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魔道具と娯楽品の作成に勤しむ転生令嬢は、囲われていることに気がつかない  作者: 成瀬川 透


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31/71

31_生活リズム

魔塔へ行った次の日、朝食を食べおえ部屋に戻ろうとしたらエリックに「どこへ行く?今から私の執務室で勉強だぞ」と、腕を捕まれ連行されていった。

今日の勉強は歴史だった。1度目の人生で履修済みだった箇所だったため、心に余裕をもってうけれた。ちなみに先生はセバスチャンさんだった。本宅にいる時は家庭教師を雇っていたが、別荘にまで連れてきたくなく、セバスチャンさんに習っているらしい。

昼食まではエリックと勉強し、そのままダイニングルームへ一緒に移動し、昼食をとった。


午後一では、ギルドで購入した素材が別荘に届いた。別荘にいることを副ギルド長に話していなかったため、一度本宅に届いてしまっていたらしい。私たちを街まで乗せてくれた御者が運んできてくれたのだ。

ジェットさんと一緒に素材の加工・使用方法について話し合った。時には私がメモ用紙にかいたイラストをみせながら「ここから熱風が出てくるので、熱に強い素材にしたい」とか「食材を冷やしたいから、保冷に優れた素材を使いたい」など私が欲している材質を話すと、ジェットさんは「それならこれを使おう」とか「そう使いたいならここにある素材では無理だ」と的確なアドバイスをくれた。

あの時、ジェットさんをスカウトしておいて良かったと、心の底から自分を褒めた。


午後2~3時頃になると、サラさんがアフタヌーンティーの準備が出来たと私を呼びにきた。私はジェットさんに声をかけてから移動する。今日はトム爺さん自慢の庭でのお茶らしい。エリックが先に到着しており、私の姿を確認したら笑顔で寄ってきた。エスコートしてもらい席に着く。

トム爺さんに庭に咲いている花の説明を聞きながらお茶を楽しんだ。


アフタヌーンティーのあとは私の部屋に移動して、魔塔の主に依頼された本を翻訳するかたわら、エリックに平仮名を教える。昨日、寝る前に予め準備しとおいた五十音順をエリックに渡し、書いて覚えてもらう。()()()が似ていて苦戦していた。また()()()()も似ていると文句を言っていた。


サラさんが夕食の準備が出来たと呼びにきたので、エリックと一緒にダイニングルームへ移動する。

夕食のあとはお風呂にはいる。そのあとは執務室に移動し、エリックとオセロ勝負をする。最近はエリックが勝つ時も出てきた。オセロだけでこんなに楽しんでくれるのだ。遊び方がたくさんあるトランプを準備したら、エリックは喜んでくれるかな?

ジェットさんにトランプを作りたいと相談して、早急に準備しようと思った。


ある程度遊んだあとは部屋にもどり、魔道具のアイデアをメモ用紙にかきこんだり、本を読んだりして過ごす。



これが私の1日のだいたいの過ごし方になった。



朝食のあとは執務室で昼食までエリックと一緒に勉強し、午後はジェットさんと魔道具や便利道具について案をまとめ、休憩でお茶をし、そのあとは夕食までエリックに日本語を教えながら私は翻訳の作業。お風呂からあがり、就寝まではエリックと一緒に遊ぶ。


日数を過ごすうちにトランプも完成し、ジェットさん監修の工房もできあがってきた。エリックに用意してもらった水晶たちに魔力を込める方法を模索したり、充実した毎日を過ごしていた。


気づけばエリックと出会ってから半年は経とうとしていた。


お風呂をあがってから就寝するまでの遊ぶ時間は、トランプのおかげでより白熱する時間となった。今日も今日とてエリックを負かしてやると意気込んでいたある日、エリックが深刻な顔をして「話がある」と言ってきた。



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