#215 やらかしてる(?)どこぞのコミュ障、とりあえず園内へ
投稿設定ミスってました。すまん!
あれから和気藹々とした雰囲気のまま、高速道路に乗って、途中で休憩をはさみつつ、遊園地に無事到着。
「はい、着きましたよぉ~」
「お疲れ様だぞ!」
「ん、お疲れ」
「お疲れ様です!」
「いやぁ~、久しぶりの長距離移動でしたけど、何とか事故を起こさずにすみましたねぇ~。あ、今日に至るまでに、ちょこちょこ感覚を取り戻すべく、車の運転をしていたので、そこはご安心をぉ~」
「それ、運転前に言うことだと思うぞ」
「ん、でも、椎菜が乗っている以上、千鶴が事故を起こすとは思えないから問題ない」
「当然ですよねぇ~!?」
安全運転だったから、特に心配はしてなかったけどね。
あと、普通に千鶴お姉ちゃんは運転が上手だったし。
「えーっと、恋雪さんからもらったチケットは……お、あったあった。はいこれ、一人一枚ずつ!」
「ん、ありがと」
「ありがとうございますぅ~」
「ありがとう!」
「じゃ、早速行こ行こ!」
チケットをもらっていた寧々お姉ちゃんからそれぞれ一枚ずつ受け取って、早速入場ゲートの方へ。
「そう言えば、株主だからもらったチケットって言ってたけど、これってどういうものなんだろうね?」
「さぁ? あたしも恋雪さんに、三期生のみんなでお出かけしようと思ってるんだー、って言ったら『あ、それでしたら、これを、どうぞ! ある程度は、楽に遊べます、から』って言われてもらっただけだしね」
「ん、楽に遊べるというのが気になるけど……とりあえず、ゲートに並ぶ」
「ですねぇ~。見たところ、かなり並んでいるようですしぃ~」
「今日って三連休だしね」
お話をしつつ、駐車場から入場ゲートの方へ向かうと、三連休の初日だからか、かなりの人が並んでいました。
チケット売り場と入場ゲート、それぞれに列ができていて、なかなか混んでるみたいです。
「……ん? このチケット……三人とも」
「どうしたの? 藍華」
「何かありましたぁ~?」
「ん、このチケット、裏面をよく見たら、専用ゲートでお入りください、って書いてある」
「あ、本当だ。どういうことだろう?」
藍華お姉ちゃんが言ったように、チケットの裏側を見ると、そこにはなぜか専用ゲートでお入りくださいと書かれてました。
「よくわからないけど、専用ゲートは……あ、あそこかな?」
どういうことだろうと首をかしげていると、寧々お姉ちゃんがその場所を見つけたようで、見つけた場所を指さす。
指をさした先には、特別優待チケット専用ゲート、と書かれた場所が。
「見るからに人が少ない……と言いますか、全くいませんねぇ~」
「そう、だね……このチケットって、もしかしてすごいものなのかな?」
「うーむぅ、まあ、恋雪さんが渡したチケットだし……あたしたちの中で一番の財力を持った人だしなぁ……実はとんでもないものが、ってあっても不思議じゃない気がするぞ」
「「「「……」」」」
なんだか、このチケットが怖くなってきました。
恋雪お姉ちゃん、一体どんなチケットを僕たちに渡して来たんだろう……?
