たみこママと、豪華クルーズ旅、そして、盲点
「ちょっとみんな! 大井競馬で3連単の超大アナが当たっちゃったよ! もう、あの店を丸ごと買い占めてもお釣りがくるレベルのあぶく銭さ!」
たみこママは、文字サイズが「極大」になったらくらくホンの的中画面をみんなに見せるか一瞬迷いましたが、「いつも頑張って働いてるみんなへのご褒美さ!」と大盤振る舞いを決意 !
ヤマダ電機のテレビCMでずっと憧れていた超豪華客船「MSCベリッシモ」で行く、5泊6日の済州島クルーズツアーへ、バーの常連一同をまるごと招待しました!
洋上の巨大リゾートという異次元の世界観を経て、船がついに韓国の済州島へ上陸!
「アンニョンハセヨ!」とばかりに現れる韓国決済界の超エリート新キャラクターたちと、
ママの「おもてなしハック」がぶつかり合う、
(韓国クルーズ編)をお届けします!
メタバース・バー『The Wallet』
豪華客船ベリッシモの風!済州島上陸と韓国三大決済の衝撃〜 編
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(舞台説明)
東シナ海の青い海をゆったりと進む、全長300メートル超えの巨大豪華客船「MSCベリッシモ」。
船内のスワロフスキーの階段や、きらびやかなプロムナードに、アロハシャツ姿のPayPayくんやSuicaくん、ポインコ兄弟、巨大な楽天パンダが大はしゃぎ。
そして5日目、船はついに韓国のリゾート地、済州島の港へと接岸した。
タラップを降りた一行の前に、「アンニョンハセヨ〜!」と、最先端のスタイリッシュな衣装に身をまとった、韓国決済界の巨頭たちが笑顔で待ち受けていた。
「ようこそ済州島へ! 韓国のオフライン決済なら、僕の右に出る者はいませんよ!」
Galaxyの最新スマホを片手に、完璧な韓国アイドル風のスーツを着た男──Samsung Walletくんが、爽やかにウィンクする。
「従来の磁気カード端末だろうが、最新のタッチ決済だろうが、僕ならすべてそのまま1秒で処理できる。これぞ韓国市場圧倒的シェアの『定理』です!」
「あら、ご挨拶ね! でも、メッセンジャーからの送金や手軽さなら、私たちがナンバーワンよ!」
黄色いカカオトークのジャケットを着たオシャレな女性──Kakao Payさんが、スマホの画面を見せてポップに微笑む。
「オンラインのショッピング連携も含めたら、僕の検索エンジンパワーが最強だけどね」
グリーンの洗練されたコートを着た知性派──Naver Payくんも、静かに眼鏡を上げて並び立つ。
「う、美しい……! なんてセキュアで洗練されたK-POPスタイルの決済ネットワークなんだ……!」
Apple PayさんがFace IDの瞳を激しく明滅させて感動している。PayPayくんも「僕と同じアプリ決済なのに、なんだか都会的でカッコいいなぁ!」と圧倒され気味だ。
済州島の美しいビーチの横で、日韓のキャッシュレスの国際交流(?)が始まり、みんなが現地名物の『黒豚のサムギョプサル』や『済州みかん』を買い食いしてウキウキ大騒ぎ。
しかし、観光バスの座席の真ん中で、お洒落なリゾートドレスを着たたみこママだけが、らくらくホンを握りしめたまま、現地の最新デジタル端末を見つめて、プロとして激しく腕を組んでいた。
「ちょっと、韓国の若いみんな。あんたたちのシステムが素晴らしいのはよく分かったよ。……でもね」
たみこママが、ドコモのらくらくホンを、済州島の守り神「トルハルバン(石像)」の頭に響き渡るような大きな音でパカァァァン!!と閉じた。
一瞬で静まり返る済州島のビーチ。
「ママ……」Samsung Walletくんが、最新スマホを持ったまま固まる。
「あんたたちがどれだけGalaxyの磁気だの、カカオのメッセンジャーだの、ネイバーの検索エンジンだので最先端を気取っていてもね!
あたしの主戦場である白山の**『ビッグ・エー(Big-A)』**に帰ったらね、カカオペイもネイバーペイも、おサイフケータイ非対応の海外端末なんて、レジの前で1ミリも『ピッ』とも鳴りゃしないんだよ!!!」
「え、エゴ(えっ)!? ビッグ・エーでは僕たちの電波は繋がらないアルか!?」
Kakao Payさんたちが驚愕する。
「そうさ! 日本の下町の現場をなめちゃいけないよ!
でもね、あんたたちがこうして済州島で、人間たちの毎日のお買い物を楽しく、便利に繋いでるその笑顔の価値は、あたしたち白山のメンバーと一歩も変わっちゃいないんだよ。
国境だの、通信規格(フェリカ vs 海外規格)だので壁を作るんじゃないよ。
明日のベリッシモの出港(日本帰還)に向けてね、あたしがこのあぶく銭(3連単)を使って、現地の『黒豚の三枚肉』と『本場のキムチ』をドラム缶ごと爆買いしてさ!
今夜の船のラグジュアリーな個室で、ビッグ・エーのうすくち醤油を隠し味にした、世界一美味い**『日韓マルチサムギョプサル』**を全員にたらふく奢ってあげるからね!」
ママの、玄海灘よりも深くて温かい「国際マルチ決済の包容力」に、Samsung WalletくんもKakao Payさんも、感動の涙をボロボロと流した。
「ママ……マシッソヨ(美味しい・素晴らしい)! あなたの包容力、完全に僕たちのウォレットを超えている!」
「ハオラー、ハオラー! ママの料理なら、微博もカカオトークも大バズりアル!」と銀聯先生も大喜び。
「よし! 話が決まったら、今夜は客船ベリッシモの最上階デッキで、ピンクのドンペリと本場のサムギョプサルで大宴会だよ! JCBさん、韓国のチャミスルに合う『出汁割りマッコリ』の準備さ! 国境を越えて、今夜はみんなで『アンニョン・マルチ決済』さ! 乾杯!!」
「イエス、マーム!」
「ウィー・アー・ザ・ウォレット!」
「パパパーン!」
たみこママのあぶく銭と圧倒的な母性によって、豪華客船MSCベリッシモは世界一ハッピーな「日韓キャッシュレスの架け橋」となり、済州島の夕日をバックに、全員の満面の笑顔を乗せて、再び日本(白山)へと優雅に舵を切るのだった。




