表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ほろほろ鳥も夢をみる  作者: Miki Kukiri
45/68

俳句集:思ひ出革命 Ⅴ 




□思い出革命 承前 





 遠雷や

 鄙つ道のべみどり濃く 





 雨蛙

 卒塔婆小町をくらべきく 





 夏雨や

 もどる魂あり(から)の家 





 *  *  * 





 夏海や

 ひろき彼方はかなしけり 





 異里(ことさと)でなきたくはなし

 夏の空 





 白樺の花

 幾年もうたはざり 





 *  *  * 





 万緑のなかで迷へる児は

 われか 





 声がはりせし仔犬ども

 樟若葉 





 花ぎぼし

 めをとへりゆく里に咲く 





 *  *  * 





 夾竹桃

 友はおしやべりよして去る 





 立葵

 ゑみてゆらぎて

 またゑみぬ 





 酔ひはぢて

 泰山木を見あげけり 





 *  *  * 





 遠雷や

 蟹は生地(しやうち)をおもひけり 





 雨蛙

 居場所はよそにあらざるや 





 夕虹や

 ブラスバンドの()(をど)る 





 *  *  * 





 梅雨明けや

 わらふ声声(こゑごゑ)とほくまで 





 水鉄砲満タンにして

 陽に向かふ 





 昼食(ちうじき)をひそやかにまつ

 夏湊 





 *  *  * 





 未知の坂めぐり上れば

 虹のあと 





 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