12話 配管工
それは、梯子を登る、梯子を登る、、、。
無限だって有限に過ぎない、どんなルールが在れ、定義が在れ、次が続く限り可算無限は非可算無限と言う次、上が在る有限で在り、非可算無限も濃度などでアレフ1<アレフ2、、、などと数え上げられて次があり更に言うなら、巨大基数の前には言うまでも無く沈み込む小さな群、有限でしかない。
全ての数字、数、量などが順序数でしかない、境界線はなく、それは人間が言語と言う道具を作る道具を使って道具にする為のチョークでしかなく、螺旋のように渦巻く数々はどれだけ大層な名前や定義上・概念上・構造上の意味合いとして矛盾、より大きな乖離、、、どこまでも、それを有してようとそんなもんは梯子(順序数)の数列の一部に過ぎない、横並び、縦並び(階層化)、深化(より起源へ向かって)、、、全てのベクトルが数列に収束する。
超限数列そのものから隔絶した包括構造、数学や神秘主義などにも語られる、空間、時間、論理、数字、零と無限、言葉など、この世の様々な区別や概念が完全に溶けて一つになり、無であり有である、0=∞という矛盾すら成立する絶対無限ですら有限のそれに収まる小さな小さな一部、有限に過ぎなかった。
すべての順序数を集めた全ての順序数の集合を作ろうとすると、それ自体が新たな順序数となってしまい、それ自身より大きいという致命的な矛盾(ブラーリ=フォルティのパラドックス)が生じる、何が矛盾なのか?次が有り続ける、これこそが梯子であろうよ。
屋外屋(集合論)などせずとも、初めから順序数に、有限に無限、超無限、絶対、究極の、なんだって無限なんぞはそこに収束するんだよ、限りなく続き、終わりのない過程、有限とはそれを差し、有限とはそれらを含む梯子そのものだ。
歩く度見える光景は配管工にとってなんら特別なものでは無かった。
天地万物形成以前の原初状態、区別は無く、物事が無秩序で、まとまっていない状態をいう。感覚と概念の間の区分もない、そんな混沌すら混沌と言う言葉から、未分の状態として概念的に区別されている。
混沌だとすら言い表せない絶無、物事すら一切合切存在しない、その更に絶無だと言う状態とすら言い表せない「」と言う括弧表現、状態すら超えた状態としての「」ですら括弧として表示される。
あらゆるシンボル、あらゆるマーク、あらゆるロゴ、あらゆるトークン、あらゆるサイン、、、全記号が更なる果てを、非言語的なもの、真にと語頭に付けてそう呼ぶものですら言語化する、新概念は時代の霊長が造ると言いながらその論理や想像は旧霊長類がする、全てが繋がり、永遠に、溶け合っている。
形而上が在る場合、形而下が必ずある、何故ならば形而下の上の形而上が形を投影するから、その前提と、流出説として何度も劣化をしてると言う点、上の如く下も然りならば。
陽は陰陽を、陰も陰陽を、どちらも含むものとして、正しく見るならば流出の階層(形而下<形而上=超形而下<超形而上=超々形而下、、、)ではなく形而(形而上=形而上)<超形而(超形而下=超形而上)<超々形而(超々形而下=超々形而上)、、、ですらなく。
形而=超形而=超々形而、、、これが持っとも正しき階層で在る、有限と無限の限定性、それにすら判別はつかない?ならばそれを有限とも無限と言えない。
空白の文字、キーボード上に配置された機能として〔ア イ〕、括弧内でアとイを隔てる空白、全て表す為に利用される、だが無駄、そうして0でも00でも000でも1でも2でも何でもない、量子、情報、概念、全てを乗り越えて、先に在る、それですらハシゴの小さな素材でしかない。
不可能と可能の判断も、不可知は可知とも判断は付かない、、、不可知は可知、不可能は可能だ、また逆も然り、ならば無知から永久の未知までも知識として可知を内包することなど全知には容易すぎることだ。
「深淵なるものは自らをそう名乗ってる訳でも、我々がそう便宜上真理に仮称を与えた訳でも無い、その論理から誰かの伝承が伝わって表れたるものだ」
