事情聴取(2回目)
あの後、全力で走ってきたメンバー達に謎のアイテムでプライベートエリアに転移させられていた。
そして始まる事情聴取(^^)
体勢は勿論SE・I・ZA⭐︎
もうやだ、冒険行きたい。
「行かせないよ?」
心読まれるのが1番怖いんでやめてもらえませんか?
「じゃあもうちょっと顔に出ないようにしてね?」
えっ、俺のせい?
じゃあもうどうしようもないじゃん。
「遊んでないで確認」
白夜の言葉で居住まいを正す俺とライライ。
ライライはリアルでもそうだった様に、なんだかんだ丸く収めようとしてくれる良い子です。
「でも俺何にも悪く無いよね?」
普通にビルド組む考えで『復讐騎士』って言う構成にしただけだよ?
弟は何にも言ってこなかったし。
「いやいや、おかしいから。
先ず何がおかしいかわかってないだろうから説明するけど、その職業構成は別に試した人がいるんだよ。
ただ、スキルは平均より少ないし役に立たないヤツばっかりでマトモに使えないって答えになってた訳」
悪いか聞いたのに、おかしいと返ってきた。解せぬ。
正座やめていいかライライを見ると首を横に振られる。
(あ、話終わるまではダメな感じっすか)
大人しくサカイの話を聞く。
「『サバイブ』に関してはまあ普通だったよ。
『最後の切り札』も一般的なもの。
ただ、他のスキルは全部おかしかった。
先ず、『ラストアベンジ』はダメージの変換倍率が違う。
『狂乱こそ平静』と『復讐の本懐』、『破滅的思考』この3つは今迄名前が出てないスキルだし、『ラストアベンジ』も含めて4つともフレーバーテキストが入ってるのもおかしい」
ええ?
んな事言われましても。
「んな事言われましても」
(ヤッベ)
思ってももう遅い。
「だーかーらー!職業選択の時とか!レベルアップの時に!何かイベントが無かったらこんな事にならないの!
思い出せ!」
ちょいキレ気味ですが、まだセーフと思いたい。
「とは言ってもなぁ、イベントはなぁ。
初めはみんなでやるって決めてたし」
他に何かあったらわかると思うんだけど。
「あ」
そういえばこれか?
「職業選択の前に『ストーリーテラー』のNPCから話を買ったんだよね。
その話を参考に職業決めたわ」
そこでみんなが俺に詰め寄る。
「何の話を買ったン?」
そりゃぁ、
「1番高かった『復讐者』」
即断だったからね。因みに。
「それでかな?
でも理由としては弱く無い?」
「でもなぁ、ストーリーテラーはNPCじゃレアなんだよね」
「因みにどんな話しだったの?」
どんなって。
「蛮族の子供が村を滅ぼされて、生き残ったそいつが王国の騎士団長に復讐するって言う話しだったぜ?
ログにもあるから何時でも読める、、、」
そこでログを見て気付く。
さっきの戦闘のリザルトを見ないままここに来たせいで分からなかった事に。
「ごめんなさい、正座まだ止めれなさそう」




