世界設定:こよみついて(その2)
本編の「おまけ」同様の台本形式です。 興味のない方はスキップを。
どことなくメタァな感じがするのも仕様です。
楽屋にて。
こよみ「うわあ、ひっさしぶりー!」
ジャス「前回にやったのが……ふむ、五〇〇話くらい前か」
こよみ「……」
ジャス「……」
こよみ「ほ、本当に久し振りー(汗)」
ジャス「本当だな(汗)」
こよみ「と、いうことで! おさらいの意味も含めて、ココでちょっと詳しく解説してみよう!」
ジャス「こよみ、五〇〇と数十話振りの仕事だ(笑)」
こよみ「私のせいじゃなーーーーいっ!!」
■暦の定義について
ジャス「……お? なんか本格的だ」
こよみ@女教師スタイル「ふふん、やるからには徹底的にやるんだから!(ちょっと得意げ)」
こよみ「そもそも暦ってさ、分かりやすい星……だいたいは月か太陽を基準にするじゃない?」
ジャス「ま、そうだな」
こよみ「でもさ、この世界って月が二つあるからややこしいのよ……」
ジャス「ロフォルケ(青くて小さい方)と、ロシェーリ(赤くて大きい方)な」
こよみ「メタなフォローありがと♪ この先もその調子でフォローしてねっ(肩を叩く)」
ジャス「俺も仕事を振られた!」
■聖歴と三国歴
こよみ「(キャスター付きの黒板に板書して)この国……ヘルヴィオールができて暦を定めたのが『聖歴』元年で、インダルフィア・ヒミングレアと条約を結んで使節祭を始めた年が『三国歴』の元年よ」
ジャス「まー、三国歴なんて滅多に使わないんだけどな」
こよみ「平成よりも使わないんじゃない?(笑)」
ジャス「うん(笑)。 せいぜい、使節祭のときに耳にするくらいだな」
こよみ「ところで今年は?」
ジャス「聖歴だと九二〇年、三国歴だと……二三五? あれ、六だったかな?」
こよみ「六だよ」
ジャス「おっ、さすがこよみ」
こよみ「えっへん!」
■一年(太陽の一周)と一月(月の一周)
こよみ「一年はだいたい三六〇日ね。 そこは確定なんだけど……」
ジャス「問題は『月』をどっちに合わせるのか、だよな」
こよみ「そ。 ロフォルケが二五日くらいで、ロシェーリが二八日くらい。 んで、すったもんだの末に、誤差の少ないお姉ちゃん(ロシェーリ)を基準にして、一年・一三ヶ月になったんだって」
ジャス「すったもんだ……って、古いなおい」
こよみ「あんたが言ってたから私も覚えたのよ? って、そんなコトはどうでもいいの! はい、それはコッチに置いといてー(置いとくジェスチャー)」
ジャス「置いといてー(置いとくジェスチャー)」
■曜日の順番
こよみ「曜日については、弟くん(ロフォルケ)の立場がない(笑)って理由で、約数の五を取ったんだってね?」
ジャス「マジでそうらしいな(笑)。 でも、初代国王が『四日働いて一日休むくらいがちょうどいい』って言ったのが本当の決め手らしいぞ」
こよみ「さすが勉強マニア♪」
ジャス「マニアじゃねえ!」
・火の日
・水の日
・風の日
・土の日
・精霊の日(一般的な休日)
■一ヶ月の日数について
こよみ「ココがちょっとややこしい部分」
ジャス「ま、前世でもカエサルとかが勝手に変えたりしてるしな」
こよみ「一月から一三月までをぜーんぶ二八日にすると三六四日になっちゃうから、偶数の月を一日減らしてるの」
・奇数月:二八日
・偶数月:二七日
こよみ「でも、そうすると三五八日で逆に二日足りなくなっちゃうから、年末年始で忙しい一月と一三月に一日を足したんだって」
ジャス「足した理由が生々しい……」
・一月と一三月:二九日
・それ以外の奇数月:二八日
・偶数月:二七日
●太陽の日について
こよみ「簡単に言うと『うるう年』ね。 だいたい四年に一回、四月に一日プラスするの」
ジャス「条件は今のところ、地球のうるう年と同じらしい」
こよみ「だから、全部をまとめるとこんな感じね」
・一月と一三月:二九日
・それ以外の奇数月:二八日
・偶数月:二七日
ただし四月の「太陽の年」に限り、二八日まで
こよみ「ややっこしいね~」
ジャス「仕方ないけどなー」
■時間について
こよみ「このヘンの分け方って、かなりざっくりっぽいよね(笑)」
ジャス「ぶっちゃけ、適当でもそんなに困らないからなあ」
こよみ「スローライフだね~」
・一日は十時間、十時ちょうどで日付が変わる
・五時でちょうど昼
・二時から九時までは、鐘を鳴らして教えてくれる
こよみ「ちなみに分と秒もあって、こっちは意外にも六十分、六十秒なんだって」
ジャス「おかげで計算しやすくて助かってるよ」
■刻について
こよみ「こっちは昔ながらの言い方らしいね」
ジャス「基本的に、日の出から日の入りまでが庶民の『一日』って感覚だからな。 日が暮れると、繁華街や大きな通り以外は真っ暗になるし」
こよみ「スローライフだよねえ~」
・日の出の刻(時間は日によって変わる)
・仕事始めの刻(三時)
・昼の刻(五時)
・仕事終わりの刻(六時半時)
・日暮れの刻(時間は日によって変わる)
ジャス「こっちも鐘が鳴るんだけど、冬場は日の出と仕事始めの鐘がほぼ重なるんだよ」
こよみ「だから、最近は夜明け前に起きる話が多いんだね」
ジャス「マールちゃん達はもっと早く起きてるけどな。 ちなみに、『半時』っていうのは三十分って意味だ」
こよみ「とこで『仕事終わり』って、本当に仕事が終わっちゃうの?」
ジャス「いやまったく(笑)。 そろそろ仕事の片付けを始めましょう、ってくらいの目安だな」
こよみ「以上、こよみコーナーでした~」
ジャス「うんうん(満足げにうなずく)」
こよみ「ちょっと、あんたも手を振ってよ!」
ジャス「ああ、ごめんごめん」




