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ロリ巨乳美少女にTSしたら、Vtuberなお姉ちゃんにVtuber界に引きずり込まれました  作者: 九十九一
2024年 2月

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#221 遊びエリア、からのコスプレを

 お化け屋敷では、千鶴お姉ちゃんがお化け役の人に怖がられて、救急車を呼ばれそうになるということがあったけど、なんとか誤解は解けました。

 千鶴お姉ちゃんのお洋服がなんというか……(なぜか)血まみれだったので、千鶴お姉ちゃんはお手洗いの方に行ってお着換えに。

 なんで替えのお洋服を持っていたのかはわからないけど……。


 お化け屋敷から出た後は、メリーゴーランドに乗ったり、ブランコ、他にも迷路に言ったりと遊びました。


「んん~~~~っ! いやぁ、そこまで数に乗ったわけじゃないけど、どれも楽しいね!」

「ん、久しぶりの遊園地、楽しい。……私が最後に行ったの、多分高校生くらいだけど」

「私は中学生くらいですかねぇ~。その頃からよくナンパされていたので、行きたくなくなったんですよぉ~」

「そんな時期から!?」

「はいぃ~。その頃から胸が大きくなってましたからねぇ~。まあ、下心MAXな方々からの視線とかあれこれがぁ~……」

「……チクショウッ!」

「ん、寧々の地雷を踏んだ」

「あ、それはすみません~」

「寧々お姉ちゃん、気にしてるもんね……」

「あたし、中学時代からそんなに変わってないぞ……う、羨ましいっ! ちなみに、その頃の千鶴さんってどれくらい?」

「ん~、中学一年生で大体……Dくらいですかねぇ~」

「世の中不公平だぞぉっ……!」


 寧々お姉ちゃん、本当に悔しそうだなぁ……。


「ま、それはいいとして」


 そして、立ち直りも早い。


「次はどこに……って、ん? ねね、マップここ、遊びエリアってあるけど、ここ行ってみない?」

「何がある?」

「見たところぉ~……射的やストラックアウトのようなものがあるみたいですねぇ~。景品もあるっぽいですよぉ~」

「じゃあ、そこに行ってみよっか」

「だね! 幸い、ここからそんなに遠くないみたいだし、行こ行こ!」



 というわけで、遊びエリアにやって来たんだけど……。


「「「お、おう……」」」

「え、えーっと、なんかその……ごめんなさい」


 僕は唖然とするスタッフさんに、謝罪していました。

 何があったかと言えば……えーと、ストラックアウト……というより、なんて言えばいいんだろう? 景品に向かってボールを投げる、なんていう遊びかな?

 まずはそれに挑戦しようってなったわけだけど……。


「ねね、椎菜ちゃん。あそこにあるぬいぐるみ、みまちゃんとみおちゃんが喜びそうじゃないかな?」


 景品は小さな観覧車にあったり、動く床にあったり、ほかにも障害物の隙間の先にあったりと、いろんな場所に景品が設置されていたんだけど、それを見た寧々お姉ちゃんが隙間の先にある景品……が書かれた箱を指差していました。


 その景品の内容は、可愛らしい白と黒の狐さんのぬいぐるみが。

 景品自体は別のところに置いてあって、それに関してはそれなりに大きいみたいです。


「うん、二人は狐さん系の物が好きみたいだし、あのぬいぐるみも上げたら喜ぶかも」

「じゃあ、挑戦してみますかぁ~? 一回500円みたいですよぉ~」

「せっかくだからやってみようかな? すみません、挑戦します!」

「では、500円になります。ルール説明は必要でしょうか?」

「お願いします!」

「かしこまりました。こちらですが、500円で五回ボールを投げることができまして、こちらを景品に当てていただいて、見事倒れる、もしくは落下すれば獲得となります」

「ふむふむ。それじゃあ、当たっただけじゃ獲得にならない、っていうことですか?」

「そうですね。掠ったり、当たったけど倒れなかった場合は獲得にはなりません」

「わかりました。じゃあ、早速やってみます!」

「では、こちらがボールとなります。踏み台は必要でしょうか?」

「えーと……いえ、大丈夫です!」

「わかりました。もし必要になりましたら、言っていただければご用意いたします」

「ありがとうございます!」


 軽く深呼吸をして前方の動く景品を見据える。

 こういう投げる際のコントロールはお姉ちゃんからある程度習ってはいるけど、お姉ちゃんほど上手に投げられるわけじゃないんだけどね。


 でも、みまちゃんとみおちゃんの二人のためなら全力投球!

