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そだ☆シス  作者: Mie
熱冬編
684/744

世界設定:こよみついて(その2)

 本編の「おまけ」同様の台本形式です。 興味のない方はスキップを。

 どことなくメタァな感じがするのも仕様です。

挿絵(By みてみん)





 楽屋にて。


こよみ「うわあ、ひっさしぶりー!」

ジャス「前回にやったのが……ふむ、五〇〇話くらい前か」

こよみ「……」

ジャス「……」

こよみ「ほ、本当に久し振りー(汗)」

ジャス「本当だな(汗)」


こよみ「と、いうことで! おさらいの意味も含めて、ココでちょっと詳しく解説してみよう!」

ジャス「こよみ、五〇〇と数十話振りの仕事だ(笑)」

こよみ「私のせいじゃなーーーーいっ!!」



■暦の定義について


ジャス「……お? なんか本格的だ」

こよみ@女教師スタイル「ふふん、やるからには徹底的にやるんだから!(ちょっと得意げ)」

こよみ「そもそも暦ってさ、分かりやすい星……だいたいは月か太陽を基準にするじゃない?」

ジャス「ま、そうだな」

こよみ「でもさ、この世界って月が二つあるからややこしいのよ……」

ジャス「ロフォルケ(青くて小さい方)と、ロシェーリ(赤くて大きい方)な」

こよみ「メタなフォローありがと♪ この先もその調子でフォローしてねっ(肩を叩く)」

ジャス「俺も仕事を振られた!」



■聖歴と三国歴

こよみ「(キャスター付きの黒板に板書して)この国……ヘルヴィオールができて暦を定めたのが『聖歴』元年で、インダルフィア・ヒミングレアと条約を結んで使節祭を始めた年が『三国歴』の元年よ」

ジャス「まー、三国歴なんて滅多に使わないんだけどな」

こよみ「平成よりも使わないんじゃない?(笑)」

ジャス「うん(笑)。 せいぜい、使節祭のときに耳にするくらいだな」

こよみ「ところで今年は?」

ジャス「聖歴だと九二〇年、三国歴だと……二三五? あれ、六だったかな?」

こよみ「六だよ」

ジャス「おっ、さすがこよみ」

こよみ「えっへん!」



■一年(太陽の一周)と一月(月の一周)


こよみ「一年はだいたい三六〇日ね。 そこは確定なんだけど……」

ジャス「問題は『月』をどっちに合わせるのか、だよな」

こよみ「そ。 ロフォルケが二五日くらいで、ロシェーリが二八日くらい。 んで、すったもんだの末に、誤差の少ないお姉ちゃん(ロシェーリ)を基準にして、一年・一三ヶ月になったんだって」

ジャス「すったもんだ……って、古いなおい」

こよみ「あんたが言ってたから私も覚えたのよ? って、そんなコトはどうでもいいの! はい、それはコッチに置いといてー(置いとくジェスチャー)」

ジャス「置いといてー(置いとくジェスチャー)」



■曜日の順番


こよみ「曜日については、弟くん(ロフォルケ)の立場がない(笑)って理由で、約数の五を取ったんだってね?」

ジャス「マジでそうらしいな(笑)。 でも、初代国王が『四日働いて一日休むくらいがちょうどいい』って言ったのが本当の決め手らしいぞ」

こよみ「さすが勉強マニア♪」

ジャス「マニアじゃねえ!」


・火の日

・水の日

・風の日

・土の日

・精霊の日(一般的な休日)



■一ヶ月の日数について

こよみ「ココがちょっとややこしい部分」

ジャス「ま、前世でもカエサルとかが勝手に変えたりしてるしな」

こよみ「一月から一三月までをぜーんぶ二八日にすると三六四日になっちゃうから、偶数の月を一日減らしてるの」


・奇数月:二八日

・偶数月:二七日


こよみ「でも、そうすると三五八日で逆に二日足りなくなっちゃうから、年末年始で忙しい一月と一三月に一日を足したんだって」

ジャス「足した理由が生々しい……」


・一月と一三月:二九日

・それ以外の奇数月:二八日

・偶数月:二七日



●太陽の日について

こよみ「簡単に言うと『うるう年』ね。 だいたい四年に一回、四月に一日プラスするの」

ジャス「条件は今のところ、地球のうるう年と同じらしい」

こよみ「だから、全部をまとめるとこんな感じね」


・一月と一三月:二九日

・それ以外の奇数月:二八日

・偶数月:二七日

 ただし四月の「太陽の年」に限り、二八日まで


こよみ「ややっこしいね~」

ジャス「仕方ないけどなー」



■時間について

こよみ「このヘンの分け方って、かなりざっくりっぽいよね(笑)」

ジャス「ぶっちゃけ、適当でもそんなに困らないからなあ」

こよみ「スローライフだね~」


・一日は十時間、十時(とき)ちょうどで日付が変わる

・五時でちょうど昼

・二時から九時までは、鐘を鳴らして教えてくれる


こよみ「ちなみに分と秒もあって、こっちは意外にも六十分、六十秒なんだって」

ジャス「おかげで計算しやすくて助かってるよ」



■刻について

こよみ「こっちは昔ながらの言い方らしいね」

ジャス「基本的に、日の出から日の入りまでが庶民の『一日』って感覚だからな。 日が暮れると、繁華街や大きな通り以外は真っ暗になるし」

こよみ「スローライフだよねえ~」


・日の出の刻(時間は日によって変わる)

・仕事始めの刻(三時)

・昼の刻(五時)

・仕事終わりの刻(六時半時(はんとき))

・日暮れの刻(時間は日によって変わる)


ジャス「こっちも鐘が鳴るんだけど、冬場は日の出と仕事始めの鐘がほぼ重なるんだよ」

こよみ「だから、最近は夜明け前に起きる話が多いんだね」

ジャス「マールちゃん達はもっと早く起きてるけどな。 ちなみに、『半時』っていうのは三十分って意味だ」

こよみ「とこで『仕事終わり』って、本当に仕事が終わっちゃうの?」

ジャス「いやまったく(笑)。 そろそろ仕事の片付けを始めましょう、ってくらいの目安だな」



こよみ「以上、こよみコーナーでした~」

ジャス「うんうん(満足げにうなずく)」

こよみ「ちょっと、あんたも手を振ってよ!」

ジャス「ああ、ごめんごめん」






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