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遥斗と直子と來人  作者: 井ノ川桜
9/10

第9話3種の悲劇

第9話

1

その翌日のことでした

山田家では、遥斗は朝起きてリビングに来ました

朝食の匂いが漂っている空間でいました

佐須広は、言った

「おはよう遥斗…悪い知らせだ…直子が死んだ…」

「え?」と遥斗

「お前のせいかもな…関係持ったことによってSNSで追い詰められて可哀想…遥斗のお前のせいだろうな」と嫌味含みで言った

遥斗は、ショックを受けて言葉が出なかった

遥斗の中で何かが割れた

「嘘…死んだ?…私のせい?」と遥斗は、そう思いながら、自室に戻り学校を休むことにしました

遥斗が自室に戻ったら、遥斗の母の森子が佐須広に聞いた

「あんな嘘をついて大丈夫なの?」

「大丈夫だ…これは、我々の為でもあり、あいつのためなんだ」と佐須広は言っていました

そう、直子は生きていました

ですが、あえて死んだことにして諦めさせようとしたのでした

遥斗の精神状態など知らないので、「嘘をついても平気だろう」と思っていました

これが悲劇の始まり目前だった

お昼の時間、遥斗を呼びに行った森子もりこは、ドアをノックした

「トントン」と響いた

「遥斗?お昼ご飯よ?」と言った

しかし、返事がない

「遥斗?聞いているの?はると?」と森子が言った

リビングで仕事をしていた佐須広が来ました

「遥斗開けろ!」と言ったが無視するものですから佐須広は、扉をを蹴破り入った

そこにあったのは、床に倒れていた遥斗

近くには、マゼンタの中身が空っぽになったラベル付きの瓶

「遥斗!遥斗!起きてくれ!嘘をついてすまなかった!」と佐須広は泣きながら言った

「遥斗!遥斗!」森子は涙を流しながら言った

2

直子はずっと学校を休んでいたのですが、昼間にニュースで遥斗が亡くなったことが報道された

ベッドの上で直子は悲しんでいました

すると、部屋に微笑んで入ってきた春夫

「これでわかっただろ?お前は春樹様と結婚するんだ」と春夫は言った

「嫌よ!」と直子

「このクソガキが!私の言うことが聞けぬのか?あんな対立家の息子など、お前の旦那にしたくない!わかったか!バカ娘!」と罵声を浴びせました

そして、春夫は去って行った

SNSでは、「遥斗が死んだのは直子のせいだ!」とか「社会のゴミ!」とか「なんで生きているの?」と言う悪口を見た後だったので、ショックと「自分が恋をしてしまったから遥斗が死んだんだ…」と責めていました

直子はこれにより、鬱どころか、拒食症にもなってしまった

空気中の酸素を吸うだけで吐き出すくらいでした

そこからしばらくして夜のことでした

直子が部屋で倒れていました

近くには、手持ち部分がシアン色をしたナイフがあり、刃先に茶色の物が着いていただった

「直子!直子!ごめん!直子!」と叫びながら春夫は泣きました

「直子!直子!」と花子はそう叫び、泣くのでした

3

その夜、來人はテレビで直子が亡くなったニュースを見て、「僕は酷い男だ…直子と遥斗を追い詰めた…自分が投稿しなければ、遥斗も大好きな直子も死ななかったのに」と思っていた

SNSでは投稿の原点は、來人だと分かりった瞬間、手のひらを返すように、今度は來人を追い詰めた

そのコメントは、まるで自分達がSNSで批判したから遥斗と直子が死んだことに気が付いていないような様子だった

來人は、「自業自得だな」と自分に向けて思っていました

そこへ山田家当主、和人と夏子なつこが鬼の形相できた

「バカ息子が!お前のせいで会社が倒産したではないか!恥を知れ」と怒鳴る和人

「あんたは疫病神よ!」と夏子は言った

來人は、無口でいるだけでした

來人は「報いが来たのか…」と心の中で思っていました

翌日、來人はベッドでぐっすりと眠っていた

黄色のラベル付き瓶が空っぽの状態で床に転がっていた

來人の両親が泣きながら「起きて!ごめんね!」と泣くのでした

次回第10話お楽しみに…

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