作戦会議
部屋に戻った。そこにはやはり、バスケットボールぐらいの白い光があった。
「おかえりなさいませ。無事でなによりです。」
「ありがとう。どうせ不老不死なんだろうけれどね。」
そんな素っ気ない返答をしつつ、これからのことを考える。住民募集のためにDPを稼ごうとしているが、そもそもDPを稼ぐために住民を募集しているわけである。そして住民といっているが、ようするに魔物である。どうせなら魔物を探しにいったほうがいいのかもしれない。
「DPでできることって何があるの?」
最初に聞いておけよ、って言われそうであるがやっとそのことを質問した。白い光が言うには大きくいえば次のとおりだった。
・従魔召還
・ダンジョンの増設
・階層の属性変更
・ダンジョン内にトラップ、転移陣などの設置
ふむ、だとすれば従魔を召還して、そいつらにDPを稼がせる手もあるし、トラップを設置して、DPを稼ぐという手もあるな。
「お伝えしわすれてましたが、従魔召還最初の1体は無料です。」
「それを早く言えよ!!」
思わず突っ込んでしまった。でもまあ、俺も聞かなかったしいいか。とりあえず、1体召還してしまおう。召還にはランダム召還と、指定召還があるらしい。ランダムはリスクを伴うが、比較的強い魔物が呼べるらしい。
「じゃあランダム召還お願いね。」
「はい、かしこまりました。」
白い光が、一際眩しく光ったかと思うと、床に魔方陣が描かれた。まるでソシャゲのガチャのようだ、なんてことを思った。ソシャゲってなんだよ、って思わないでもない。そこからは、水色の丸い液状のものが現れた。これもちょうどバスケットボールぐらいの大きさである。
「ねえ、これって強いのかな?」
「わかりませんが、魔力そのものはゴブリンより強そうです。」
はずれを引いてしまった気がしないでもないが、スライムのような生き物を第1階層に放つことにした。一応、ゴブリンを狩るように指示したが、理解しているのかは不明である。どうせ無料だしまあいいか。
ちなみに僕が倒したゴブリンは30DPだった。1体10DPのようである。




