表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ぐーぱんカタパルト  作者: 焼きモンブラン
一章 ヒトになる
28/46

28 青 旅行のお知らせ

「おお、どうかしたかの? まあ、急だろうが大歓迎じゃが」


 サクヤを連れてモズさんの家に行くと、モズさんは何かご機嫌だった。


「ん、面白い物が手に入るという観測結果が出たんじゃよ」


 怪しい水晶玉をいじりながら、妖しく笑うモズさん。

 無難な面白さだったらいいなあ。


 ちなみにこの水晶玉は、なんか良くわからない理論で魔力を感知する物らしい。

 一時期サクヤに強い反応があったから、サクヤが何かの魔法攻撃?を受けてた可能性があるとか。

 

 逆さまにぶら下がってた時なのか、それともロープで釣り人になってた時ですか?

 たぶん壊れてるか誤作動だと思います。


 本を読み始めたサクヤが集中して読める(邪魔されない)ように、モズさんに水晶玉の事を質問してる所で、パパが訪ねて来た。


 モズさんに何かを渡してる、あれが面白い物なのかな?

 なんというか、邪神像としか言いようが無いんですけど、蛇が絡まった人型の像とかどこから持って来たのよ。

 あとモズさんが持ってる水晶玉に似た感じのボール。


「ククク、ずいぶんな邪法じゃのう」

 聞こえない、わたしには何も聞こえてませんよ。

 ちなみに邪法というのは、要するに悪い事するために使われる技術、だったかな。

 攻撃魔法とかは邪法じゃないみたいだから、基準がよくわかんない。

 基本、町の中に持ち込んじゃだめ、って言われてるけど、攻撃魔法もたぶん町の中で使ったらすごく怒られると思うし。

 でもすごい悪い事なイメージ。

 いや聞こえてませんけどね?



 でもパパが持って来た言葉は、邪法より衝撃的だった。


「王都に行く事にした」

「はい!いつでも行けます!出発は今から?」


「ものすごい食い付きだな」


 即座に反応したわたしに若干引き気味のパパ様、気が変わったなんて言われたら困りますよ!?


「準備してくる!」

「凄まじく話が早いな。 まあ道中話せばいいか、着替えだけあればいいから、サクヤの分も準備しておいてくれ」

「はーい」


 たーのしーみぃ〜♪

 どういう話なのかはわかんないけどぉ〜、わたしぃ〜、隣町への買い出し以外でぇ村から出たことないからぁ、王都なんて夢のまた夢だったしぃ〜


 スキップしながら帰って、はりきって準備です。

 着替えだけでいいって事は宿屋とかにも泊まっちゃうって事よね?

 うわー温泉とかあるのかな〜?


 は!お風呂セットとかも要るんじゃないかな!

 準備する物を選んで、わたしが持ってる1番大きいバッグに詰め込む。

 宝石箱も忘れちゃだめよね、ちゃんとアクセも着替えなきゃだし。

 ハム王もだいじ、この子はサクヤも気に入ってるから外せない。

 秘蔵のキャンディもこの際もっていっちゃおう、道中おなかすいて戻るなんて事になったら目も当てられない。

 あ、サクヤの着替えだったらあの布も持って行ったほうがいいかな、綺麗に洗濯したし。

 みんなからのサクヤへのプレゼントに服もあったから、それも持っていこう。


 パパの服はパパ袋に入れとけばいいや。

 武器とかの装備は自分でやるとおもうし。


 サクヤを忘れてた事に気が付いたのは、パパとサクヤの荷物の準備を済ませて、みんなのお弁当を作ってひと休みした後でした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