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チート勇者の異世界冒険記  作者: 松竹梅
第三章 旅は道連れ世は乱世
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第四十一話 【魔装・グリード】

な、何とか更新できた・・・。

と言っても短いし、なんか大体文字で埋めただけな気がするし・・・マジで申し訳ないっす。


最近部活の練習が中学の頃より何次元もレベルアップして、マジでたえらんねぇ・・・。

「・・・なんだい?その表情は」


「いやなに、お前にたいしての攻撃方法として、いいものが思い浮かんだんでな」


 神鬼はそういうと、右腕をマモンの前へと伸ばす。

 その姿に、神鬼が何をしようとしているのか察したマモンは、すぐさま神鬼へと駆けた。

 

 しかし、神鬼の行動を止めさせるには、遅すぎる走り出しだった。


「『豪炎よ、暴れよ、無を生み出せ、その力は、神へと届く』ーー【豪炎ラマ・アウストラリアーナ】!!」


 神鬼が言葉を紡ぎ終わると、神鬼の視界いっぱいに、激しく燃える炎がうまれた。


「グアアアアァァァァ!!」


 すると、その炎の中心地にいたマモンは、先ほどまで神鬼の猛攻に耐えていた者とは思えないような、苦しみの叫び声をあげていた。


「な・・・なぜ、俺っちの弱点に、気付けた?!」


「俺もこれには確証がなかったが・・・当たってて、本当に助かったぜ」


 神鬼はマモンの言葉に、いったんそう返してからまた話し始めた。


「俺は最初、お前たち魔王は普通の魔族以上に魔術に対しての耐性が強いんだと思ってた。

 でも、俺は最初の魔王の事と、もう一つあることを思い出したんだ。

 それは、お前ら魔王はもともと人間だという事だ。

 これは推測だが、お前らは職業的な魔王になったんじゃないか?だから、人間から人間を超えた存在になったとしても、ステータスの元が人間であることは変えられない。

 だから、人間よりは高くても、普通の魔族よりは少し劣ったぐらいの耐性になっていると考えたんだ」


「そしてもう一つ・・・この世界でステータスを持つものは、必ず全体的にバランスがとられるようになっている事だ。

 お前は俺の持つ刀の攻撃に耐えられる『硬さ』と、刀が纏う風に押し負けないほどの威力を生み出す『攻撃力』を持っていた。

 お前はその二つに特化していたがために、ほかのステータスーー特に、魔術による攻撃力と防御力が低いんじゃないか?」


 神鬼がそこまで言うと、マモンは炎に包まれながらも不敵な笑みを浮かべた。


「フフフ・・・まさか俺っちの弱点まで見抜けるなんてな、心底驚かされたぜ。まぁそれよりも、いくら他の魔王よりも低いとはいえ、俺っちの魔術耐性を軽く超える魔術を放てるっていう点にもビックリだぜ」


マモンはそう言いながら、カラカラと笑う。

今も尚、自らの体を焼く業火に身を包まれていても、その笑いは絶えない。


「・・・にしても、さっきその炎に苦しめられていたとは思えない笑っぷりだな。ほんとは余裕なんじゃないか?」


「いやぁ、そんなことはねぇさ。今だって何気にダメージ入ってるし、このまま何もしなかったら負けちまうだろうなぁ」


「じゃあ、そのままやられてくんね?」


神鬼が無表情のままマモンに言うと、マモンは先ほどよりも大きく笑った。


「ハハハハッ!死ねと言われて死ぬ奴はいないだろう?だから、俺っちももっと抵抗させてもらうぜ・・・!」


マモンはそこまで言うと、業火に包まれたまま目を閉じた。

神鬼はその様子を、何も手出しせずにじっと見つめていた。


「これを発動した後に、卑怯だなんだ言うんじゃねえぞ?」


マモンは目を開ける直前、呟くように言うと、カッと目を開き、口を動かした。



「我、強欲を司りし魔王、マモンなり」


 マモンが口にすると、その言葉に合わせるように、マモンの体からオーラが流れ出る。


「強欲は欲求なり。強欲は渇望なり。強欲は切望なり」


 その色は、赤と黒が混ざり合った、血のような赫。


「強欲好むは人の物欲なり。強欲好むは人の快覚なり」


 それがただ漏れ出すだけから、マモンの体を覆うような形へと変わっていく。


「今ここに、強欲の心を集め、我が力となさん」


 そして、マモンが言葉を紡ぐごとに、そのオーラはさらに輝きを増す。


「強欲を糧に、今こそ出でよ!!」


 ついに、マモンが呪文を言い終えた。



 するとその瞬間、辺りを光が包み込んだ。



 その光の届くところすべてを飲み込むような光が弱まった頃、神鬼はようやく目を開けた。

 そして、目の前にいるマモンの姿を見て驚愕した。



 そこにいたマモンは、先ほどまでよりも奇怪な姿をしていた。


 烏そのものだった顔は、カラスの面へと変わり。


 アルビノのような肌を見せていた胴体は、そのすべてが見えなくなるような長いローブで隠していた。


 先ほどまで何も持っていなかった手のあたりには、ローブか大きくはみ出すほどの大きな鋏をのぞかせている。



「・・・おいおい、姿変わりすぎだろ?アスモデウスの時はそんなんじゃなかったぜ?」


「カカカッ、あいつは俺っちやほかの奴らよりも弱かったからな。多分アスモデウスは最初っから本気の姿だったんだろ」


 変わり果てた姿のマモンは、姿が変わる前と同じように笑った。


「さて・・・この姿にまでなったんだ。早々にやられてくれるなよ?」


「・・・っち」


 神鬼は小さく舌打ちをすると、瞬時にマモンへと飛びかかった。


 辺りには、先ほどまでのような高い金属質な音が、再度響き渡り始めた。

いかがでしたか?

誤字報告・批評感想、どしどしお送りください。


にしても、戦闘描写や細かい設定考えるのはたのしいっすねぇ。


・・・でも、いづれこれが自分の黒歴史になるかもと思うと・・・。

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