「ま、まあ、ここで立ち止まっていてもあれだし、ゲートに行こ!」
「ん、それもそう。時間は有限。遊ばなきゃ損」
「それもそうですねぇ~」
「じゃあ、行こっか」
いつまでも立ち止まっているわけにはいかないと言うことで、早速ゲートの方へ。
まったく人が並んでいなかったので、すんなりとスタッフさんたちがいる場所に到達。
「チケットを拝見いたします」
そう言われたので、みんなでチケットを出すと、なぜかスタッフさんがぎょっとした顔をしていました。
え、なんだろう、この反応……。
「あ、あの、こちらのチケットはどなたから……?」
「えーっと、こゆ……あ、いえ、戸隠さんからだぞ」
「戸隠……な、なるほど、あの方からの……ちなみに、その方とのご関係性などは?」
「んーと、友達であり同僚?」
「ん、それしか言いようがない気がする」
「ですねぇ~」
「お友達です!」
「そ、そうですか。……こほんっ! ともあれ、こちらが本日使用可能なフリーパスとなっております、リストバンドです。こちらですが、待ち時間不要となっております」
「「「「……え!?」」」」
「各アトラクションに乗る場合は、お持ちのスマートフォンから、当ランドの公式ホームページを開いていただき、アトラクションの予約、という項目がありますので、そちらでリストバンド表面にある文字列を入力していただきますと、本日有効なアカウントが作成できます。そちらでアカウントを作成していただいた後は、利用したいアトラクションを選択して、予約していただければ完了となります」
「「「「な、なるほど……」」」」
「他にも、そちらのリストバンドを各売店などで提示しますと、3割引きになりますので、ご活用ください。レストランなどの飲食店出も有効です。説明は以上となります。何かご質問等はありますでしょうか?」
「あ、大丈夫だぞ」
「ん、私も」
「同じくぅ~」
「だ、大丈夫です」
「では、今日一日、お楽しみください!」
にこやかに笑うスタッフさんの言葉を受けて、僕たちは園内に入りました。
なんていうか、うん、視線がすごかったけど……恋雪お姉ちゃん、本当になんのチケット渡したの!?
「ちょっと、恋雪さんに聞いてみるぞ……」
「「「うん」」」
それは本当にお願いします。
何を渡されたのか、色んな意味で恐怖している僕たちに、寧々お姉ちゃんが恋雪お姉ちゃんに電話をかけ始めました。
「…………あ、もしもし、寧々だぞ! 恋雪さん、今大丈夫? あ、大丈夫。えーっと、うん、一つ訊きたいんだけど……あのチケットはなに!? なんか、すごいもの貰っちゃってるんだけど!? 待ち時間スキップ、お店でも3割引き、どゆこと!? ………………あ、そういうこと!? え、えぇぇ……うん……さすが、恋雪さんだぞ…………。あ、いや、別に迷惑だったわけじゃないぞ!? むしろ嬉しくはあるけど……できれば最初に言ってほしかったぞ。うん……うん、了解。あいあい、じゃあまた明日と言うことで……うん、RTA頑張って! じゃ! ……えーと、どうやら恋雪さん、このランドを運営している会社の株主どころか、大株主だったらしく……それで、定期的にチケットが送られてくるから、ちょうどいいってことであたしたちに、らしいぞ」
「「えぇぇぇ……」」
「さすが恋雪さんですねぇ~……」
なんていうか、うん……改めて、恋雪お姉ちゃんのすごさがよくわかりました……。
というか、本当に何してるの!?
「あたし、恋雪さんが一体どれだけの株を保有してるのか気になって来たぞ……」
「ん、普段からゲーム三昧なのに、なぜか問題なく運用で来てるのが不思議……何をどうしたらああなる」
「私も普通の人よりお金はあるつもりですけど、さすがに恋雪さんには勝てないですねぇ~。胸も含めて」
「千鶴さん、胸の話はやめてください。あたしがみじめです。というか、三人が大きいせいで、あたしがすっごいこう、貧に見えるから!」
「ん、大丈夫、寧々」
「何をもってして大丈夫なのか聞きたいぞ」
「貧乳は……ステータス」
「あれ、超前向きポジティブ女子が言えるセリフであって、巨乳な人が言うとただの嫌味だぞ。あと、結局アレってコンプレックスを力技でねじ伏せてるだけだから、何の意味もないんだぞ」
寧々お姉ちゃん、本当に気にしてるんだね……。
表情が、すごく、その……うん、虚無、っていうのかな……なんだろう、すごく申し訳ない気持ちに……。
「まあまあ、人間、22歳くらいまでは体が成長するらしいですし、あと二年で大きくなるかもしれませんよぉ~?」
「微妙に希望が持てるような、持てないような……うーん、まあ、いっか! とりあえず、今日は遊びに来ただけだし! 早速行こ行こ! あ、まずはどこ行く?」
さっきまでの表情とは打って変わって、いつもの爛漫な笑顔になると、寧々お姉ちゃんがどこへ行くか口にしました。
「ん……売店?」
「売店ですかぁ~?」
「折角だから、カチューシャとかそう言うのを買って身に着けた方が面白いなと」
「あー、たしかにそれいいぞ! 何気に着けてる人もちらほらいるし! 椎菜ちゃんはどう思う?」
「僕もいいよ! そう言うのやったことがないから楽しそう!」
「じゃあ決まり! まずは売店へGO!」
最初の目的地を決め、僕たちは近くの売店に入りました。
中は結構人手賑わっていて、僕たちと同じ目的なのか、カチューシャとか他にもなんらかのアクセサリーなどを見てる人がいました。
お土産なんかも売られているけど、そっちにはあまり人がいない感じかな?
