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 とっておきとやらはさておき、先ずは俺の最上位職をセットしに俺達は協会に来ていた。

『最古の復讐者』になる為には、一度協会に戻ってやらなくちゃいけない事がアレコレあるらしい。

 しかし今はログインが集中しているらしく、結構な列だ。

 まあどうしようもないので大人しく列に並んで10分程で順番が回ってきたので、係員に職業変更を申し出た所予想外の返答が来た。

「お客様の変更内容は私共では致しかねます。

 別の方に頼まれてください」

「は?」

 ちょっと、と言いかけたがその頃にはもう別のプレイヤーが来ていて言い返すことすら出来なかった。

 






 皆の視線がツラい。

 優しげなのが特にツラい。

「そういう事もあるって(^^)」

 ライライのやつは煽りまでいれてきやがる。

「そうですよ、コチラにも予定というものがありますから」

 !?!!!??

 誰だ?

 メンバーにこんな男を惑わす為だけの声を出す奴は居ない。

 というかライライ以外全員男だしな。

 見回すとライライの側にやたらと大胆な衣装の女性が。

 というか、そこに居たのはあの時の女性NPCストーリーテラーだった。

「もう私の出番とは、随分お強いのですね?」

 いや、これは弟の手伝いのおかげなんで、、、

(そう言った縁も強さと言うのでは?)

 !???!!!??

 脳内に直接?

 え、どう言う原理で?

 心も読むし脳内に話しかけるとか、どう言うゲーム?

 これってマジでやばいゲームなのでは、、、

「さて、今の貴方様は『最古の復讐者』になる事が出来る訳ですね」

 通報という文字が脳裏をチラついた瞬間そんな言葉が投げかけられる。

「でも無理だって言われたんだけど?」

 咄嗟に返したからだろう、さっきの思考も何処か遠くに飛んでいってしまった。

「まあそうでしょう。彼等は一般向けのものしか知りませんし」

 ということは。

「俺のは一般向けではないし、お前は一般向け以外の担当って事か?」

 我ながら何とも当たり前の事を聞いてしまったものだ。

 このタイミングでこのセリフ。

 しかし返ってきたのは否定だった。

「いえ、私の担当は貴方様のみです」

 なんかそれ凄くイヤラしく聞こえますが?

 うお!周りの目線が!

「私たちに会う前に何してたわけ?」

 ライライが代表しているが全員が頷いているところを見ると、他の奴らも同意見らしい。

「マジで弟にちょっと教えて貰ってただけだって!

 確かにコイツから一つストーリーを買ったけど!マジでそれ聞いただけだって!」

 そう言うと、疑いは全く晴れていないがNPCが同意してくれた。

 まあ今の状況コイツの所為ですけども。

「はい、この方が私からストーリーをお買いになられた時に、私はこの方専属の転職窓口になりました。

 私達の様なノンプレイヤーキャラクターはプレイヤー様方の一部に対して、今のように行動する様『神』に厳命されております」

 このセリフを聞いたタイミングで俺以外の面々の顔が変わった。

「まあとりあえず俺は転職出来るってことだよな?」

 気にはなるがこっちの要件が先だ。

 目で合図を送ると、皆渋々先を促す。

「はい、少しお話をさせていただきますが、よろしいでしょうか?」

 皆は頷いているので俺も頷いて話を聞く。

「では、初めての方もいらっしゃいますのでさわりの部分から軽く。

 その者はある滅びた集落の生き残りでした」


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