、あわてて顔を突き出した。
「あったかーい!」
物干しのシャツが、ふわり、ふわりと揺れた。さっきまで重たそうに垂れていた袖が、軽くなっていく。
院長先生が、端のシャツを手に取った。
それから、目を丸くした。
「……乾いてる」
全部じゃない。厚い服は、まだ湿っていた。でも、薄いシャツや下着は、さっきとは比べものにならなかった。
「まあ、まあ」
院長先生は、何度も同じシャツをさわって、それから、笑い出した。
「火と風で、お日さまを作っちゃったのね」
そんな大げさなものじゃない。ろうそく三本分の火と、ろうそくを吹き消すくらいの風だ。
でも、二つ合わせたら、冬の洗濯物が乾いた。
一つ一つは小さくても、組み合わせれば、届く。
その代わり、ずっと手のひらを向けているのは、思ったより疲れた。物干しを二往復したところで、頭の奥が、ぼうっとしてきた。魔力というものが、少しずつ減っていくのが分かる。
「レン、もういいわ。顔が白いわよ」
「……あと、少しだけ」
「だめ。続きは、明日」
院長先生に止められて、縁側に座りこんだ。
すぐに、ルルが膝に乗ってきた。干し魚のにおいがした。
そこへ、裏口から、トーマが顔を出した。薪割りを終えたところらしく、額に汗をかいていた。
「なんだ、この風。あったかいじゃん」
「火かごの上を通してる」
トーマは、物干しと、火かごと、俺の顔を、順番に見た。
「お前、それ、冬じゅう洗濯係だな」
「……え」
院長先生が、うれしそうに手を合わせた。
「助かるわ。ひだまりの家の冬は、長いから」
ミリィとポポが、「せんたくがかりー!」と言いながら、俺のまわりを回りはじめた。
町を守った魔法が、今は、洗濯物を乾かしている。
それで、いいと思った。
◇ ◇ ◇
昼前、院長先生の部屋の戸をたたいた。
手には、布の袋を一つ持っていた。中には、銀貨が三十四枚。
あの夜、毛布の上で分けた、ひだまりの家のぶんだ。
「先生。これ、預かってください」
院長先生は、袋の口をのぞいて、しばらく言葉を失っていた。
「レン、これ……」
「報酬の、半分です。小さい子たちの冬の靴と、薪と。残りは、いざというときのために、取っておいてください」
ひだまりの家の子どもは、十一人。その中で、靴に穴があいている子が、六人いた。ミリィの靴は、親指のところから、毛糸の靴下がのぞいていた。
「いざというときが来たら、先生が使ってください。俺に聞かなくていいです」
院長先生は、袋を両手で持ったまま、黙っていた。
それから、部屋の棚の上から、古い木の箱を下ろした。ふたを開けると、中は、ほとんど空っぽだった。銅貨が、何枚か転がっているだけ。
その中に、銀貨の袋を、そっと入れた。
「この冬と、その次の冬の薪を買っても、まだ余るわね」
「じゃあ、その次の冬の分も、です」
院長先生は、少し困ったような顔をして、それから、目元をぬぐって、笑った。
「あなた、本当に、計画を立てるのが好きね」
「……はい」
計画なら、もう一つある。
寝床の下の、四つの銀貨の山のことは、言わなかった。
あれも、ちゃんとした計画だ。たぶん。
◇ ◇ ◇
午後、トーマと一緒に、ギルドへ向かった。
ひしゃげていた門は、新しい扉に付け替えられていた。石工の親方たちが、崩れた壁のところを、まだとんとんと直している。親方が、俺たちに気づいて、こての先で手を振った。
門の前の杭の列は、抜かずに、そのまま残してあった。
「次のためにな」
と、親方は言った。
広場の貼り紙は、もう、群れのことではなかった。
『苔むす洞、来週より入れます。
見習いは、指導役の同行を条件とします。』
トーマが、貼り紙の前で、拳をにぎった。
「来週だって」
「うん」
あの洞窟に最後に入ったのは、調査隊で森へ行く前だった。まだ一か月もたっていないのに、ずいぶん、昔のことのような気がした。
ギルドに入ると、リゼさんが、カウンターの向こうで手を振った。
「レンくん、トーマくん。こんにちは。貼り紙、見た?」
「見ました」
「三階の地図の続き、楽しみにしてるわね」
三階の地図は、描きかけのままだ。牙トカゲの爪あとを見つけて、引き返した、あの日のまま。
「……はい。今度こそ、最後まで描きます」
