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恋染め暖簾  作者: 無頼
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第十四話 「作戦会議」

拠点には幹部が集合し、準備をしていた。

行楽、相楽、扇、鳴谷、禅も来ていた。

桜乃助が口を開く。

「今回の吉原潜入…その娘攫いの商人は集団でやってくるだろう。」

「だからって幹部全員出るのは面倒だぜ〜頭領〜」

相楽が言う。

「相楽!言うんじゃない!」

行楽が相楽の頭を引っ叩く。

「あだ!」

扇が口を開く。

「護衛は多そうね…ツレもいるだろうし…」

「そうですねぇ…」

禅が咳をしながら話す。

鳴谷が呟く。

「凛はどこだ。」

桜乃助が辺りを見渡す。

「いないな。」

「また酒でも飲んでるんだろうよ。」

辰三が呆れたように呟く。

その時、拠点の入り口の隠し扉が開く。

「来たよ〜!!!!」

凛と、もう一人。

「桜乃助様!」

桜乃助は自室に戻ろうとした。

今度は飛瑛に止められた。

「頭領〜照れなくていいぜ〜」

「違う!」

八千代は桜乃助の隣に座った。

「えへぇ〜連れて来ちゃった〜」

「凛。酒か。」

「飲んだよ〜」

「酒禁止。」

「ヤダ〜!」

飛瑛が番傘で凛の頭を突く。

「駄々こねない〜」

「生意気なぁ!」

桜乃助が口を開く。

「戻れ!」

八千代はビクッとした。

凛と飛瑛は戻った。

「まぁ、私たちが吉原内に止まっておくので、すぐ助けに入りますよ。」

行楽が刀の状態を確認しながら言う。

「全員じゃ無くていい。外にも護衛がいるかもしれない。凛、飛瑛、辰三、鳴谷は外で待機。」

「わかった。」

鳴谷は自室に戻って、刀を持って来た。

扇が口を開く。

「今日は来ないみたいね。何処か分からないけど、またやってるみたいね。」

「そうか…」

桜乃助が顔を上げる。

「明日、吉原に潜入する。解散。」

幹部らは各々行動を始めた。

「桜乃助様、大丈夫ですか?」

「大丈夫だ。」

第十四話 「作戦会議」 完

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