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刃血鬼  作者: Omsick
六章 [四柱]血戦
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Interludiu:Din Romania

 至って普通の洋館の一室で、二人の男性が高そうな椅子に腰掛けていた。。ここで、トレンチコートを来た高身長の男性をA、学生服の男性をBとしよう。

「日本に刃血鬼って何人くらいいるんだ?」

 Bが徐ろに質問した。

「知らない。ただ吸血鬼よりは少ないと聞いたな。急にどうした?」

「いやな、三ヶ月くらい前にドラクーラの最新作が出ただろ?あのシリーズってエンディングの最後に次の舞台っぽいのが出てくるんだが、なぁんか東洋っぽいんだよな。それで気になったんだ」

「中国とか韓国とか、あとタイとかの可能性は無いのか?東アジアに対して知識があるわけでもないだろう」


「映像に映ってたのは、まっすぐ拳を突き出した男と、それから東洋っぽい建築物。体格を見る限りありゃ格闘家だろうな。中国ならカンフーだろうが、赤いチャイナ服を着てたわけでも無ければ、あの…なんだ、長え髪をしてたわけでもない」

 長々と偏見を述べるB。

「辮髪の話か?ドラクーラの舞台は知らんが、現代にそんな人間はいないだろう」

「まぁカンフーっぽく無かったってだけだ。韓国ならテコンドーだろうが、そもそもありゃ足技主体だろ?で、タイは絶対ありえねえ、どう見ても建築様式が違う」

「だから、日本か」

「そういうわけだ。あれは日本に行けば見られるのか?」

「私はそれを見ていないから分からない。だがまぁ、日本らしいものは大体…京都にあるんじゃないか?」

「キョート?トーキョーじゃないのか?」

「現在の首都は東京だが、昔は京都、もしくは奈良が首都の役割を果たしていた」

「キョートは聞いたことあるが…ナラ?単語を増やさないでくれよ。まぁいい、じゃそのキョートってとこへ旅行に行こうぜ」

「じゃあ、それが終わったらS県に行くぞ」

「はぁ?なんで?」

「俺が行きたいからだ。どうやら地方代表の刃血鬼が信じられないほど強いらしい」

「へー、戦いたいんだな。いいぜ、付き合ってやるよ」


「「楽しい旅行になりそうだな」」

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