表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
物語異能の負け犬男子  作者: 柴犬男
アリスの狂気
6/38

2話 前

2話目投稿しました。

「ひ、ひなたくん? 」

「わふ? 」

「ひなたくんが犬になっちゃったッ!! 」

「おい、冗談もそのくらいにしてやれ。」

「うっす」


せんせーに注意されたのだ。やめるしかあるまい。


「あれ? 戻った。」

「ふふっ、やっぱり面白いな、君達は。」

「会長、こいつ、大丈夫なんですか?? 」


あれ? 厳つい先輩ご不満??


「なんか頼りなさそう」

「そうね〜、


あれ? もしかしてみんなご不満??


「まぁそう言わずにさ、君にはとりあえず庶務を担当してもらうから」

「あれ? 僕もしかして生徒会に入る流れになってる?? 」

「ん? 入らないのかい?? 」

「え!? ひなたくん生徒会に入るの!? すごいね!! 」


あぁ、なんか入る流れになってる。

でもな〜、僕にも色々あるしな〜。

それに、異能使えないし。


「遠慮しておきます。」

「ありゃりゃ、振られちゃった。」

「桃花ちゃん初めて振られたね〜」


ほんわか先輩がかいちょーを慰める。


「うん、なんか胸が苦しい」

「かいちょー、それは恋ですよ」

「そっか、これがそうか。じゃあ、うん、わたしの初恋君にあげちゃう」

「あ、そうゆうの結構です。」


振った。秒足らずで振った。


「振られるの2回目ね〜」

「ね。しかも同じ相手。」


やったぜ。2回も振ってやった。

じゃあそろそろ用は済んだかな?

お菓子もいつの間にか風香が全部食べちゃったし、僕もう帰っていいかな?


「それで?先生、この後はどうするんです??」


お、かいちょー、このタイミングで聞いてくれるとはありがたい。


「う〜ん、入学式も終わったし今日は特に仕事も無いしな。解散していいよ。」

「「「はーい」」」


「やったね、風香ちゃん帰れるよ。お饅頭買って帰ろうね。」

「ほんと!? 嬉しいな〜♪ 」


バッグを持ち、いざ帰宅


「あ、陽くんは残ってくれる?」


・・・・なぜですか、かいちょー?



☆☆☆


「ん〜じゃあ、話の続きなんだけど。」


その後、僕はかいちょーの目を盗んで帰ろうとしたのに捕まってしまった。

風香には『アリス』が心配なので先に帰って様子を見てもらう事にした。


「君、わたしの下で働いてくれないかな?」

「かいちょー、凝りませんね? もしかして初恋ですか?? 」

「いや、そうゆうの良いから」


流された。

さっきはノってくれたのにな〜


「君にはね、わたしの傍にいてもらわないと困るんだ。」

「と、言うと? 」

「君の力が必要だ。」

「それは、僕が桃太郎出展の『犬』だからですか? 」


会長は物語の主人公『主役級:Title』の力を持っている。

主人公の下に登場キャラを集めたいのはまぁ、わかるよ。


「まぁ、それもあるかな」


あれ? 違ったのかな?? じゃあ何で??

僕がキョトンとしているとかいちょーが顔を真っ赤にさせてモジモジしてる様な気がした。


「かいちょー? 大丈夫ですか?? 」


僕が話しかけるとかいちょーの目がカッと見開いた。


「あぁもう我慢出来ないッ!! 」


突然かいちょーが叫んで立ち上がったので僕は思わず逃げる体勢を整えた。


かいちょーは生徒会室のドアに鍵をかけ、ジリジリとこちらへ歩み寄ってきた。

気のせいかな、なんだか目がギラギラしてる。

なんかハァハァ言ってるし。

怖いよ?


「あ、あの、かいちょー? 何をする気ですかね?? 」

「大丈夫大丈夫、ちょっとだけ、ほんと、ちょっとだけだから」

「いや、ま、僕初めては好きな人とッーーーーーー


最後まで言い切る前に、かいちょーに抱き締められた。


「よ〜しよしよしよしよし良い子でちゅね〜〜! かわいいでちゅね〜〜!! お菓子まだまだたぁっぷりありまちゅからね〜〜!!! よく噛んで食べまちょうね〜〜!!! ももかちゃんがたっぷりあまやかしてあげまちゅからね〜〜〜〜!!!! 」

「うわぁーー!! かいちょーが壊れたーーーー!!! 」


突然かいちょーに身体中を撫でくりまわされ、驚いたが絶妙な撫で加減とテクニックで僕の脳がとろけそうになってきていた。


「よ〜ちよちよち・・・・はッ!? しまった!! 」

「あれ?終わり?? 」


どうやら我に返ったらしい。もう少しでヘブン状態だったのに。


「ご、ごめんね?わたし、犬を見るとどうしても本能を抑えられなくて・・・・」

「かいちょー、僕の異能は『犬』だけど僕は犬じゃ無いよ? 」

「うぐぐ、いとすまぬ」

「かまいませぬ」


かいちょーって思ってたよりノリの軽い人で助かるな〜。

しばらく経つと落ち着いたらしくかいちょーもすっかりいつも通りだった。


「かいちょー僕もう帰ってよかですか? 」

「うん、よかよ。」


お許しが出たので帰ろう。それにしても


「ふふっ・・・・『ももかちゃん』」


顔を真っ赤にしたかいちょーにラスクを投げつけられた。

かいちょーもあんな顔するんだな〜・・・・。

よろしければブックマーク登録お願いします。

感想、アドバイスなどをいただけるととても嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