 ……あ、でも、全力で投げたらちょっと危ないかも……?

 うん、ほどほど、ほどほどがいいよね。


 ぬいぐるみの景品があるのは、障害物の向こう側。

 隙間を縫ってボールを当てなきゃいけないわけだけど………ボールの大きさはソフトボールくらいで、幅がボールよりも半分大きいくらいの幅。

 しかも、右から左へ移動してもいるから、タイミングを合わせないとダメだよね。


 でも、二人のために頑張るのがお母さんというものです!


 というわけで……


「すぅーー……えいっ!」


 そんな掛け声と一緒にボールをぬいぐるみ(の代わりの箱)に向かってちょっぴり力を込めた投球。


 ボールはまっすぐに障害物の隙間に吸い込まれて行って……かたんっ! と箱に当たってそのまま床に落としました。


「やった!」

「おー! 椎菜ちゃんすごい!」

「ん、コントロールいい」

「すごいですよぉ~! 椎菜ちゃん~!」

「お見事です! あ、景品の方は全て投げ終わってからお渡ししますね!」

「はい! じゃあ、残り四球ですね! それじゃあ……えい!」


 二球目を投げる。

 最初に落としたのは、白い狐さんのぬいぐるみだったので、ここでは黒い狐さんのぬいぐるみ狙い。

 そっちは観覧車式で動く場所に配置されていました。

 でも、白い狐さんよりは簡単だったので、そっちも上手く当たってゲットです。


 三球目は猫さんの小さなマスコットで、四球目はイルカさんのネックレス、五球目は雪の結晶の髪飾りを獲りました。


「う、うっそぉ……」


 ――なんてことがありました。


 五球全部景品を獲ったので、スタッフさんは驚いていると同時にちょっと頬を引き攣らせていたけど……。


「うんまあ、さすがハイスペックロリ……」

「ん、愛菜さんの教えが異常」

「投球のコントロールもいいんですねぇ~。椎菜ちゃんって、本当にスポーツ選手になれるのではぁ~?」

「う、うーん、僕がやるとずるになっちゃいそうだし、どちらかと言えば応援する方が好きなので、それはないかなぁ」


 千鶴お姉ちゃんの言葉に、僕は苦笑い交じりにそう返す。

 そもそも、TS病の人が普通の人たちに交じってスポーツをするのって、反則もいい所だしね……。

 特に、陸上系競技みたいな、身体能力が物を言う物なんて特に。

 野球とか、サッカーみたいな集団戦なら話は別かもしれないけど……。


「こちらが景品となります。それと、荷物が多くなってしまいますので、こちらの袋を使ってください」

「ありがとうございます! すごく助かります!」

「んぐっ……い、いえ、スタッフとして当然のことです」


 受け取った袋の中にぬいぐるみを入れて、残った三つの景品については……


「えーっと、寧々お姉ちゃんには、この猫さんのマスコットを、藍華お姉ちゃんはイルカさんのネックレス、千鶴お姉ちゃんには雪の結晶の髪飾りをプレゼントです!」

「いいの?」

「うん! 貰ってくれると嬉しいかな」

「ありがとう椎菜ちゃん! あたしこれ、カバンに付けるぞ!」

「ん、私も大事にする」

「私は祭壇に祀りますねぇ~!」

「そこは使ってほしいかな!?」


 少なくとも、祀るのは何か違う気がするけど……!



 その後は遊びエリアにある他の遊びをしました。


「あ、もう三時になるね。ん~……椎菜ちゃん、そろそろコスプレする?」

「うん! する!」

「となると、こっちの体験エリア」

「そこには撮影ができる場所もあるみたいですしねぇ~。じゃあ、早く行きましょうかぁ~。時間も無くなっちゃいますしねぇ~」

「うん!」


 ある程度遊んだら、今度は入園時にお話していたコスプレをするために、体験エリアに移動。

 体験エリアにやって来ると、コスプレをしている人がかなりいました。


「おー! すごいいっぱいいるぞ!」

「ん、コミケみたい」

「かなりクオリティーが高い人もいますねぇ~」

「うん! カッコいい人とか可愛い人がたくさんだね! 衣装はやっぱり、ゲームのキャラクターなのかな?」

「ここ、ゲーム系のコラボが多いからねぇ。ちなみに、椎菜ちゃんがしたいコスプレとかってあったりする?」

「うーん、まずは見てみないと何とも言えないかな?」

「それもそだね! えーっと、レンタル場所は……お! あそこだね! それじゃあ早速行こ行こ! って、全員やるみたいに言っちゃってるけど、藍華と千鶴さんはどうする?」

