表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チート勇者の異世界冒険記  作者: 松竹梅
第二章 いとも悪しきは人の欲
46/66

閑話 白黒の英雄

はい。こっから少し閑話入れていきます。


具体的には、【神鬼サイド】→【優里たちサイド】→【あとだれか】ってかんじになります。


 神鬼たちは次の国へと向かっている途中、行商人に会った。

 その行商人と少し話をしていると、行商人が何かを思い出したような様子で、神鬼たちに尋ねてきた。


「あのぉ、お客様。お客様方はエルファの方から来られたのですよね?」


 神鬼は少し怪訝に思いながらも、首肯する。


 そうすると、行商人はとても嬉しそうな顔をして、一つ質問をしてきた。


「すいませんがお客様、『白黒(びゃっこく)の英雄』について、何か知りませんか?」


 『白黒(びゃっこく)の英雄』と言われて何も思い当たらなかった神鬼は、そのまま話を続けた。


「いえ、知りませんが・・・。なんです?それ」


「お客様、お知りになられませんか?」


 その問いかけにも、神鬼はまた首肯する。


 しかしその後ろでアルだけは、何かに気付いたようにハッとしていた。


「いやぁ。私も少し耳にした程度で、お名前すらもわからないのですが・・・」


 そう前置きして、行商人は語り始めた。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



 私の聞いた話では、そのお方はなんでも近くのエルファで、英雄と呼ばれるにふさわしい活躍をした、との事なんですよ。


 その方がエルファに来た当日、村に盗賊たちが来たそうなんですよ。

 村の男たちは戦ったり、女子供を逃がしたりして盗賊どもに歯向かったそうなのですが、やはり力不足だったのか、最終的に全員捕まってしまったそうです。


 そして女子供も多数さらわれ、後は残党が村を荒らしていて、男たちはそれを見てることしかできなかったそうなのですが・・・


 そこに、英雄が現れたそうなのです。

 それも、空から飛んできたそうなんですよ。


 そのお方はまず、残党に襲われていた少女を助けに向かったそうです。

 そして、一流の魔術師のような手際で魔術を発動させ、少女に襲い掛かっていた男どもを一掃したそうなんです。


 その後、少女を抱えながら村を駆け回りながら、残党を殺して回ったとか。

 その時にも、魔術師とは思えないほどきれいな太刀筋で敵を切り殺したとか、そのように聞いています。


 そして、いったんいなくなったかと思うと、不気味なでかい箱のようなものに乗って村に訪れ、攫われた女子供たちを全員連れて帰ってきたんだそうです。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



「・・・とまぁ、私が聞いたのはこれぐらいですかね。この話に興味を持って、この後エルファに赴こうと思っていたのですが・・・お客様?どうしました?」


 行商人の話が終わった瞬間、神鬼は膝をついて地面にうなだれた。


(だれだ・・・そんな風に話を広げたのって、マジで誰だよぉ・・・)


「い、いえ、なんでもありません。すこし、旅の疲れが足に来たのかもしれません・・・」


 少しの間うなだれていた神鬼は、すぐに立ち上がって()を言った。


「そうですか・・・。まぁそれでは、私はそろそろ失礼いたします」


 そういって、行商人はまたエルファに向かって歩き出した。


 その後、行商人が十分に離れた瞬間ーー


「なんでだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


 神鬼が絶叫した。


「まぁまぁ落ち着いてください。あの村の人たちがあれ以上情報を漏らさなければ、大丈夫ですよ」


「ですが、あの村の人たちの性格からして、私との決闘の事も話しそうですが・・・」


 アルが励ましていたが、ノアがその後ろでぽつりとつぶやいた。


 するとその声が聞こえたのか、神鬼はさらに暗い雰囲気を醸し出しながら、神鬼はーー『白黒(びゃっこく)の英雄』は、トボトボと歩いて行った。


 

 

いかかでしたか?四日に一度の更新だというのに、こんなのでいいのか心配ですが・・・

弟「だったら見直せよ・・・」


・・・キ、キコエナイナー・・・


ちなみに、『白黒の英雄』の『白』は神鬼の髪の色、『黒』はオーラの色からです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