第26話 門の上の、一日目
第26話 門の上の、一日目
最初の波は、すぐに壁の下まで来た。
灰色のオオカミたちが、草をかき分けて、まっすぐ門に向かって走ってくる。その後ろから、角イノシシが、地面を揺らして突っ込んでくる。
「放て!」
衛兵さんの声で、壁の上から、いっせいに矢が飛んだ。
ニコさんの矢が、先頭のオオカミの肩に刺さった。そのオオカミが転んで、後ろの何匹かがつまずいた。
ほかの人たちの矢も、次々と当たった。背中に刺さったもの。足に刺さったもの。草の上に転がって、動かなくなるオオカミもいた。
それでも、群れは止まらなかった。
倒れた仲間を踏み越えて、後ろから、次の灰色の背中が押し寄せてくる。矢が刺さったままのオオカミまで、足を引きずりながら、まっすぐ門に向かってくる。一匹や二匹倒れたくらいでは、波の形は、少しも崩れなかった。
壁の下に、灰色の背中がひしめいた。オオカミたちが、壁の石に爪を立てて、跳び上がろうとする。届かない。また跳ぶ。届かない。その背中を踏み台にして、別のオオカミが跳ぶ。
どん、と門が鳴った。
角イノシシが、門に頭からぶつかったのだ。
門の内側で、誰かが叫んだ。トーマの声だった気がした。
後ろで、ガルドさんが怒鳴った。
「下は大丈夫だ! 門はそう簡単に破れん! 上を見ろ、上を! 自分の前の敵だけ見ていろ!」
ガルドさんの言うとおりだった。
門の前には、この六日の間に町の人たちが打ち込んだ、太い杭の列があった。その手前には、浅い堀。角イノシシは、どんなに勢いをつけて走ってきても、堀に足を取られ、杭にぶつかって、門にたどり着くころには、ほとんど勢いが残っていなかった。
◇ ◇ ◇
俺は、壁の下を見下ろした。
灰色の背中が、波みたいにうねっている。どこを狙えばいいのか、分からなかった。一匹落としても、すぐに次の一匹が来る。
そのとき、フードの中で、ルルが、もぞりと動いた。
肩の上に乗り出して、右の方をじっと見る。耳が、ぴんとそっちに向いていた。
ルルの見ている方に、目を向けた。
いた。
群れの中に、一匹だけ、胸のあたりがぼんやりと赤黒く光っているオオカミがいた。さっき落としたやつよりも、ひと回り小さい。
その前の、壁の下で、おかしなことが起きていた。
オオカミたちが、壁に体を押しつけて、じっと動かずにいる。その背中に、別のオオカミが乗る。さらにその上に、もう一匹。下のオオカミは、踏まれても、噛みつき返さない。じっと耐えている。
灰色の背中が、壁に沿って、少しずつ積み上がっていく。
てっぺんのオオカミの爪が、壁の縁まで、あと少しのところに届きかけていた。
胸の光るオオカミが、少し離れたところから、それをじっと見ていた。
「ガルドさん、右の方に、胸が光ってるのがいます!」
「見えた」
ガルドさんの声は、落ち着いていた。
「小さな頭だ。あの大きいのの、手下だろう」
ガルドさんは、積み上がっていく灰色の背中を、あごで示した。
「ふつうのオオカミは、仲間に背中を踏ませたりせん。踏まれたら、噛みつく。あいつが、そうさせているんだ。あの踏み台が壁の上まで届いたら、ここに上がってくる」
「あの光を落とせば……」
「ただのオオカミに戻る。ただのオオカミに、この壁は登れん。……やれるか」
「はい」
投石紐に、石をかけた。
ひゅん、ひゅん、ひゅん。
胸の、赤黒い光。動いている。でも、ルルが耳で追ってくれている。その耳の先が、ほんの少しだけ動く方へ、俺も狙いをずらした。
放した。
ぱきん。
光が砕けた。
オオカミが倒れたとたん、壁の下の踏み台が、崩れた。
一番下のオオカミが、背中の重さに耐えかねたように身をよじって、上のオオカミに噛みついたのだ。上のオオカミが転げ落ちる。その上のオオカミも落ちる。灰色の背中の山が、壁の下で、ただの取っ組み合いになった。
てっぺんまで届きかけていた爪は、もう、どこにもなかった。
「今だ、右だ!」
