配信#40ー1 山の中で四期生のみんなとお料理配信だよっ!:1
【《らいばーほーむ四期生》恐れ多くも私のちゃんねるを用いて四期生の皆様と一緒に、みたま様の手料理をいただく配信でございます《こらぼ》】
弩めい/Ishiyumi Mei
チャンネル登録者36.98万人
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#らいばーほーむ四期生 #コラボ
【来たな、四期生×みたまちゃんの配信が……!】
【四期生がみたまちゃんの手料理を食べるだけの配信……らしいけど、それ以外で済むわけないだろうなぁ、らいばーほーむだし】
【なんか、配信場所がかわったらしいけど……どこでやるんだろ?】
【料理系の配信だから、てっきり事務所でやるものとばかり思ってたけど……みたまちゃんの自宅とか?】
【本当にどこでやるんやろか】
「皆様こんにちは。本日は私たちの配信にお越しいただきありがとうございます」
今回の配信は、めいおねぇたまのチャンネルのようです。
それにしても、すごく丁寧だなぁ。
¥10,000
【めいちゃんへのお給金でございます】
¥20,000
【ちょっと前に投げ銭が解禁されたばかりなんだよなぁ……まあ、自分も投げてるけど】
【堅いwww】
【相変わらず堅いなおいw】
【めいちゃんは堅いよね、うん】
「というわけで、まずは四期生の皆様をお呼びしましょう。どうぞ」
「皆様ごきげんよう! 立派なお嬢様を目指して日々精進しております、夜久嬢かざりですわ! 本日はみたま様の手料理が食べられるとのことで、三日断食して来ましたわ! 既にふらふらですの!」
断食!?
【草ァ!】
【断食はガチ勢過ぎるww】
【何してんねんwww】
【お嬢が本気すぎる件について】
【やりすぎで草】
「断食はとても危険ですよ、かざり様」
「あ、水は飲んでおりますので、問題ありませんわ!」
「後でみたま様に怒られそうですが……今はいいでしょう。次の方、どうぞ」
「はいはい、どうも~。既にいろんな意味で疲れていますが、みたまちゃんの料理を楽しみに来ました! 神薙いなりです! よろしくぅ!」
【何に疲れてるんだよww】
【なんかあったん?】
【疲れてるってことは、何かのイラストレーターとしての仕事かな?】
【売れっ子のイラストレーターしながら、企業勢のVTuberしてる時点でおかしいんだよなぁ……】
【でも、確かにちょっと疲れた声してる】
うん、疲れてる理由って、間違いなくここを見たからだよね……。
「気持ちはわかります。この後、みたま様の手料理を食べ、回復するとしましょう。では次の方」
「あー、どうも。なんかもう、色々とアレ過ぎて疲れていますが……頑張るつもりです。凪神司です」
【今日は男か】
【一人だけ男……普通なら羨ましいとか、嫉妬で狂いそうなのに、らいばーほーむ内だからあまり羨ましいとは思えないんだよなぁ……】
【四期生の女性メンバー三人、全員みたまちゃんガチ勢だしね……絶対に恋愛に発展しなさそう】
【たしかにw】
【っていうか、なんで新人君も疲れてるんだよw】
【マジで何があったんだ……】
司君も疲れるよね……うん。
僕も正直疲れてるしね……。
「そして最後に、本日のご来賓です」
【ご来賓は草】
【来賓ww】
【言い方よw】
【先輩相手に対する呼び方じゃねぇww】
「こんたまー! らいばーほーむ三期生の神薙みたまだよっ! 今日は四期生のみんなにご飯を振舞うために来ました! よろしくお願いします!」
司君の自己紹介で四期生のみんなが出終わって、めいおねぇたまからの来賓という言葉を受けてから、僕もカメラの前に。
お外でVTuberの配信をするって……どういうことなんだろうなぁ、なんて思ってます。
「私たちのためにお越しくださり、ありがとうございます。みたま様」
「め、めいおねぇたまって、すごくその……メイドさんとしてのロールプレイ上手だよね」
「ぱぁふぇくとなめいどを目指しております故」
【陛下と同レベルのロールプレイガチ勢だよね、めいちゃんw】
【むしろ、設定を守っていないメンバーの方が多いんだよなぁ……】
【らいばーほーむに限らず、設定を守るライバーは基本いねぇのよ】
