第91話:完全無欠の「レシーブ・インフラ」完成
特訓最終日。
光の檻から下ろされたアリアの身体は、一見すると以前と変わらない、圧倒的な美貌とIカップ爆乳を保っていた。
しかし、その内実「粘膜の構造」は、完全に別物へと進化を遂げていた。
「……信じられない。アリア様の魔力伝導率、および性的許容量が、計測不能を記録しています」
ソフィアが、魔導モニターを見つめながら驚愕の声をあげた。
数日間に及ぶ、全メンバーからのノンストップおもちゃ化調教。
アリアは何千回と絶頂し、何百回と潮を吹き、何十回と失神を繰り返した。その結果、アリアの神経は快楽を「ダメージ」として認識するのを完全にやめ、「呼吸と同等の日常タスク」として処理するようになったのだ。
「フフ……みんな、ありがとう。最高のストレステストだったわ」
アリアはドレスを身に纏い、優雅に髪をかき上げた。その立ち居振る舞いには、以前の女王への恐怖は微塵もない。それどころか、底知れない淫靡な自信が満ち溢れていた。
「ルミナリア、レイラ。ちょっとアリアを触ってみて」
「え? ええ、じゃあ……」
二人が、アリアの腰と胸にそっと手を触れた。その瞬間──。
「──ッ!?」
「な、何これ……!?」
触れたのは彼女たちの方なのに、ルミナリアとレイラの顔が、一瞬で真っ赤に染まり、股間からじっとりとした愛液が溢れ出した。二人はガクガクと膝を震わせ、その場にへたり込んでしまったのだ。
「な、アリア様に触れただけなのに……アリアたちの魔力と快感が、一瞬で吸い取られて……逆に、頭が狂いそうなほどの『快楽のバグ』が逆流してきたわ……!」
レイラが荒い息を吐きながら、自身の秘丘を押さえる。
『よし……! 完成したぞ。これが我が社の新規事業、完全無欠の【無敵のレシーブ・インフラ(エテルネラ・リフレクション)】だ!』
今のアリアは、指先一つ、粘膜の一箇所を触れられただけで、自動的に《エテルネラ・ハーモニー》が超高速駆動する。相手がどんなに攻撃的なテクニック(攻め)を仕掛けてこようとも、アリアの肉体に触れた瞬間にそのエネルギーはすべて「アリアの快楽」として吸収され、さらにその数倍の「快楽のバグ」となって相手の粘膜へ送り返されるのだ。
つまり、攻めれば攻めるほど、相手が自滅して強制絶頂に至るという、完璧なカウンターシステム。
「アリア総帥、セントリア王国からの晩餐会の招待状、およびタイムスケジュールが確定いたしました」
ソフィアが不敵な笑みを浮かべてタブレットを提示する。
「よくやったわ、ソフィア。配置の最終確認をお願い」
「はい。ザリーナにはセレスティア、セレナにはヴェロニカ、ナディラにはルミナリア、そして戦闘狂のヴェスパにはレイラを配置。完璧なM&Aプランです」
「素晴らしいわ。あの女王エレオノール……アリアが一度の敗北で破産(倒産)するとでも思ったかしら? 融資(特訓)は十分に受けた。資本金(粘膜キャパシティ)は無限大。今度はアリアが、あの女のすべてを買収(ハメ落とす)してあげるわ」
Iカップの爆乳を誇らしげに張り出し、アリアは不敵に微笑んだ。
雌としての限界を突破し、真の「究極の受け」を完成させたアリア・フォン・ローゼンシュタイン。
リベンジの舞台となる、セントリア王国の晩餐会へ向けて、反転攻勢の行進がいま、始まる。