「そう言えば、なんで恋雪さんはここの大株主になったんだろ?」
「ん、言われてみれば。ゲームにしか興味がないはず……」
「あ、それについて少し気になったので軽く調べたんですけど、ここっていろんなゲーム作品とコラボすることが多いらしいですよぉ~。恋雪さんのことだから、多分好きな作品があって、それで大株主になったんだと思いますよぉ~」
「「「納得」」」
ゲームが関わってるなら、恋雪お姉ちゃんはそういうことするよね……。
「ん、よく見たらここのアクセサリー系統、全部ゲーム関係っぽい?」
「あ、言われてみればそうじゃん。よく見たら有名なゲームのキャラもあるっぽいし……恋雪さん、もしかして結構やらかしてるんじゃ?」
「う、うーん、恋雪お姉ちゃん、そこまでする…………しそう、だね」
「ですねぇ~。まあでも、早く選びましょうかぁ~」
「だね! よーし、選んじゃうぞー!」
お話もほどほどに、僕たちは何にしようかと楽しくお話しながら選びました。
色んなものがあるから迷っちゃうけど……うーん、どういうのがいいかなぁ、なんて迷いつつも、よさげなのを選ぶ。
結果として、
「これ、どうかな?」
「「「可愛い(鼻血)」」」
「あの、鼻血出てるよ?」
僕が選んだのは、なんていうかその……しっくりくるから、なんて言う理由で選んだ、黒色の狐さんの耳と鈴がついたカチューシャと、ベルトの穴部分に着けられる尻尾のストラップでした。
うん、こういうのあるんだなぁ、なんて思ったけど、すごくこう……しっくりくる。
ちなみに、寧々お姉ちゃんは何かのキャラクターのゴーグル……? か何かを頭の上に乗せていて、同時にブレスレットっぽいのを付けていて、、藍華お姉ちゃんは犬の耳のカチューシャ、なのかな? を着けてチョーカーのようなものを一緒に着けて、千鶴お姉ちゃんは不思議な形をした眼鏡をかけていました。
そこまで派手と言うわけでもないけど、これはこれで楽しい。
「やっぱり椎菜ちゃんは狐系が似合うぞ!」
「ん、間違いなし。似合い過ぎ。むしろ自然」
「ふへへぇ~……いつもとは違う、作られた物という物ですから、趣が違っていていいですねぇ~! あぁっ、私、今日は来れてよかったですよぉ~!」
「え、えへへ、ありがとう。三人もすごく似合ってるよ!」
「そう言ってくれると嬉しいぞ!」
「ん、地味にコスプレ衣装のレンタルをやってるのが面白いけど……あれは今はいい」
「そうですねぇ~。まずは遊びましょうかぁ~。あ、椎菜ちゃんはコスプレしたいとかありますかぁ~?」
「あとでしたいです!」
実はここ、コスプレ衣装をレンタルできる場所があるみたいです。
個人的に、コスプレは好きなので、是非やってみたいね!
昨日、18時くらいには今回の話が書き上がっていて、あとは投稿するだけ、となっていたんですがね……その夜、作業をして、Wordからなろうの方にコピペして、改行やら手を加えたものをカクヨムの方にもはっつけて、という作業までして、あとがきまで書いたんですが……多分そこで止まってましたねこれ。
つまるところ、投稿設定したと思ったら、してなかった、というあほみたいなムーブかましました。
マジで申し訳ねぇ!
ノーパソ持っててよかったし、ワンドライブで作業しておいてよかった……あと、今日が仕事の出向先で一人だったからよかった……。じゃなきゃ、今日の投稿、夜の21時くらいになってました。
気を付けねば……。
あと、恋雪は普通にやらかしてるけどまあ、うん。ね!