「ん、せっかくだからやる」

「こういうのはみんなでやった方が思い出に残りますからねぇ~。私も参加しますよぉ~」

「おっけぃ! なら、全員参加で!」


 みんなでコスプレをすることになって、レンタル所へ。

 ここのレンタルは一回2000円だそう。

 時間制限は特にないけど、間違って持って帰らないように気を付けてほしいという注意はされました。

 持って帰っちゃう人がちらほらいるみたいです。

 こういうのはちゃんと返さないとだよね。


「おー、なんかお店みたいだぞ」

「なるほど、自分で選ぶ感じ。ん、結構体型に関して細かく分けられてる。よきよき」

「えーっと、私は170センチくらいの服の方がいい感じですかねぇ~。あ、結構あるんですねぇ~」

「私は175くらいの奴がいい。……意外とある。吟味吟味」

「二人は既に選び始めてるねぇ。あ、どうせなら個人で選んで、決まったら外で見せ合いっこっていうのはどうかな? 面白そうじゃない?」

「「「いいね!」」」

「じゃあ、決まりで! 決まったら……適当に離れて、LINNで連絡って形で!」


 寧々お姉ちゃんの提案に、僕たちはノリノリに。

 というわけで、バラバラに分かれて衣装選び。

 僕は138センチなので、140くらいの場所の物がいいのかな?


「……胸がつっかえなきゃいいけど……」


 ちらりと自分の体を見下ろしてそう零す。

 この体になってから度々遭遇している事は、あ、このお洋服いいなぁ、と思って試着しようと思ったらサイズが合わなかったりするという事態。

 主に胸がその、きつい感じで……。


 千鶴お姉ちゃんや恋雪お姉ちゃんみたいに、胸が大きくても身長があれば問題はなかったのかもしれないけど、僕の場合は身長は低いのに胸は大きいって言う状態だからね……。

 そのせいで、いいな、って思っても着ることができないのが悲しい……。


「でも、ここなら大丈夫そう、だよね?」


 胸が大きくて入らないような衣装もあるけど、同時に大きくても大丈夫な衣装も結構あるみたいだし。

 僕みたいな体型の人向けの衣装もあるしね。

 あまりレンタルされてないみたいだけど……。


「うーん、どれがいいかなぁ……」


 今まで僕がしたコスプレと言えば、メイド服、神薙みたま、リリスおねぇたま、あとは体育祭で暗殺者(?)のコスプレだったっけ。

 うーん、どうせなら今までやったことがないタイプがいいよね。


「これは……むむぅ、胸のサイズが合わなさそう……こっちは……」


 なんて、これはいいけど、惜しい、微妙に入らなさそう、みたいな衣装があって、なかなか決まらない。

 うーん、普段の僕が着ないような衣装……基本的に可愛い系の衣装を着てることが多いし、カッコいい系の方がいい、かも?


 そうなると…………


「あ、これ、いいかも」


 方向性がぼんやりとながら決まって、改めて衣装を見ていると、一着の衣装に目が留まりました。


「ふむふむ……今日は気温が高い方だし……これくらいの露出なら大丈夫そう?」


 その衣装はなんて言うか、露出がちょっと多めでした。

 と言っても、へそ出しルック? っていうのかな? そう言うタイプ。

 人によってはお腹を壊しちゃうかもしれないけど、僕は体温が高めだし、これくらいなら全然大丈夫そう。

 ……そもそも、冬場でもお家の中の部屋着が半袖のYシャツにホットパンツだしね。

 うん、これにしよう!


「それじゃあ、更衣室に」


 着るものが決まったら、奥の方にある更衣室でお着替え。

 荷物などは更衣室の近くにあるロッカーに入れて、鍵をかければいい仕組みに。

 なるべく三人に会わないように気を付けながら着替えてロッカーの中に荷物を入れる。


「えーっと、変な所はない、よね? うん、大丈夫」


 おかしなところがないか鏡の前で確認。

 小道具も持ったし、うん、大丈夫だね!


「でもこれ、すごく目立つような気がするけど」


 背中に背負った小道具を見て、苦笑いを浮かべる。

 まあでも、すごく目立つ人もいたし、そこまででもないよね!


「それじゃあ、LINNにメッセージを送ろー」


 寧々お姉ちゃんの提案通りに、LINNにお着替えが終わった旨を伝えるメッセージを送って、僕はレンタル所の外へ。


「んーと、この辺りで待ってればいいかな?」


 レンタル所を出ると、視線が集まったような気が……。

 気のせいかな?


