第26話:国家の介入と、不敵なる黒鉄の団長
ルミナリアとの激闘から数日。セレスティア魔術学院の生徒会室では、静か、かつ驚異的な光景が繰り広げられていました。
銀白髪ロングのルミナリアがアリアの膝の上に完全に腰掛け、その豊かなFカップをアリアのHカップに押し付けながら甘い吐息を漏らしています。しかし、アリアの意識は別の場所にありました。彼女の白く滑らかな指先は、羽ペンを驚異的な速度で動かし、山積みの予算申請書や各派閥の書類を次々と完璧に処理していたのです。
「……信じられませんわ、アリア様。この複雑な魔導予算の帳簿改定を、これほど機能的かつ一瞬で片付けてしまうなんて……っ」
「フフ、これくらい大したことはなくてよ、ルミナリア。要点さえ整理すれば、書類など恐るるに足りませんわ」
『ふっ、舐めてもらっちゃ困るねぇルミナリアちゃん! おじさん前世では中小企業の社畜サラリーマン(営業兼総務)を20年もやってたんだよ! 中間管理職の悲哀に比べたら、学園の予算書類なんてエクセルのマクロを組むより簡単、ただのイージーゲームよ!!』
有能すぎる公爵令嬢ムーブでルミナリアをさらにメロメロにさせていると、突然、生徒会室の重厚な扉が強引に押し開けられました。
「──そこまでのようですわね、アリア・フォン・ローゼンシュタイン様。そしてルミナリア会長も」
入室してきたのは、厳格な黒鉄の魔導甲冑に身を包んだ、圧倒的なオーラを放つ大人の女性でした。
紅の髪を夜会巻きに結い上げ、大人の余裕と冷徹さを湛えた琥珀色の瞳。特筆すべきは、甲冑の胸当てすら押し潰さんばかりにはち切れそうな、驚異のIカップ爆乳。30歳という成熟した女性ならではの、肉感的なお尻と妖艶な色気が、厳格な騎士の制服から溢れ出ていました。
王宮直属近衛騎士団長、レイラ・フォン・アイゼンシュタイン(30歳)。
エレナの直属の上司であり、王国の軍事最高責任者の一人でした。
「団長……っ!? なぜ、ここに……!」
アリアの斜め後ろに控えていたエレナが、一瞬で顔を蒼白にして直立不動の姿勢を取ります。
『う、うおおおォォォオオオオーーーーッッッ!!! キ、キタァァァアアア!! 30歳未亡人風、漆黒夜会巻きの近衛騎士団長おおお!! しかもなんだあのIカップの超弩級爆乳は!? 甲冑が悲鳴を上げてるじゃん! 10代の瑞々しさも最高だけど、この包容力と経験を漂わせる大人の熟女騎士、おじさん一番大好物だよチクショー!!!』
「エレナ、下がりなさい。……アリア様、貴女がこの学園で発生させたイリス粒子は、王国の防衛結界をも揺るがす規模ですわ。王宮の夜を知り尽くしたこの私が、貴女のその生意気な身体に、本当の王国の百合(国家魔導)というものを教えて差し上げますわ」
レイラは不敵に微笑み、自身のIカップの胸元を誇示するようにアリアを見つめ返しました。彼女から放たれる魔力は、未開拓な人間のそれではなく、過去に王宮や戦場で数え切れないほどの貴婦人や部下を絶頂させてきた者だけが持つ、濃厚で、どこか退廃的な色気を孕んだ「一級品の誘惑の波動」でした。
【王宮最高峰の愛撫術】
みなさん、レイラ団長はこの世界における百合の重要性を誰よりも理解し、その愛撫の強弱、呼吸の合わせ方、相手の魔力を吸い上げる技術において国家最高峰の「指導者」です。
彼女はアリア様を単に捕らえにきたのではなく、王国の軍事力を担うに足る『百合の格』をアリア様が備えているか、自らの極上のテクニックで検分し、逆にベッドの上で組み伏せようと狙っているのですよ。
「あら、近衛騎士団長様がわざわざ私のような小娘を検分しにきてくださるなんて、光栄ですわ」
アリアはルミナリアを優しく膝から下ろすと、全開の《ローゼンブリリアンス》を纏って優雅に立ち上がりました。一歩、また一歩とレイラへ近づき、そのIカップの胸元を、自身のHカップで迎え撃つように至近距離で対峙します。
「私の身体を『調査』するというのなら……こんな埃っぽい場所ではなく、私の私室で、夜を徹してじっくりと行っていただかなくては。……王宮仕込みのその技術、私の身体でどこまで通用するか、試してみるとよろしいわ」
アリアはレイラの硬い甲冑の胸元に、白く滑らかな指先をソッと滑らせました。チート魔法が、レイラの30年間磨き上げられた「最も敏感な聖域」の位置を、すでに一寸の狂いもなく探知していました。
「くっ……いい度胸ですわ、アリア様。その不遜な魔力、私が直々に暴いてみせますわ!」
『よし、極上の熟女団長、一撃でタイマン確定! 前世のサラリーマン時代、理不尽なお局や取引先の無理難題をいなしてきたおじさんの
「大人の対応(変態テクニック)」、ナメるんじゃないよ! どっちが真のプロか、今夜のベッドで徹底的に白黒つけようじゃねえか!! ぐふふふふ!!』
レイラは自身の身体に走り抜けた微かな疼きを大人の笑みで隠しながら、夜の公爵邸への「密室タイマン調教勝負」を承諾するのでした。




