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第二十六章 影

さて、今後どうするか

練りに練っています…。

つまらなくてすみません。。。

九月半ば斉藤さんが一度新選組へ戻る事になった。代わりに土方さんが来るとの事だ。なので山南さんからの文は処分した。だって見つかったらまずい事になりかねないから…。



斉藤さんは今荷造りをしている最中だ。

土方さんが着いてから出ることになっている。





『荷物はこんなものか…』

『だって沢山あったら大変じゃない?馬がいれば別だけど基本的にこうでしょう?長い道のりなんだもん』


『そ、そうですよね…』


『どうした?』

『江戸を目指してるときさぁ、智香ちゃんたら凄い荷物なんだもん油たっぷりどっこいだよ』


『………』

『成る程。だから切れないのか。しかしどれくらいの油を?』


『屯所にも置いてあったでしょう?あのデカいのを…』


『あーーーーーーーーーーっ!』






ついあたしは大きい声を出し

沖田さんの言葉をおもいっっっっきり

遮った。沖田さんは慣れてるけど斉藤さんは身体を使って驚いてくれた。


沖田さんは小指を耳へ入れている…。

あーそうですか余裕何ですよね?余裕って事ですよね?はいはい。判りました新しい手を考えておきますよ!





『土方さんかぁ…』





ポツリ呟くと此処へ着ての暫くを思い出した。沖田さんと二人で医者へ行った時、あの時初めて氷川さんにあったんだ…梅の花が咲くあの日…。



医者を出るとまた氷川さんにばったり会って、そして未来で謂うヤミ金に絡まれてて沖田さんに何か謂ったんだよなぁ~忘れた。その後に土方さんが江戸へ着てたんだよね…。



何だかんだこの半年と三ヶ月色々あったなぁ…斉藤さんが来てくれて樋口さんも来てくれて…。山崎さんは月一(つきいち)で来てくれている。



皆沖田さんの事を心配しているんだ。

勿論病気の為此処へ来ていることは内緒。あ、平助君背伸びたかな?


匂袋を顔の前で垂らす。






『それは?』






斉藤さんが訊いていた。






『屯所を出るとき平助君がくれたんです』

『僕にはなぁんにも無いんだよ?』


『平助からか…ま、総司が貰えんのは仕様がないだろう?いつも平助で遊んでいたんだ』


『あらまーそんな事謂っちゃうんだ?』







そうこうしていると土方さんの声が聞こえた。あたしら斉藤さんが使う部屋から飛び出す。






『土方さん!お久し振りですっ!』

『ふ…相変わらず騒がしいなぁ智香』

『そうでしょうか?』






あたしは人差し指で頬を軽く掻きながら苦笑いで応える。騒がしいかなぁ?

沖田さんと斉藤さんも隣の部屋から出て来た。






『お久し振りです土方さん。変わらないでしょう?この娘?ゴキが出ただけでもギャーギャーですよ?』


『副長、お久し振りです。会ったばかりですが俺は出ます』


『ああ。途中崖が崩れかかっているから少し遠回りをしていけ。こっちの雨は酷かったのか?』


『昨日の雨でかな?斉藤さん、他の道もどうなっているか判りませんので細心の注意を…』


『判った。此方は叩き付けるような雨だったので恐らく…』


『んじゃ、気を付けて行けよ?』


『はい』


『じゃ、またね一君』







斉藤さんは会釈をするとそそくさとこの家を後にした。

あたしは長旅だった土方さんへお茶を早速淹れる。



何処と無く体が(だる)い…。

気温差で風邪でもひいてしまったのかな?夏風邪?秋風邪?




お茶の用意が出来ると盆に乗せ二人の所まで運ぶ。先ずは土方さんから…。





『すまんな』

『いえ』





沖田さんはやっぱり柱に身体を預けてるので盆を押しながら移動。






『あのぉ…土方さん…』

『なんだ?ん?智香…お前顔色が悪いぞ?どうした?』

『やっぱり、今日は休んでなよ。僕は大丈夫だから』

『けど…』

『ったく…お前が倒れたら誰が総司を監視するんだ?』

『ね?休んでなよ?君は(うるさ)いくらいがいいんだから』


『どうゆう意味ですそれ?』

『それだけお前が騒いでるってこった』





土方さんまで酷い…。

あたしそんなに(うるさ)いかな…。

普通に大人しくしてるとおもうんだけど…あたしにとっての普通は何なんだろう…。






『二人とも酷いです』





沖田さんがあたしをちらりと見ると

此方へ近付いてきて耳元で…。




ボソ…


『後で接吻してあげるから大人しく寝てなよ?』






カァァァッ!





『あら~熱でちゃったかな?』

『お、お、大人しく寝ますからっ!からかわないで下さいっ!』

『何かしたのか総司?』

『いいえ何も』






にこにこしながら楽しい顔の沖田さん…。

たまにああ謂うことを謂うもんだから

心臓が…。

ああ…暑いしたダルい…早く横になろう…。



床につくとあたしは夢を見た。

夢の中であたしは布団の中に居て隣に沖田さんが居た。彼は胡座(あぐら)をかき、テツを抱き上げていた。





「あ、目が覚めた?」

「はい。土方さんは?先程着いたばかりですよね?」

「土間に居るよ」





夢の中で立ち上がろうとししても

動けない…。というより立てない。

見るに見かねた夢の中の沖田さんがあたしを覆うような姿勢…四つん這いになった。






「どうしたの?」

「い、いえ…」






話をしていると鈍い音と共に

沖田さんが苦痛の表情になった。

何が起きているのか理解するのにあまり

時間はかからなかった。


視線を沖田さんの胸へやると

刀が彼の身体を貫通していた…。刀を引き抜かれると沖田さんはあたしの体の上に倒れた。





夢はそこで終わった。






ガバッ!





『うわっ!』

『え…?あ…沖田さん…』

『どうしたの?(うな)されてたけど…』






起きると沖田さんが夢同様左側に座って居てくれた。






『何でもないです…恐い夢を見ただけで……あの…土方さんは?』

『土間にいるよ?何かせこせこやってるよ』






夢の会話と似てる…。





『まだ顔色が悪いね…寝てなよ?起き上がらないで』

『はい。あの…土方さんの様子…』

『僕が見てくるから君は動いちゃダメだよ?』

『はい…』

『本当、大丈夫?』


『正直辛いです…けど…貴方の辛さに比べればどうってことないです…怠いだけですから…』


『智香…ちゃん……僕の面倒かまけて自分の事に疎かになってたんじゃ…』


『いえ…それは沖田さんが嫌がるの…判って居たのでちゃんとしてました…』


『そか…智香……』

『はい…』




初めて呼び捨てで呼んでくれた…?それとも…。

けど“ちゃん”付けても呼ばれる事に対して嬉しいけど…くすぐったい…。沖田さん…大好きです…。





『呼び捨て…有り難う御座います。総司さん…』




あたしは意識がある限り彼へ手を伸ばし

彼の温かい手を求めた。

此からも好きで居て良いですか?

貴方だけ思っていても良いですか…?

引っ張られる感じが

またあたしと彼を引き裂くの…。



遠く…遠く…。



こんな感じで仕上げてみました。

やっぱりつまらなかったでしょうか…。。。


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