街の光①
廃墟を出てから最初の経由地であるスクラートの街に夕方前についた沙毅。
こんかいはギルドカードを見せるとすんなりと入ることが出来少々拍子抜けである
「ほぇ~やっぱ街と違って行商が多いからか街とは品揃えが違うな」
場所が変われば品も変わるものである。
しかしやはり別の場所に来たならばその土地の食文化を調査しなければならないと使命感らしきものも芽生えていた。
というわけで早速定食屋らしき場所に入る。
「らっしゃーい」
(なかなかいい感じにやる気のない店だ、すばらしい)
沙毅はこの世界に来る前、よく食べ歩きをしていた。
出なくてもいい授業、台風などの自然災害により休校になった時の時間など、暇があれば食べ歩きをしていた。
その沙毅が入った時の掛け声だけでなかなかの高評価を下すのは珍しい。
席につき、品書きに目を通す。
(ふむ、なかなか普通の品書きに見える、だがこのその日の気まぐれと言うのはなんだ?)
とりあえず気まぐれに1つと注文ししばらくまつとそれが来た
「どうぞ、その日の気まぐれです」
まずはお供のパンとスープ。
パンはフランスパンのように外は固く、それでいて中は柔らかい。スープか気まぐれに浸しながら食べるのだろう。
続いてスープ、見た目はコンソメのようだが、大量の野菜と煮たためか驚くほど味が残らず、味がスッと身を引いていく。
最後にその日の気まぐれである。なんというか、とりあえずあった肉突っ込んで煮込んだ感じである。
デミグラスソースのようなシチューらしきものの中に、肉野菜肉肉などと野菜は引き立て役であるかのように肉の量が多い。
野菜はジャガイモのようなもののみがなんとか原型を留めており、その他の野菜は味は感じるものの原型をとどめないほど煮込まれている。
そして肉である。
舌で切れるほど煮込まれた物から確かな歯ごたえを持つものなどさまざまである。
(当たりだったな)
そう思いつつ次々と料理平らげていく。さながら鯨がオキアミを食べるかのごとく豪快である。
しばし食事に心うたれてから会計を済ませ外へとでる。
辺りはすでに暗く、酒場が賑わいを見せ始めていた。
夜の街はさまざまな人種がいる。その中には裏側の人間も含まれている。そういった点から夜間にでる一般市民はほとんどいない。
やはりお約束といえば酒場に行くしかないとばかりに酒場へと足を運ぶ。
今夜はなかなか楽しくなりそうだと考えながらおでん食いたいとも考えていた。
夜はまだまだ長い
遅くなって申し訳ありません
投稿するはずのデータが消滅したため遅くなってしまいましたorz
投稿してないあいだに読んでくださった方々ありがとうございます
少しでも暇潰しになればさいわいです