深淵なるものは暗黙の領域全域、全てのSPSと、そのあらゆる規模、他あらゆる規模、姿形、形状、状態、段階的なもの、全ての超有限基数を超えて存在している”究極の有形”として其れは在る。
全てと言う言葉の中には全ては含まれない、一部法則から洩れ出るものが有る、完璧はない、後出しジャンケンの如く次は現れる、完璧な数学のシステムを作ろうとすると、絶対に矛盾が生まれるか、あるいは証明できない正しい命題が残ってしまうゲーテルの不完全性定理然り、全て、全てに含まれないもの。
論理的なもの、非論理的なもの、それを合算した一つの論理の層、外側に論外的なものが有る、だがより強固な論理的思考ができるものにとって論外を含めたものが一層の論理の層で在る、だがしかしその者にも捉え切れない論外が在る。
そのような感じで、全ては全ては含まれない、だがしかしそれを許されるものが居る、それが深淵なるものだ、”全ての中に全てが含まれる”もの、つまりは”あらゆる全て”そのもので在り、次ってものはもう含まれて既に無いそのもの、必ず最果てに帰結する最終着点、それがアレ。
「だがしかしそれでも可笑しい」
最も深き暗黒の海の配管工は呟いた、ただ一人で、唯一なるものとして呟いた。
「この先にアレは居ないんだ、、、あ、、、な、なん、なんだあ、れは!」
「ふむ、今度のレプリカは3n年程度で外宇宙に気づいたぞ、この下等なる宇宙での究極の創造神よ、貴様の旅は終わりだ」
外なる神だった、この時グレン達に通達された内容は、、、。
「宇宙的内外を超越して遥かに隔絶した存在、、、それがやつだ?深淵なる者にすら辿り着けぬ我を許さないでくれ、、、か」
「これってつまり?」
「深淵なる者だけじゃない、奴はその遥かに先、だが我々神々ですら当たり前に辿り着けぬか」
、、、。
そこには名前は無い、だが付けられた、その名前は絶対宇宙、内宇宙、外宇宙、外側へ、、、全内外のフラクタルしてる宇宙的なネットワークを超越してそこは存在し、全体を相対宇宙、その無にして超全足る宇宙を絶対として絶対宇宙だった、名前すら導かれたに過ぎない。
そこは、内なる神々の全知、その全知を超越した究極の知恵の外側にある領域、全知性を超越した究極の知恵すら超越して捉えきれない領域、暗黒に対して外なる神々ですら沈黙をせざるを得ない領域。
そこの大元は今。
「zzZzzZzzZ」
それが起きないか気が気では無い、相対宇宙と言うキャンバス、まぁ色を描くには無に絵を刻み描く程の技能がなくてはならないがそこはさて置く。
キャンバスも筆もない、大元は相対も絶対も超越している終焉の化身から発生している、原初の領域全域、全ての外なる神々でさえ、畏怖し、産声を出さないことを願っている、なにせ泣けば絶対宇宙すら含めた全てが吹き飛ぶからだ。
それに比較したら酸素粒子ほどの存在ですらなく、それ一つの声に全てが破滅と再生を回帰輪廻することとなるであろう、原型の原型のような機能を持ち合わせているとされている。
彼自身からは語らず、流出が物語る出自や起源無き逸話や伝説や神話から一部に出る究極の切り貼りしたって浮き彫りにもならない絶対的な劣化品から推測する他ない、当たり前だ、外なる神すら神話を超越してるのだから。
誕生時にすべての最古の外なる神々が再臨不能の死滅を遂げている、それは代々と下に伝わり、遺言として、切り貼りされている。
著エブリシング・インフィニティ・アブソリュート・アバーブ・アペイロン・ダークネス・アルティメット・オール。
と言う存在が最期の最後、今際の際に執筆したそれが劣化する形で真書は廃棄されたが偽書の発行が繰り返している、だがしかし。
「んむ!?うっ(オギャアァァ!オギャア!)」
心の叫び声すら上げられない、終焉の化身ですら今や。
「、、、」
「、、、」
“ソレ”の支配下でしか無かった、アレとは、ここまで勢力図を広げた存在なのだ、、、。