リゼさんは、うなずいてから、奥の部屋の方をちらりと見た。
「騎士団は、まだ戻ってこないの。オスカーさんたちも、案内で一緒に行ったきり」
ちょうど、その奥の部屋から、ハロルドさんが出てきた。手に、何枚もの紙を持っている。森から届いた、知らせの紙らしかった。
ハロルドさんは、紙を見ながら、太い眉を寄せていた。
「……思ったより、長引いているな」
それだけ言って、また奥へ戻っていった。
リゼさんも、小さく首をかしげていた。何が長引いているのかは、教えてもらえなかった。
森の奥の、あの窪地。どくん、どくんと脈を打っていた、黒い柱。
あれは、今、どうなっているんだろう。
◇ ◇ ◇
壁際の椅子に、ガルドさんが座っていた。
左の肩の包帯は、まだ取れていない。神官様の言ったとおり、深い傷は、ひと月かかる。
「来週から、また洞窟だ」
ガルドさんは、俺とトーマを、じろりと見た。
「浮かれるなよ。お前らは、まだ見習いだ」
「分かってます」
「ダンとニコも一緒だな。四人で行け。俺も、ついていく」
「えっ、でも、肩……」
「剣は振らん。目と口は使える」
門の上で聞いたのと、同じ言葉だった。
トーマと顔を見合わせて、二人で笑った。
それから、ポケットの中の、紙の包みを思い出した。
「あの、ガルドさん。これ」
包みを差し出すと、ガルドさんは、眉をひそめた。
「なんだ」
「干し魚です。塩なしの。今朝、ガチャから、たまたま出たので」
ガルドさんの手が、一瞬、止まった。
たまたま。
トーマと二人で、はじめてスライムを狩った日。ガルドさんは、包みの奥から塩なしの干し魚を出して、ルルにくれた。なんでそんなの持ってるんですか、と聞いたら、たまたまだ、と言った。どう見ても、たまたまではなかった。
ガルドさんは、包みを受け取って、しばらく黙っていた。
それから、ふん、と鼻を鳴らした。
「……たまたま、か」
「たまたまです」
「なら、もらっておく」
ガルドさんは、包みを、懐にしまった。口の端が、ほんの少しだけ上がっていた。
ルルのためではなく、ガルドさんの分として渡したのだけれど、たぶん、ルルが遊びに行ったときのおやつになるんだろう。それでいい、と思った。
「それと、レン」
ガルドさんの声が、少し低くなった。
「紐は、どうした」
「……直せないって、ベルンさんに言われました」
十連を回した次の日、ちぎれた投石紐を、ベルンさんの店に持っていった。
ベルンさんは、眼鏡を押し上げて、長いこと紐を眺めていた。ちぎれた革を指でなぞって、それから、静かに首を振った。
「革だけなら、継げる。でも、この模様は、わしには描けないよ。こんな模様の入った革は、王都でも見たことがない」
青く光っていた風の模様は、ちぎれたところから、すっかり薄れてしまっていた。
紐は、縁側の隅の、鉄の鍋の横に置いた木の箱にしまってある。ときどき、ルルが箱のふちに前足をかけて、中のにおいを、くんくんと嗅いでいる。
「なら、手で投げろ」
ガルドさんは、あっさり言った。
「洞窟の中なら、その方が早い。紐を回している間に、岩トカゲは三歩寄ってくる」
「……はい」
「遠くのやつは、ニコの弓がある。前には、トーマの盾がある。ダンの槌もある」
ガルドさんは、包帯の巻かれた肩を、少しだけ動かした。
「一人で、全部やるな。あの日、門の上で、分かっただろう」
分かった。
壁の上には、ニコさんの矢があった。オスカーさんの槍があった。門の内側には、トーマの盾があって、二の門があって、その前に、ルルがいた。
俺の石は、その中の、一つだった。
「はい」
もう一度、返事をした。今度は、ちゃんと、腹の底から声が出た。
トーマが、横で、こくこくとうなずいていた。
◇ ◇ ◇
その夜。
寝床の下から、袋を引っぱり出した。
毛布の上に、銀貨を並べる。三枚ずつ、四つの山。あの夜に分けたまま、一枚も減っていない。
半月、我慢した。
えらい、と思う。前世の俺なら、たぶん、次の日には全部回していた。
山の一つを、指でつついてみた。銀貨が、ちゃりん、と小さく鳴った。
……回したい。
正直に言えば、毎晩、回したかった。十一個のカプセルが、いっぺんに転がり出てくる、あの音。青い光。今度こそ、金色が出るかもしれない、あのどきどき。
