第十一話 学園生活8 魔王は置いといて、ステータス確認
*8/19訂正入れました。
(なんだ?いまのは)
神鬼が疑問に思った瞬間、またさっきと同じ声が頭に響いた。
《今現在、マスターが脳内に語り掛けているように感じているこの声は、マスターのオリジナルスキルである、【世界樹の叡智】です。現在は直接脳内に届かせていますが、マスターの手のひらの上に本の形で出すことも可能です》
まじか・・・。俺のオリジナルスキルにはW◯k◯やGOO◯LE先生みたいなのが入ってんのか・・・。
「?いきなり黙りだしてどうかしたのか?そこなる人間よ」
ずっと黙ってたみたいで、魔王に心配された。
「あぁいや、なんでもない。それよりなんだ。魔王様が出てきたってことは、俺はお前と戦えばいいのか?」
「まぁそうだな。どうする?我と戦うか?」
そんなやり取りをしてる間に、神鬼と魔王の間にはとてつもない緊張感が漂っていた。そこへーー
「お前が魔王か!この箕田光輝が打ち取ってくれるぅ!」
いつも安定の空気を読まない残念で(笑)な箕田がまた突っ走ってった。
「・・・なんだコイツ。殺していいか?」
「うーん・・・。半殺しで」
神鬼が言うと、魔王が手に持っていた槍を動かしたように見えた、次の瞬間ーー
箕田がとんでもない速度で壁にめり込んでいった。
「これでいいか?」
箕田の飛んで行った方向を見て、唖然としている周りの連中を放っておいて、魔王は尋ねてきた。
「あぁ。上出来だ」
神鬼はサムズアップして魔王に返答した。
「そんじゃ、戦うとしますか」
「そうじゃな」
神鬼はけだるそうに、魔王は興奮さめやまず、といった表情をしていた。
「そんじゃあ始まりの合図は優里に任せるか。おーい、優里―。いいか~?」
「あ、はい。いいですよ。それじゃあ、レディ~・・・ゴー!」
優里が可愛らしい声で告げた瞬間、神鬼は魔王めがけて走り出した。
「ふふん!遅いぞ!」
魔王は余裕しゃくしゃく、といった表情でこちらを見ていた。
「くらいやがれ!哭動流剣術、一の型!『災牙』!」
神鬼は叫びながら、魔王の持つ槍に切りかかった。
哭動流剣術一の型『災牙』。
それは本来、剣技を当てた相手の牙、つまり得物を使用不可能にまで追い込む技。この剣技が当たったところは、まるで何か災害が起こったのではないか、と思われるような絶大的な破壊力を生み出せるのだがーー
槍は傷一つつかず、逆に神鬼の剣が折れてしまった。
「なにぃ!!」
「ふん!そんな安物の剣では、我の槍は折れぬ!
そういうと、魔王は神鬼の体を槍で横殴りに吹っ飛ばした。
「ゲハッッ!!」
神鬼は壁にぶつかった瞬間、肺から一気に息を吐きだすことになった。
「「「「ジン君(兄様)!!!」」」」
まさか、剣の方が折れるとは思ってもいなかった神鬼は、地面に降りた時にいろいろと考え始めた。
(どうする?並の剣じゃあいつの槍には勝てねぇ。でも、あの槍は多分、神話とかに出てくる槍だろうな。)
考えたところで何も思い浮かばなかったので、神鬼はある物に頼ることにした。
(ウィズダム・オブ・ユグドラシル、いやもう呼びづらいからウィズでいいや!おいウィズ!あの、アスモデウスとかいう魔王の持っている槍について調べてくれ!)
神鬼が頭の中で問いかけると、そのすぐ後に返事が返ってきた。
《【アスモデウスの持っている槍】について検索した結果、あの槍は【タナトス】と呼ばれるものだと思われます》
(タナトス?ってことは、やっぱり神具じゃねーかよ!)
