表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/88

【日記】魔法使いの隠れ家にて


 三日目 正午過ぎ


 家主の女性が記憶のない俺に日記を薦めた。

 俺が隠れ家にやってきてから今日で三日、日記を初めて三日、この世界に来てからも三日目だ。

 肝心の少女が目を覚まさないのだから、何故俺が少女の元に放り出されたのか、その真相は分からない。


 何かを知っている素振りを見せる魔法使い(サクラメント)は快く滞在を許可してくれたが、その弟子(ミロシュ)は女所帯に見知らずの男が入り込むのを嫌がっている。俺だから嫌なのではなく、多分男だから嫌なのだろう。

 師匠もきっとそれを理解して、弟子を弄る為に俺を招き入れた気がする。

 偶然耳にした会話からも、それが分かる。


「ミロ、押し倒された?」

「…………」

「え、まだ押し倒されてない?! なら押し倒しちゃいな!」

「ちょっと師匠、黙っててください!」

「あいたっ!!」


 どんな師弟だと突っ込みをいれたくなる。いや弟子から一発入れられたか。

 相手が美人とは言え、俺にそんな気は一切ないのだが……。

 兎も角居心地の悪い今は、少女が目覚めてくれることを切に願う。


 独りだと、心細い。


数話+日記

この形態でまったり更新していこうと思います

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