ガルドさんの声で、弓の人たちが、壁の下でもみ合うオオカミたちに狙いを定めた。矢が、次々と降り注いだ。
◇ ◇ ◇
それから、日が高くなるまで、俺は石を投げ続けた。
ルルが耳を向ける。俺が見つける。ガルドさんが「やれ」と言う。投げる。
ぱきん。
胸の光るオオカミは、群れのあちこちにいた。左の茂みの陰に一匹。門の前の、イノシシの後ろに一匹。少し遠くの、丘のふもとに一匹。
全部は、当たらなかった。外れた石もあった。毛に弾かれはしなかったけれど、肩や背中に当たって、胸の光までは届かなかった石もあった。
それでも、一匹落とすたびに、そこの踏み台が崩れた。崩れて、もみ合っているところに、矢が飛んだ。
「レン、石!」
ダンさんが、袋いっぱいの石を担いで、壁の上に上がってきた。
壁の下には、この六日の間に、見習いのみんなで川原から運んできた石が、山のように積んであった。壁に取りついた魔物の上に、みんなで落とすための石だ。
ダンさんは、今朝の俺の一投を見てから、その山の中から、投石紐にちょうどいい、丸くて手ごろな大きさのものだけを、大急ぎで選び出してきてくれたらしい。額に、汗が光っていた。
「ありがとうございます!」
「まだまだあるぞ! 下に山ほど積んである!」
ダンさんは、袋をどさりと置いて、また階段を駆け下りていった。
小物袋に、石を詰め直す。
指が、じんじんしていた。腕が、重かった。
小石投げ+3の石は、投げた手ごたえも、少し重い。そのぶん、腕にも響く。
それに、投石紐で投げた石は、前とは、まるで別物になっていた。
+2のころの石は、草原で、大オオカミの毛に弾かれた。今は、肩に当たっただけでも、オオカミが横倒しに吹き飛ぶ。理由は、たぶん、二つある。
一つは、小石投げを、三回重ねたこと。重ねるたびに、石はまっすぐになり、重くなり、鋭くなった。
もう一つは、風読みの投石紐。金色のカプセルから出てきた、SRの道具だ。紐が、小石投げの石に、さらに勢いを乗せてくれる。
三回重ねたスキルと、そのスキルを伸ばしてくれるレアな道具。二つが重なって、石の強さは、足し算じゃなく、かけ算みたいになっていた。
そのぶん、紐にも響いていた。
石を包む革のところが、投げるたびに、みしり、と鳴る。ひと月の練習でも、一度も聞いたことのない音だった。のぞきこむと、縫い目の糸が、少しだけ毛羽立っていた。
「……もう少しだけ、がんばって」
紐の革を、親指でそっとなでた。
「腕が上がらなくなったら言え」
ガルドさんが言った。
「お前の代わりはいない。だから、使い切るな」
「……はい」
◇ ◇ ◇
腕を休めている間も、戦いは止まらなかった。
東の見張り台の方で、叫び声が上がった。胸の光る頭のいないところで、大きなオオカミが一匹、仲間の背中を踏み台にして、壁の縁に前足をかけていた。
次の瞬間、壁の上を、オスカーさんが走ってきた。
槍のひと突きで、オオカミを壁の下へ突き落とす。それから、振り返りもせずに、次の持ち場へ走っていった。
隣では、ニコさんが、ずっと弓を引き続けていた。壁をよじ登ろうとするオオカミの前足を、一本ずつ、矢で射抜いていく。速くはない。でも、外さない。指に巻いた布が、赤くにじんでいた。
「ニコさん、指……」
「レンだって、同じでしょ」
ニコさんは、前を向いたまま、少しだけ笑った。
壁の上の少し離れたところでは、町の人たちが、石の山から運び上げた石を抱えて、並んでいた。
「いっせいに、せーの!」
石工の親方の声で、ごろごろと石が落とされる。壁に爪を立てていた牙トカゲが、頭の上から石を浴びて、次々と壁からはがれていった。
門の前では、セシルさんが、杖を高く掲げていた。
炎の壁が、杭の列に沿って、ぐるりと立ち上がる。堀と杭で勢いを失ったイノシシたちが、炎の前で足を止めた。そこへ、弓の人たちの矢が降り注いだ。
「魔力が切れる前に、交代するわ。私が倒れたら、誰も炎を出せなくなるもの」
セシルさんは、額の汗をぬぐいながら、そう言った。
門の内側からは、ときどき、ボリスさんの大きな声が聞こえた。
「まだまだ! こんなもんで、この門が抜けるか!」
その声がするたびに、下の盾の人たちが、「おう!」と応えた。
そして、ガルドさんは、椅子に座ったまま、壁の上の全部を見ていた。
「東に二人回せ」「右の三つ目、トカゲだ」「ニコ、あいつの前足」
短い声で、次々と指示が飛ぶ。剣は振れなくても、ガルドさんの目と口は、壁の上の誰よりも働いていた。
俺一人で守っているんじゃない。
当たり前のことなのに、壁の上から見下ろして、初めて、本当にそう思った。
◇ ◇ ◇
昼を過ぎたころ、群れが、少しだけ引いた。
弓の届かないところまで下がって、そこでまた、ぐるぐると回り始める。ガルドさんの話では、魔物も疲れる。休ませているんだろう、ということだった。
その間に、壁の上で、交代が来た。
朝から壁の上にいた弓の人たちが下りていき、代わりに、詰所で眠っていた人たちが上がってくる。門の内側でも、同じように、盾の列が入れ替わっていた。
「三つの組、一組七十人ほどで、順番に休む」
ガルドさんが言った。
「十五年前は、こうじゃなかった。三日間、全員が寝ずに戦った。三日目には、立ったまま眠って、壁から落ちたやつもいた」
ガルドさんは、門の内側を見下ろした。
そこには、太い丸太を何重にも組んで、石を詰めた荷車で根元を固めた、もう一つの門があった。門のすぐ奥に、門と同じくらいの幅と高さで。町の人たちは、それを「二の門」と呼んでいた。石工の親方たちが、この六日、夜まで組んでいたものだ。
「あのときは、二日目に、かんぬきが折れた。門が破れたら、あとは体で止めるしかなかった。……だから今度は、門の奥に、二の門がある。堀と杭も、あのときはなかった」
「ハロルドさんが、考えたんですか」
「ハロルドと、町の大人たち全員だ。十五年前に生き残ったやつは、みんな覚えている。どこが破れて、誰が倒れたか」
ガルドさんの声は、静かだった。
「同じところで、二度は負けん」
◇ ◇ ◇
「あの、ガルドさん」
石の袋を下ろしたダンさんが、少し言いにくそうに口を開いた。
「これって、その……報酬とか、出るんですか。いや、出なくても、やりますけど」
ニコさんが、ダンさんの脇腹を肘でつついた。
でも、ガルドさんは、怒らなかった。
「出る。町の守りは、ギルドの緊急依頼だ。門を守った者には、見習いも大人も同じに、一日につき銀貨一枚。騒ぎが終わってから、ギルドが払う。手柄を立てたやつには、上乗せもある」
「銀貨一枚……」
ダンさんが、ごくりと喉を鳴らした。
「十五年前、ハロルドが決めた。あのとき、ただで戦って、怪我をして、次の日から食えなくなった者がいた。命をかけさせて、ただというわけにはいかん」
ガルドさんは、そこで、ふん、と鼻を鳴らした。
「だから、生きて受け取れ。死んだやつには、払えん」
◇ ◇ ◇
それから、交代で昼ごはんになった。
配られたのは、堅焼きパンだった。ガチャで出た、あの大箱のパンだ。
ダンさんが、一切れ受け取って、何も考えずに、がぶりとかじった。
そして、そのまま動かなくなった。
「……歯が、折れるかと思った」
「ダン、それ、スープにひたして食べるやつでしょ。冒険者なら、みんな知ってるよ」
ニコさんが、あきれたように笑いながら、木の器のスープを回してくれた。
「知ってるよ。知ってるけど、朝から石を運びっぱなしで、腹が減りすぎてさ。手が勝手に口に運んだんだ」
スープからは、いいにおいがした。詰所に持っていったガチャの乾燥ハーブを、炊き出しのおばさんが、ひとつまみ入れてくれたらしい。
ルルが、フードから出てきて、俺の膝の上でパンのにおいをくんくんと嗅いだ。それから、ダンさんのこぼしたパンくずを、ちょいちょいと前足で寄せ集めはじめた。
「ルル、それは、だめだよ。塩が入ってるから」
