第5話嫉妬に駆られた横恋慕
第5話
その夜、遥斗は、あの唇に生じた心地よい、恋の温もりを忘れられなかった
なので、青木家の敷地内にこっそり侵入した
ビルが見えるのだが、辺りが暗いのでビルの室内から漏れる光が美しく見える
外は昼間の暑さとは違い涼しい環境だった
ネオ東京市民や専用SNSの噂によると、どうやら防犯セキュリティシステムが非常に高性能で、侵入したものは生きた状態では帰ってこないと言われているらしいく、ビビりつつ侵入した遥斗
ですが、遥斗の侵入技術が才能的なのか、セキュリティシステムに作動しなかった
それどころか、余裕で入れてしまった
「結構ドキドキしたけど、以外に平気じゃん…噂を鵜呑みにするのは、良くないんだなぁ…」と思ったのでした
侵入した場所は、青木家で有名な日本庭園で池や石や桟橋や植物が植えられていて身が隠しやすい場所でした
青木家の家の屋根は、エンブレムを象徴するかのように青かった
その下の2階の小さめのテラスから1人の肩まで下げた長い髪の少女がいた
直子でした
テラスの手すりに膝を乗せ、手で顎を支えて、月光の指す方向へ眺めていた
その表情は、嬉しそうな笑みでした
この頃、家では、直子は留守番していたのでした
「あぁ、今日はなんて最高で最低な日なのでしょうか?月の神々?あなた達には、分からないだろうけど、私は曲がり角でぶつかった時、親切にしてくれたあの人を…好きになったの…あぁなんて残酷なことでしょう…私は、遥斗の妻になりたいのに…」と直子はそう月に向かって言っていた
「私もあなたが好きです…侵入するぐらいの優しい少女…私の妻にしたいぐらいだ…」と遥斗は言った
「誰なの?!」と直子は言ったが足を止める直子
「あら?その声とその特徴…遥斗ね!」と言った
「はいそうです!私は、君に見とれてしまっているんだ!本当に、君を妻にしたいぐらいだ!君は運命を信じるかい?」と遥斗は、言った
「まぁ!それは、本当ですのね?この街は、女は、20歳からバイトできないとかあるけど、あなたは男だからこの対立を終わらせれば…きっと縁談も通用するわ!」と言った
すると、遥斗はテラスのそばの木に乗って、テラスに飛び移ると花子の前に立ち、直子の両肩に自分の両手を掛けて、向かい合う形になった
「私と…こっそり付き合ってくれないか?」と直子に言った遥斗
「ええぇ…いいわよ…でも、まだ足りないわ」と言うと直子は遥斗の唇に一瞬でキスをした
遥斗は頬を赤らめた
「これも必要でしょ?」と直子は照れる遥斗を横目にしながら、当たり前のように言うのでした
「キスをしてもいいのかい?」と遥斗は照れ気味に言った
「当たり前でしょ…付き合うなら、これを1回以上は、必要よ」と直子は微笑んで言った
その後2人は、長々とキスをするのでした
その頃日本庭園の植物の後ろで、獣のように睨んでいた來人
「なんであいつなんだ…遥斗が邪魔に見えてきてしまった…この恋だけは絶対に渡さない」と本心では無い嫉妬だが、そう思い見ていた
今までの我慢がここで爆発してしまったのでした
その時、そこでとんでもないことを考えたのでした
「SNSで拡散しようではないか…」と思うと、スマホを取り出して、2人のキスしている写真を撮り、ネオ東京専用のSNSに投稿するのでした
そして、本心ではない別の何かになり、不気味な笑みを浮かべてその場を去りました
遥斗は、直子の家の人が帰ってきたと知り、キスを辞めて慌てて木をおりて、その場を去るのでした
次回第6話お楽しみに…