【それにしてもなんだけど……なんていうか、カメラがもう一つあるんですが。これ、どういう状況?】
【少なくとも、3Dの方がいるのはわかるけど、もう一方のカメラは? いや、料理風景を流すための物だろうけど……】
【そこんとこどうなん?】
「そうですね、ここからは本日の説明をさせていただきます。本来であれば、私たちはらいばぁほぉむの事務所にあります、調理場にて、料理配信をする予定だったのですが……昨日、みたま様からの提案があり、場所が変更となりました」
「まあ、その変更された先の場所で、うちたちは死ぬほど驚いたというか……うん、邪神が邪神と言われる所以を理解させられましたねぇ……」
「わたくしも、これには本当に驚きましたわ……。開いた口が塞がらない、というのはこのことを言うのかと、思いましたもの」
「……本当にな」
「あ、あはははは……わたし自身も、これには驚いたというか……うん、いろんな意味でお姉ちゃんすごいなぁって……」
何度見ても、周囲の光景がすごいことに……。
【待って、本当にいったい何があった!?】
【っていうか、邪神? 邪神がこれ絡んでんの!?】
【疲れてる原因が邪神……そして、驚かされた……一体何が???】
【とりあえず教えてくれ!】
「そうですね、論より証拠と言います。いえ、百聞は一見に如かず、でしょうか? いえ、どちらでも問題はないでしょう。では、こちらの映像をご覧くださいませ」
めいちゃんお姉ちゃんが言って、近くにいたお姉ちゃんに目配せをすると、僕たちが映っている映像とは別に、真黒になっている映像にとある映像が映り始めました。
そこに映し出されたのは、お姉ちゃんが開拓した山の中の風景。
ログハウス(とは言えない建物)、ツリーハウス(のように見える、木の上のお家たくさん)、それから畑、田んぼ、川、水車、調理場などが映し出されました。
【えー……あー……うん、これ、どこ?】
【なんか、すごい場所が出て来たなぁ……】
【どこかの山? っぽいけど、すごいなこれ。色々あるじゃん】
【ってか、ツリーハウスなのかな? あれ。なんかすっごいのがあるんですけど……】
【ログハウス……っていうより、規模感的にペンションっぽい?】
【へぇ、こんな場所があるんだ、行ってみたい】
【でもマジでここどこ?】
【…………うん? ツリーハウスに、ログハウス…………そして、邪神が邪神…………なぁこれ、まさかとは思うんだが……いつぞやに邪神が口にしていた、みたまちゃんのために建てた、ツリーハウスとログハウスなんじゃ……】
【↑いやいや、そんなまさか!】
【そうそう、相手はなんか無駄にハイスペックなデザイナー兼同人作家兼VTuberだけど、さすがにないやろww ……ないよね?】
「どうやら、予想出来ている方がいらっしゃるようですね」
「ですわね」
「まあ、邪神って単語が出た時点で予想しやすいんですがねぇ……」
「そうは言うが、あの人は正直何でもありだからな……」
「あ、あははは……さすがに、この光景を突然見せられたら驚くよね……僕も司君と見た時、本当に驚いたし……」
「驚き通り越して困惑だったがな……」
「……そうだね」
目の前の物が現実なのはわかっているんだけど、どこか現実感がないというか……実はこれは夢で、僕は今夢の中で配信をしてるんじゃ? なんて思っちゃうくらいです。
【マジでこれ邪神がやったの!?】
【うっそやん!?】
【どう見てもツリーハウスじゃねぇだろ! つーか、あれログハウス? ログハウスなのか!? どう見てもログハウスなんて生温いもんじゃないくない!? 奴は一体何をしようとしてるんだマジで!】
【いやそれより……これ一人で作ったの!? 実は知り合いの建築士とか土木作業員を呼んだ! とかじゃなくて!?】
【こえぇよ……いやマジでこえぇよ!!】
「えー、さらに補足すると、ここはひかりさんが所有してる山ですね! ついでに言えば、自給自足可能! さらにはここからほんの少し離れた場所……えー、あ、ちょうどあそこですね、あの辺りに煙がありますが、あれはひかりさんがみたまちゃんの17歳の誕生日プレゼントこと、温泉がありますぜ」
あぁっ、目を逸らしていたことを、いなりおかぁたまが言っちゃったよっ……!
