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㉞アイドル

更新停止してスイマセン。

最近暑くて体調を崩していて書けなくてすいませんでした。

毎日更新はキツイので書けたらアップするスタイルに変更します。

 スロー達が領兵の駐屯地に着いて数時間で人気者になっていた。

※バントとマカはギルドへの報告のために別れた。


マリーの場合、騎士団長の老兵の古傷の痛みを察知し


「おじいちゃん、痛そうだがからマリーがマッサージしてあげるの!」


 普段は厳しく寡黙な騎士団長はマリーの純粋な笑顔に負けマッサージを受けると劇的に改善し完全にデレる。

 老兵は無数の骨折をしていて、その欠片が神経の間に入り込み痛みとなっていた。

 マリーは超振動で欠片を粉々に粉砕し痛みを感じないレベルにした。


「マリーちゃん、ワシの孫にならんかい?何でも買ってあげる!」


 マリーはもちろん断った。

 断れると思ってなかった騎士団長はやりきれない気持ちを兵達の訓練にぶつける。


「おじいちゃん、強いの!カッコ良いの!」


 その言葉で訓練は騎士団長のワンマンショーに(笑)



 ジェイの場合、黙々とランニングをしているがスピードは遅い。なので兵達は簡単に抜き去ってマウントを取ろうとしたが誰も追い抜けない。

 【重力魔法】で自分の周囲に負荷をかけて走っているので、何も知らない兵士は突然の負荷に力を発揮できない。

 画期的なトレーニング方法に兵士は感心する。

 普段はマリーをレディとして接しているので女性兵士からはお姫様のように扱われて人気になった。



 ユアの場合、現場を知る魔法使いに積極的に質問をしていた。

 最前線の兵士からは魔法使いは後ろにいてチマチマ魔法を使うだけと思われていたので、尊敬の態度は新鮮だったらしく、アイドル的な人気を獲得。



 コルトの場合、専属の鍛冶師の技術に感嘆し義足などを見せて技術の向上を図っていた。

 領兵にドワーフの鍛冶師がいないので技術交流が活発になる。



 デリの場合、治療の名目で領兵をボコボコにしていた(笑)

 彼は格闘家から神官になったので普通の治療はできず、痛みを与えて傷を癒す無限地獄なので心が折れる。

 一部の特殊なお友達(ドM)は大喜びだが(笑)



 スローは訓練所の片隅でライカにひたすら料理を振る舞い、口が汚れると拭いてあげる。

 その様子を見た人々は【雷獣の召使い】と呼んだ。

 ライカが「スローのごはんが一番だ!」と言うので領兵の調理担当が張り合いだしてカオスに。


 それを見ていたブライアンは


「平和な光景だ⋯⋯雷獣ヌエは安全じゃね?」と思うのであった。



《スロー視点》


 純粋に料理だけをしてライカが喜んでくれるのが嬉しくて、ついつい世話を焼いてしまう(笑)


「もう、口の周りが汚いぞ!」

「ライカのお手々は虎だから、人間みたいに使えないのだ。」


 口を拭いてやると【雷獣の召使い】と呼ばれているのが聞こえた。

 【自爆】でステータスが上がったから耳も良くなっている。耳を澄ませば相手の心音も聞き取れそうだ。

 ん?聞き覚えのある声が聞こえるような?それも段々と大きくなっている。


「ベストフレンド〜!!!」


 城門の外から、オットーの声がする。

 ライカの件で協力して欲しかったから手紙を書いて協力を求めた。話合いの目処がついたからやって来たようだ。

 

「ベストフレンド〜!」

 強くボクを抱きしめ

「流石はスロー、ライカ様と友達になり強さも手に入れるとはな!」


「オマエは誰だ?スローから離れるのだ!」


 ボク達の間に入り込み引き離した。


「これは失礼!私は【オットー商会】の商会長のオットーです。伝説の雷獣ライカ様とお会いできて光栄です。」


「オマエがオットーか!スローのソウルメイトのライカだ!」


「あなた様とスローとの絆は私と比べるものではありませんよ。この出会いで【魔賢師】となりベストフレンドはさらに強くなりました、ありがとうございます。」


「うむ、オマエは見どころがありそうだな!スローのベストフレンドならライカの友だ、呼び捨てを許してやろう。」


「光栄ですよ、ライカ(笑)」

 早くもロブイチの商会となったオットーは一瞬でライカの心を掴んでしまった。


「時にオットーよ、オマエの【友】を紹介してくれないか?」


 それに答える前にオットーの服の中から半液体の銀色に輝く実質が出てくる。ライカの前で丸くなる。

 大きさはバランスボールほど、何か分からないけどしっくりくる。


「【マスタースライム】とは珍しいの!しかもメタルスライムではないか?」


 オットーは生まれながら【従魔師】という職業についていた。それが原因で荒れていたんだけどね。今は【商人】の職業を得て、魔物レンタルで莫大の富を得た。

 そのきっかけは【マスタースライム】かなり古い魔物で、知識力があり対話により他の魔物を説得しオットーの配下にしたのだ。

 ライカほどの伝説の魔獣ではないが【マスタースライム】も王国を潰す逸話があるほどの化け物である。


「コイツは【ライム】私の相棒です。どうぞヨロシク。」


 ライムは飛び跳ねてヨロシクと言っているようだ。


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