第7話地獄
第7話
0
それから、3人は地獄の日々を2日ぐらいの間は地獄でした
遥斗は、学校ではゴミを投げられて、先生は「いじめ」を「いじり」と勝手に変えられてしまいました
でも、何とかバイトを切り盛りしていた
直子は、学校では虐められ、トイレで上から水をかけられるし、教科書はぐちゃぐちゃなままゴミ箱に捨てられていたし、クラスメイトから髪の毛を勝手に切られたりされていた
來人は、直子に手を差し伸べてあげ、友達になった
しかし、來人の気が晴れなかった
それどころか、罪悪感が強く感じながら直子の虐めを止めるためにどうするかも考えました
でも、やっぱり胸騒ぎが酷く、「自分はなんのために生きているのだろう」と思うようになっていくのでした
青木家と山田家は、それぞれ別の日に謝罪会見をする羽目になってしまった
1
その日の夜、遥斗はバイトが遅くなり慌てて家に帰った
玄関の扉を開けて中に入ると、佐須広がいました
佐須広は山田家当主であり、遥斗の父である
佐須広「遅かったな…どうせお前は、直子とまたこっそりあっていたんだろ?バカ息子が…」
遥斗「なんでそんなこと言われなきゃ行けないのですか?バイトで遅くなっただけだ!」と怒鳴った
「言い訳するな!これ以上迷惑をかけるな!そんな息子に育てた覚えはない!あの直子のことは忘れるんだ!対立家だからな!俺の家には、プライドというものがあるんだ!」と父の佐須広は、怒鳴った
「…チッ…クソ親父が…デブで知能は幼稚な白髪まみれの老いているように見えるおじいさん」と言い自分の部屋へ行く遥斗だった
「待て!話はまだ終わっていないぞ!」と佐須広
それを無視して赤い階段を上る遥斗でした
2
適当に切られ、ガタガタになり短くなった髪の直子は、家のベッドで泣いていました
その時、母の花子がこんな話をし始めた
あなたすごいことが起きているわよ
あなたは、春樹様ともうすぐ結婚するのよ月末にね(月末とは言っても、1週間後のこと)
直子は、それを聞いてショックを受けた
「いや!嫌よ!なんで勝手に決めるの!私は、遥斗以外と結婚するなら、一生、処女でいるわ!」と言った
すると、花子は、部屋を出ていった
花子は春夫に報告した
春夫は、鬼の形相で直子の青いベッドや青い壁の部屋に来た
「この恩知らず、バカ娘が!いいかね?お前が処女でいると言うのであれば、お前との縁を切る!」と怒鳴った
「パパ!お願いそれだけは、辞めて!」と必死に懇願しました
なぜ、懇願したかと言うと、ネオ東京での、男性は高校生になってからバイトができるのに対して、女性は20歳からでないとバイトができない制度だからです
すると、春夫は必要に懇願する直子の手を無理やり引っ張ってベッドから引きずり出すと、壁へむりやり突き飛ばした
「いやぁぁ!」と言う直子の声と共に「ドン!」と言う音が響きました
それと同時に、近くの棚にあったガラスの装飾品が床に落ちてしまいました
花子は、直子の前に立って止めようとした
春夫「邪魔するな!こいつには躾が必要だ!」と怒鳴る
花子「あなたお気を沈めて!」と春夫の腕を掴んだ
しかし、その手は春夫に払われてしまった
しばらくして気を沈めた春夫は直子に冷たく言った
「いいか?今から一週間までに結婚をせずに我々に迷惑をかけるなら…捨てるからな!その時は、半袖だけできて、小遣いや財産を持たず、荷物を持たない無防備出ていけ…路上でも下水道でもごみ捨て場でも、野垂れ死にするがいい!たとえお前が死んでも、火葬したお前の遺灰を下水道に捨てるからな!いいか?本気だぞ?」
直子は、怯えるしかありませんでした
花子は、疲れてしまい部屋を出ようとしました
「嫌よ!ダメ!お願い!私を見捨てないで!お願いよ!結婚をなしにして!私は処女でいたいの」と直子は花子の服の裾を掴んで懇願しました
花子は、春夫の機嫌を損ねるのが嫌で嫌で、疲れていたのでこう言いました
「もう知りません!疲れました!もう止めることはできません!私は、愛想が着きました!あなたの勝手にしなさい!」
そして、花子は、直子の手を自分の服から「パシッ!」と手で払いその場を去るのでした
直子はその場で泣くのでした
なぜなら、ネオ東京は、女より男が上の制度と娘が一番下で息子が一個上で、その1個上が母で、その一番上は父の制度があったからでした
次回第8話お楽しみに…




