↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Judge all  作者: 蒼猪
53/80

二九戒 十二支

 そして5つ目は、その神について。

 12分割された神は時間を司る神だったらしい。今は人の形をした何(・)か(・)になっているらしいが、詳細はかっちゃんも分からないらしい。政府は、12分割された神をひとつにし、ガワだけになった神に世界を破壊させる、という計画で動いているようだ。

 


 一通りの話が終わり、焼肉の代金を払ってかっちゃんのビルにみんな戻る。客間に行き、みんな落ち着いて話し合いが始まった。

「とりあえず、戒盾から来た3人を紹介する。」

 3人? 俺と蒼猪さんだけだと思ってたし、他のメンバーを見ても顔見知りは既に十二支のやつしかいなかった。

「まずは作戦前にいた使千(しせん)だ!こいつは全身使千器人間だ。中身は空洞で人じゃねぇ。」

 上華下民共和国ではぐれた使千は十二支になっていたようだ。ちゃんと腕以外の身体も見つけたみたいで、なんだか俺も嬉しかった。

「次はお前らも会ったことある蒼猪だ。こいつは相当強い。これからの政府との決戦前に戦力が増えたのは超ありがたい。」

「先生〜!」

「はい、栄蛇ちゃん、なんですか?」

「あたいらの不死が無くなった件について〜!」

 俺は不死になった事ないから分からないけど、今まで死なない体だったやつは違和感あるのかな?

「気づいてる奴もいるだろうが、蒼猪が十二支になった事で俺らは死ぬ体になった。確かにそれはキツいが、蒼猪とこれから紹介する虎閃は強い。大丈夫だ。」

 頷いてるやつや、嫌な顔してるやつ、色々いた。

「そして最後に紹介するのは元戒盾十三人の虎閃だ!先に言っておくが、こいつは虎二を殺した。」

 周りがざわめき、相当動揺してる。

「あんた凄いな。」

 ヘッドホンを首元に着けてる女の人が近づいてきた。女の人は俺の顔や体をジロジロ見回してくる。

「あ、あなたは?」

「うちは羊香(ようか)。よろしく。」

 女の人は握手を求めてきた。俺は羊香さんと握手をすると、ぶん投げられた。

「あー! ってぇなぁ!!」

「ふん、うちが女だから油断してたの?戒盾はうちらの敵なんだよ?いくらあんたが虎二を殺して十二支なったからって、うちは完全に信じてるわけじゃないから。」

 たしかに、敵だった奴が味急に方になるなんて怪しすぎる。きっと俺も羊香さんと同じ行動をとっただろう。

「ま、気持ちは分かる。これから俺達は一年間の準備期間に入る。徐々に信頼を築いてくれ。」

 かっちゃんはそれ以上、俺について言及しなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。