『ね、ねえ、あの娘すごくクオリティー高くない?』

『え、あの衣装ちゃんと着こなせる人とかいたの!? すっごー……』

『やべ、メッチャ可愛い娘おる!?』

『あんなにちっちゃいのにコスプレするとか……将来有望だなぁ』

『あんな体型の娘、リアルにいたのか……!』

『拝みたくなってきた』


 う、うーん、やっぱりすごく見られてる……?

 これ、変じゃないよね? 大丈夫だよね?


『こっちも着替え終わったぞ!』

『ん、私も問題なし』

『いつでもどうぞぉ~』

『おけおけ! それじゃあ、レンタル所の近くにあったベンチ前で集合ってことで!』

『了解』

『おっけーですよぉ~』

『うん!』


「ベンチ前かぁ。えーっと……あ、あそこかな?」


 きょろきょろと辺りを見回してベンチを発見。

 視線が気になりつつも、集合場所のベンチへ向かうと、丁度そこにコスプレ衣装に身を包んだ三人がやってきました。

 あ、すごくタイミングがいい。


「おー、二人ともすごく似合ってるぞ!」

「ん、寧々も似合ってる」

「あとは椎菜ちゃんだけですねぇ~。果たして、どのような素晴らしいお姿で来るのかぁ~……」

「来たよ!」


 お話をしている三人に近づいて声をかけると……


「おっ、椎菜ちゃん来た……って、おおぅ!?」

「ん、すごい格好で来た」

「ほああぁぁ~~~~~! 素晴らしいギャップ萌え椎菜ちゃんがぁ~~~~~~! す、素晴らしげはぁぁっ!」

「ち、千鶴お姉ちゃん!?」


 寧々お姉ちゃんは驚いたような顔をして、藍華お姉ちゃんは目を丸くしていて、千鶴お姉ちゃんはいつもの笑顔を浮かべたと思ったら、血を吐きました。

 汚れちゃうよ!?


「ま、まさかのその衣装……っていうか、そっかぁ……椎菜ちゃん、それ着れるんだ。うん、体型は近いっていうか、同じくらいだと思ってたけど……うん! すっごい似合ってるぞ!」

「ん、コミケのような核兵器じゃないけど、すごく可愛い、鼻血出る」

「う、うへへぇ~、へそ出しルック、ホットパンツ、そしてガーターベルト……その上、薄手の丈の短い長そで上着とか……さ、最高ですぅ~~~~!!! げはぁぁっ!」

「ちょっ、千鶴さんコスプレ衣装を汚すのはまずいぞ!?」

「ん、でも汚さないように顔を背けてる」

「千鶴お姉ちゃん大丈夫なの!? お化け屋敷時みたいにすごいことになってるよ!?」

「へ、へへ……今日は、最高、だぜぇ~……ガクッ」

「ち、千鶴さんが死んだーーー!?」

「ん、とりあえず、ベンチに座らせる」

「えぇぇぇ……」


 なぜか倒れそうになった千鶴お姉ちゃんを寧々お姉ちゃんと藍華お姉ちゃんの二人が横から支えて、そのままベンチに座らせることに……いつも通りと言えばいつも通りなのかもしれないけど……千鶴お姉ちゃん、出血多量で死んじゃわないのかな……?

 椎菜の衣装的には、スポブラみたいな形状の上と、ホットパンツ、でガーターストッキング(太腿で止めるタイプ)、あとブーツ、そこから長袖で胸丈くらいの上着を羽織った感じ。背中には大剣背負ってます。

 この世界における、とあるゲームのロリキャラで、すんごいパワーファイターです。

 ロリキャラに身の丈以上の大剣とかよくない? 私は好きです。

 尚、そのキャラはロリ巨乳キャラで、しかも椎菜クラスの背の低さと胸の大きさなので、コスプレする難易度が高すぎる、とか言われてるキャラ。大抵は妥協して少し高い身長で着れるようにアレンジをする場合がほとんど。むしろ、出来る人おらんやろ、とか言われるタイプのクソ難易度衣装。

 つまるところ、みたまのコスプレくらいの難易度と言うわけです。

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― 新着の感想 ―
ガーターストッキングですと(ガーターっ)
と言うか、椎菜の場合・・・その衣装だと余計目立つと思うのよねぇ。元の容姿も良いからねぇ♪他の客も注目してる位だから・・・SNSとかで写真投稿されても可笑しく無さそうwにしても、ボールを当てて景品を取る…
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