帰ってきた返答に対して、苦々しい表情で悪態をついた。
さすがに、神具相手じゃ勝ち目がない。どうしようかと悩んでいた時ーー
『おーい、神鬼。聞こえてっか?』
また、魂からの声が聞こえてきた。
『お前はまだ確認してないから知らないと思うけど、お前も神具や神具相当の武器やらなんやらはあるぞ?』
・・・とんでもないことを言ってきた。
(まじかよ・・・)
『あぁ。マジだ。ちょっとステータス確認してみな。時間は止めといてやるから』
魂がそう告げた瞬間、あの時と同じように時が止まった。
「こんなことが平然とできるなんて・・・。改めて、俺の中にいる魂はとんでもないやつだと思うよ。さて、ステータスの確認してみっか。【ステータスオープン】」
神鬼がつぶやくと、あの時と同じように透明な板が出てきた。
そこには・・・。
******************
名:ジンキ・コクドウ(16)(全)
性:男
種族:人族、神族、魔族、龍族、鬼族
天職:英雄(LV.10)、神帝(LV.1)、
魔神(LV.1)、龍王(LV.1)、
鬼皇(LV.10)
職業:勇者(Lv.10)、魔術師(LV.10)、
錬金術士(LV.10)、
【ステータス】
MP:1000000
筋力:550000
防御:500000
敏瞬:550000
魔力:550000
魔防:500000
【ノーマルスキル】
・低級魔術(LV.10)
・中級魔術(LV.10)
・上級魔術(LV.10)
・低位錬金術(LV.10)
・中位錬金術(LV.10)
・上位錬金術(LV.10)
etc…
【ユニークスキル】
・英雄覚醒
→全ステータス大UP
・神帝の神威
→全ステータス大UP
・魔神が『魔神』たる所以
→ MP・魔力・魔防のステータス大UP
・龍王変化
→自らの体を龍王にできる。ステータスによって龍王化した時の姿が変わる。
・鬼皇の百鬼夜行
→その世界に存在するありとあらゆる鬼・妖怪・悪魔の力、或いはそのものを使うことができる。
・哭動流剣術
→剣装備時のみ発動可
・哭動流槍術
→槍装備時のみ発動可
・哭動流拳術
→ナックル装備時のみ発動可
・哭動流体術
→装備無しの時のみ発動可
・哭動流斧術
→斧装備時のみ発動可
・哭動流弓術
→弓装備時のみ発動可
・哭動流鎚術
→鎚装備時のみ発動可
etc…
【オリジナルスキル】
・世界樹の叡智
→その世界に存在するありとあらゆる知識を知ることができる。
手の平に本の形として出す方法と、WI◯I先生のような答え方で脳内返答してくれる方法がある。
・連なる魂
→前世の魂の力を入手できる。
(どれだけ力を引き出せるかは、前世の魂がどれだけ力を失っていないかによる。)
(ただし、頑張りようによっては前世の力の一部だけを手に入れていたら、それを成長させることも可能。)
・限界破壊
→ステータスの限界をぶち破る
(変化前8桁→変化後16桁となる)
・神魔法
→森羅万象に干渉する魔法が使える。神を喚ぶこともできる。
・龍魔法
→全魔術を龍のブレスに変換して放つことができる。使った魔術の上位版で、尚且つ属性はそのまま残る。
・鬼術
→自らに宿る鬼の『特性』を操れる。
・異空間武器庫
→自分が今まで手に入れてきた武器・防具を収納できる。容量無限。
etc…
【加護】
・創造神の加護(全ステータス上昇率UP)
・武神達の加護(筋力、防御上昇率UP)
・魔術神達の加護(MP、魔力、魔防上昇率UP)
・速神達の加護(敏瞬上昇率UP)
etc…
【称号】
・転生した最強の魂
・覚醒せし英雄
・神の頂点に立つ者
・全てを滅ぼす悪しき神
・史上最強の龍族
・全ての鬼を超越する鬼
etc…
【状態】
普通
******************
ステータスを見た直後、神鬼は上を向き・・・。
「・・・バグった・・・」
そう呟いた。
すいません。まだ魔王との戦いに入れませんでした。
次の話ぐらいにはしっかり戦いますので、ご容赦ください<(_ _)>