ルルは、不満そうに「みゃ」と鳴いた。
すると、後ろから、紙の包みが一つ、ぽんと膝の上に落ちてきた。
開けると、塩なしの干し魚が入っていた。
振り向くと、ガルドさんが、知らん顔で草原の方を見ていた。
「……たまたま、持っていた」
ニコさんが、こらえきれずに吹き出した。
「ガルドさん、毎回たまたまですね」
「うるさい」
ルルは、干し魚を両手で抱えるようにして、夢中でかじりはじめた。
壁の上で、少しだけ、笑い声が上がった。
◇ ◇ ◇
交代の合間に、トーマが壁の上に顔を出した。
額に汗をかいて、しびれた腕をぐるぐる回していた。イノシシがぶつかるたびに、門の扉を内側から盾ごと押さえていたらしい。でも、本人は元気そうだった。
「門、大丈夫?」
「大丈夫。ボリスさんがすげえんだよ。イノシシがぶつかってきても、門と一緒に、びくともしねえの」
トーマは、腰の剣に、そっと手を置いた。ユーリさんの剣だ。
「こっちは、まだ一回も抜いてない。門の内側だからな」
「抜かないで済むなら、その方がいいよ」
「分かってる」
トーマは、壁の向こうの草原を見た。
「お前の、さっきの音。下まで聞こえてたぞ。ぱきん、って。あれが聞こえるたびに、下のみんなが、よし、って言うんだ」
「……そうなんだ」
「だから、がんばれ。俺もがんばる」
トーマは、俺の肩をぽんと叩いて、また階段を下りていった。
◇ ◇ ◇
夕方まで、門は持ちこたえた。
日が傾くと、群れは、また草原の真ん中まで引いていった。昨日の夜と同じ、弓の届かない、ぎりぎりの距離。
その日、俺が落とした胸の光るオオカミは、六匹だった。
壁の上でも、下でも、怪我をした人はいた。でも、死んだ人はいなかった。リゼさんが走り回って、包帯や手ぬぐいを配っていた。
十五年前は、一日目の夜に、東の壁の低いところを越えられたらしい。その壁も、今は石工の親方たちが積み増していた。今日は、一匹も越えさせなかった。
一日目は、守り切った。
そう思って、息をついたときだった。
ルルが、俺の肩の上で、低く唸った。
草原の真ん中で、何かが動いていた。
オオカミたちだった。何匹ものオオカミが、壁の下に倒れていた仲間の体をくわえて、ずるずると引きずっていく。
胸の光を砕かれた、あのオオカミたちだった。
引きずられていく先には、あの大きな影がいた。
熊のような頭が、のそりと下を向いた。
倒れたオオカミの胸に、顔を埋めた。
ばきり、と、何かを噛み砕く音が、風に乗って聞こえた気がした。
「……食っている」
ガルドさんが、低い声で言った。
「十五年前もそうだった。群れは、肉じゃなく、魔石を食う。仲間の胸の魔石も、だ」
ユーリさんの話を、思い出した。倒されたオオカミたちは、胸を食い破られて、魔石だけがなくなっていた。
大きな影の背中で、黒い塊が、どくん、と脈打った。
一本。また一本。
俺は、目をこらして、背中の塊を数えた。
昨日の夕方、壁の上から数えたときは、七本だった。
今は、八本あった。
一番新しい一本は、まだ短くて、細かった。でも、赤黒い光は、ほかのどれよりも強く脈打っていた。
「待てば待つほど、あいつは育つ」
ガルドさんが、静かに言った。
「騎士団が来るのは、早くて明後日の朝だ。それまで、あいつが黙って見ているとは思えん。手下の頭がいなくなれば、なおさらだ」
「……明日は、あいつが、自分で来る」
「たぶんな」
ガルドさんは、包帯の上から、左の肩をそっと押さえた。
「だから、今夜は寝ろ。食って、寝ろ。明日は、今日よりずっと長い一日になる」
◇ ◇ ◇
日が沈むと、壁の上の顔ぶれが入れ替わった。
昼のあいだ詰所で眠っていた組が、たいまつを手に上がってくる。朝から戦っていた組は、下りていって、食べて、眠る。三つの組が、そうやって順番に回っていく。
俺は、どの組にも入っていなかった。
「胸の光るやつを落とせるのは、今のところ、お前だけだ。お前は昼に投げて、夜は寝ろ。それが、お前の持ち場だ」
ハロルドさんとガルドさんが、そう決めたのだ。暗い中では、遠くの胸の光を狙うのも、ルルの耳を頼りにするのも、昼のようにはいかない。
夜になっても、戦いは終わらなかった。
群れの本隊は、草原の真ん中で伏せたままだった。でも、その周りから、闇にまぎれて、少しずつ魔物が寄ってきた。
昼のあいだ、群れの奥に引っこんでいた、黒っぽい毛のオオカミたち。夜目がきくやつらだ。それから、闇の中を、腹ばいで音もなく這ってくる牙トカゲ。
壁の上の火かごに、次々と火が入った。
「夜の組、構え!」
たいまつの明かりの中で、矢が飛び、石が落とされる。その音が、詰所の床まで響いてきた。
◇ ◇ ◇
詰所の床で、毛布にくるまった。
腕が、じんじんと熱かった。目を閉じると、ぱきん、という音が、耳の奥で何度も鳴った。
胸の上で、ルルが丸くなった。干し魚のにおいが、まだ少しだけ残っていた。
壁の上から、ときどき、角笛と叫び声が聞こえた。そのたびに、ルルの耳が、ぴくりと動いた。
眠りに落ちる前に、ガチャの画面を開いた。
『これまでに回した回数:100回』
百回目は、もう使った。
でも、明日の朝が来れば、また、いつもの一回が回せる。
毎朝、縁側で回してきた、あの一回。
何が出るかは、分からない。たぶん、塩か、包帯か、手ぬぐいだ。
それでも、いい。
俺は、画面を閉じて、ルルの温かさを感じながら、目を閉じた。
(第26話 終わり)
――――――――――――
【ガチャ記録】第26話まで
ガチャを授かってから 116日目 / ガチャLv.4
回した回数:合計100回(無料84回・魔石16回) ※100回目(天井)は第25話で使用済み
今回出たもの:なし
これまでに出たもの
・特別枠【祝福の一回】:【N】子猫
・スキル:【N】小石投げ+3、【N】方向感覚、【N】生活魔法:着火(少し上達)
・装備・冒険の道具:【SR】風読みの投石紐、【R】革の小盾、【R】丈夫な雨合羽、【R】丈夫な革の胸当て(レンが着用)、【N】砥石、【N】革の小物袋、【N】丈夫な縄、【N】丈夫な靴ひも、【N】革の手袋(投石紐の練習用に)、【N】革の水筒
・食べ物:【R】大きな燻製ハム(孤児院の晩ごはんに)、【R】干し果物の詰め合わせ(ダンとニコにも)、【R】堅焼きパン(大箱)、【N】じゃがいも(一袋)、【N】乾燥豆(一袋)×4、【N】干しいも×3、【N】小麦粉(小袋)×2、【N】乾燥ハーブ×2、【N】塩一袋×7
・レシピ・本:【N】レシピ「じゃがいももち」(院長先生に)、【N】レシピ「はちみつケーキ」、【N】生活魔法の入門書(着火が少し上達)
・手当て・身の回り:【N】包帯×8、【N】手ぬぐい×6、【N】石けん×5
・布・裁縫:【R】厚手の毛布(孤児院に)、【R】大きな布地(院長先生が子どもたちの服に)、【N】縫い針と糸×5、【N】ボタン一袋×3、【N】革ひも×2、【N】指ぬき
・台所・家の道具:【N】木のスプーン×2、【N】釘一袋、【N】木の器×2、【N】鉄の鍋(孤児院に)
・紙・灯り:【N】紙の束×7(地図の下書きに)、【N】炭の棒×6、【N】ろうそく十本
・庭:【N】青葉草の種(孤児院の庭に)、【N】青葉草の束(ダンの家に)
・おもちゃ・ルルの宝物:【N】猫じゃらし(ルルの宝物)、【N】毛糸玉×2(ルルの宝物)、【N】木のコマ(小さい子たちに)、【N】ビー玉一袋(小さい子たちに)
読んでいただき、ありがとうございます!
防衛戦の一日目でした。
十五年前、門は三日もちこたえました。
今度は、そのときの悔しさを覚えている大人たちが、杭を打ち、堀を掘り、門の奥にもう一枚の柵を組んで待っていました。
レンの石だけでなく、町じゅうで守った一日です。
そして、ガルドさんの「たまたま」は、今回も健在でした。
次回は〔今日の19時〕に更新します。
朝の壁の上で、百一回目のガチャを回します。