でも、四回しかない。
四回しかないなら、大事に使わなきゃいけない。一度に回したら、楽しみが、いっぺんに終わってしまう。
「……そうだ」
指を折って、数えた。
今が、秋の終わり。冬が来て、冬が終わって、春になるまで、だいたい四か月。
「十連は、月に一回」
四つの山を、一つずつ指さした。
冬のはじめに、一回。冬のまんなかに、一回。冬の終わりに、一回。春になったら、最後の一回。
これなら、冬の間じゅう、ずっと楽しみがある。一か月待つたびに、十一個のカプセルが待っている。
完璧だ。
前の計画より、さらに完璧だ。
「月に一回。……決めた」
声に出して言うと、本当に決まった気がした。
鉄の鍋の中から、ルルが、こっちを見ていた。
空色の目と、金色の目。干し魚を抱えたまま、じっと、俺と、四つの銀貨の山を見比べている。
「……なんだよ」
ルルは、何も言わなかった。
ただ、金色の方の目だけを、すうっと細めた。
それから、ふい、と顔をそむけて、干し魚に、かじりついた。
……信用されていない気がした。
銀貨を袋に戻して、寝床の下の、いちばん奥に押しこんだ。
来週は、苔むす洞だ。
三階の地図を、最後まで描く。
描き上げたら、地図の代金が入る。でも、それは、また別の話だ。
別の、話だ。
(第31話 終わり)
――――――――――――
【ガチャ記録】第31話まで
ガチャを授かってから 132日目 / ガチャLv.5
回した回数:合計127回(無料100回・魔石27回) ※100回目(天井)は第25話で使用済み。次の天井は1000回目
今回出たもの
・無料ガチャ:【N】炭の棒、【N】乾燥ハーブ、【N】縫い針と糸、【N】塩一袋、【N】干しいも、【N】包帯、【N】ろうそく十本、【N】手ぬぐい、【N】毛糸の靴下、【N】干し魚(塩なし)
これまでに出たもの
・特別枠【祝福の一回】:【N】子猫
・スキル:【N】小石投げ+3、【N】方向感覚、【N】生活魔法:着火+1、【N】生活魔法:そよ風(少し上達)
・装備・冒険の道具:【SR】風読みの投石紐(第28話で切れた)、【R】革の小盾、【R】丈夫な雨合羽、【R】丈夫な革の胸当て(レンが着用)、【R】厚手の外套(レンの体に合う大きさ)、【N】砥石、【N】革の小物袋、【N】丈夫な縄、【N】丈夫な靴ひも、【N】革の手袋(投石紐の練習用に)、【N】革の水筒
・食べ物:【R】大きな燻製ハム(孤児院の晩ごはんに)、【R】干し果物の詰め合わせ(ダンとニコにも)、【R】堅焼きパン(大箱)、【N】じゃがいも(一袋)、【N】乾燥豆(一袋)×4、【N】干しいも×5、【N】小麦粉(小袋)×2、【N】乾燥ハーブ×3、【N】干し魚(塩なし)(ルルのごはん)、【N】塩一袋×11
・レシピ・本:【N】レシピ「じゃがいももち」(院長先生に)、【N】レシピ「はちみつケーキ」、【N】生活魔法の入門書(着火が少し上達)
・手当て・身の回り:【N】包帯×11、【N】手ぬぐい×9、【N】石けん×7
・布・裁縫:【R】厚手の毛布(孤児院に)、【R】大きな布地(院長先生が子どもたちの服に)、【N】縫い針と糸×7、【N】ボタン一袋×3、【N】革ひも×2、【N】指ぬき、【N】毛糸の靴下(小さい子たちに)
・台所・家の道具:【N】木のスプーン×2、【N】釘一袋、【N】木の器×2、【N】鉄の鍋(孤児院に)
・紙・灯り:【N】紙の束×9(地図の下書きに)、【N】炭の棒×7、【N】ろうそく十本×3
・庭:【N】青葉草の種(孤児院の庭に)、【N】青葉草の束(ダンの家に)
・おもちゃ・ルルの宝物:【N】猫じゃらし(ルルの宝物)、【N】毛糸玉×2(ルルの宝物)、【N】木のコマ(小さい子たちに)、【N】ビー玉一袋(小さい子たちに)
読んでいただき、ありがとうございます!
戦いが終わって半月。ひだまりの家に、いつもの朝が戻ってきました。
寝起きのルルは、干し魚をうまく抱えられずに、ごろんごろん。ガチャの神様は、たぶん猫好きです。
さて、「十連は月に一回」と決めたレン。
……決めました。たぶん。
次回は〔明日7日の朝7時〕に更新します。
久しぶりの、苔むす洞です。
ブックマークや、下の☆☆☆☆☆での評価をいただけると、とても励みになります。