【??????】
【おん……せん……????】
【えー、あー……温泉……え、川の水を人力で温めたお風呂じゃなくて、ガチ温泉? リアル?】
【ま、まっさかーwww】
【っていうか、誕生日プレゼントってどゆことぉ!?】
【世の中に妹に対して温泉をプレゼントする奴がいてたまるか!】
【いるんだよなぁ……】
【さすがに温泉は嘘だと思いてよぉ……】
「温泉をプレゼントは本当に驚きましたわね……」
「ですねぇ。うちはまあ、大人モードみたまちゃんとか、ドレス衣装みたまちゃん(大人バージョン)とか、あとは私服みたまちゃんとか、その程度しか贈らなかったんですがねぇ」
「私は指輪でしたね」
「わたくしは特注したデフォルメみたま様ぬいぐるみでしたわ」
「俺はゆあちゃんとゆいちゃんの二人でも読めるラブコメマンガだったが……」
【草】
【すっごい普通なのに、一人だけ特注したみたまちゃんのデフォルメぬいぐるみは笑うんだよなぁ……】
【でもさ、邪神の温泉プレゼントのおかげで、普通って思っちゃうよ】
【邪神ェ……】
【ち、ちなみに、他のメンバーからは何をもらったの?】
「えーっと、いくまおねぇたまからは三徳包丁、うさぎおねぇたまからはイヤリング、ふゆりおねぇたまからはマッサージチェアかな。たつなおねぇたまからはデフォルメされた狐さんのイラストが入った腕時計、刀おにぃたまからはお菓子詰め合わせ、暁おにぃたまはゆあちゃんゆいちゃんとわたしの三人でお揃いになる髪飾り、デレーナおねぇたまからは日曜日の朝に放送してる女の子向けのアニメのブルーレイボックス、はつきおねぇたまからはクローバーのネックレス、いるかおねぇたまからは3Dモデル化されてなかったモデルデータに、リリスおねぇたまからはブレスレットだよ! あ、家族やお友達からももらったけど、一番すごかったのは……やっぱりお姉ちゃん、かな……うん」
普通にマッサージチェアもすごかったし、いなりおかぁたまといるかおねぇたまの二人からもらったデータもすごかったけど……やっぱりその、お姉ちゃんからの温泉が一番すごいというか、おかしいというか……。
【それはマジでそうとしか言えねぇ……】
【ちょこちょこおかしいプレゼントがいるんだよなぁ……】
【いるかちゃん何してんの???】
【シャトーブリアントリオの中で一番ぶっとんでんのはマッサージチェアだと思う】
【っていうか、包丁プレゼントしてんのは草生える】
【シャトーブリアントリオのことだから、絶対普通の奴じゃないんだろうなぁ……】
【ガチお嬢様からもらった包丁とか絶対高いゾ】
【それで言ったら、うさぎちゃんからのアクセサリーもヤバそうなんだよなぁ……】
【まあ、マッサージチェアぶん投げてるロリコンもいるから……】
【っていうか、男組のプレゼントが一番良心的って言うか普通ですごくいいな……】
【お菓子と髪飾りだもんなー。あいつらなら常識的な範囲の金額になってるだろうし】
【まるで他のメンバーが常識がないみたいに言うな!】
【温泉をプレゼントするバカがいるんだけど】
【温泉プレゼントとかいう、普通に生きてたらおおよそ聞くことはないもの】
【っていうか、誕生日プレゼントだけで濃すぎんのよw】
「あの時はとても楽しかったですわ! わたくしたちも招待してくださりましたし!」
「私もとても素晴らしい時間を過ごさせていただきました」
「ですねぇ。やっぱり、誕生日会ってのはいいもんですね!」
「そうだね。僕もあんなにたくさんのプレゼントを貰ったことはなかったからすごく嬉しかったよ。……まあ、お姉ちゃんのプレゼントだけは、本当に謎だったけど……」
「あー……みたま。そこにいるひかりさんが、ものすごくいい笑顔してるぞ」
司君に言われて、映像を担当してくれているお姉ちゃんの方を見てみれば、司君の言う通りにすごくいい笑顔をしていました。
「あの、お姉ちゃん。嬉しくはあったけど、あれに関しては本当に怖かったからね?」
【いや邪神いるんかい!】
【なんでいるんだよwww】
【いたのか……】
【なんでいるのかw】
【草】
『いや、今回の私はほら、カメラマンだから。まあ、あれだよあれ。温泉は不可抗力だから。出そう! と思って出しに行ったわけじゃないのでね! うん! まあ、そう言うことで! あ、ご飯楽しみにしてるね☆ カメラマンとしての仕事がいらない時は、畑耕してるから気にせんといて!』
「えー……お姉ちゃんは今回はカメラマンさんとして参加してるので、配信には参加しない……みたいです。あと、することがない場合は畑を耕す、だそうです」
「VTuberの配信で畑を耕すって、どういうことなんだろうな……」
「まあ、ひかり様ですので……」
「ひかり様ですもの、そういうこともありますわ」
「まー、温泉を掘り当てることに比べれば、何でもマシってもんですぜ」
「「「「それは本当にそう(です)(ですわ)(だね)」」」」
【草】
【それはそう】
【っていうか、なんでVTuberなのに、山の中で配信してるんだ、この人達……】
【そもそも、外で配信がわけわかめすぎる】
【これいいんだ……】
【さすがらいばーほーむだァ……】
【っていうか、畑を耕すのか……なんで???】
【なんかもうこれ、村じゃん】
【どこぞのアイドルが作った村みたいになってら】
【DA○H村ってか】
【まあ、作ったのは邪神だがな……】
【マジで邪神は何なんだろうか……】
というわけで、車に鍵を挿し込んだくらいのエンジンのかかり具合ですかね!
四期生って何をどうしたら暴走してくれるのだろうか。




