配信#37ー4 初めての外部コラボだよっ!:4
「さてさて! 二問目でそこそこの時間を消費してしまったの。なので、次の質問にいくの!」
「あ、うん!」
「というわけで、第三問目! みたまちゃんの年齢は?」
「十七歳だよ!」
【17!?】
【え、17歳なのマジ!?】
【うっそだぁ!?】
【そう言えばさっき、コメントで、高校生が二人いるって……いやそれこの娘かよ!?】
「あれ、誕生日迎えてたんだ!」
「うん、2月6日に!」
今日が来るまでの間に、誕生日を迎えて、僕も晴れて十七歳になったからね!
まあ、その日は色々とすごいことになったけど……。
「あ、本当に最近! おめでとう!」
「えへへ、ありがとう」
「おぐふっ」
「ふぇ!? だ、大丈夫!?」
「不意打ち照れ笑いは、死ぬの……」
【ぐふっ……お、おかしいっ、なぜ、なぜ俺の鼻から血があふれ出すんだッ……!】
【俺、口から血が止まらねぇよ。いつから内臓にダメージを負ったんだ……?】
【可愛すぎるんだよぉ! なんなんだよマジでェ!】
【うんまあ、このくらいならなんとか鼻血だけで済むな】
【だな。まだマシな部類】
【これで……!?】
「と、ともあれ……後日、らいばーほーむ宛にみたまちゃんの誕生日プレゼントを送るの!」
「え、そんな悪いよ! 会ったばかりで、プレゼントは……」
「みたまちゃん、それ、初対面でライバー全員分のケーキを持って来たみたまちゃんが言えることじゃないの」
「あぅっ」
【たしかにww】
【特大ブーメランで草】
【そりゃそうだわwww】
【まあ、みたまちゃんならそれくらいするからなぁ……】
【初のサシコラボ相手の自宅を掃除した幼女だ。面構えが違う】
【↑どゆこと!?】
「なので、いい物を選んで送るね!」
「じゃ、じゃあ、ありがたく、貰う、ね?」
「それでよし! ではでは、どんどん行くの! 続いて、第四問目! みたまちゃんの好きなものと嫌いな物を教えてください!」
「えんがわとおいなりさん! あ、あと、酸っぱいものが好きだよ! 嫌いな物は……んーと、甘い物とトマト、それからゴーヤや砂肝、かなぁ……」
【おいなりさんはわかるけど、えんがわ!? 渋いな……】
【高校二年生の好きなものがえんがわwww】
【懐かしいなぁ。初めての配信の時にえんがわを語ったアレ……】
【えんがわを語るって何!?】
【甘い物苦手なんだ。すごく意外……】
【みたまちゃん、元男だからなぁ……】
【マジで元男と言う事実が謎すぎるし、これで元男? って疑いたくなるんですがそれは……】
「えんがわ! みたまちゃんと言えばえんがわなの!」
「そ、そうなの?」
「それはもう! だって、二人のお子さんと一緒にえんがわを食べてるところはすごく微笑ましかったから! おかげで、るいの部屋が血の海になっちゃったの」
「えんがわ、すごく美味しいので! やっぱり、あの淡白で、それでいてじわりじわりと出て来る甘い脂がすごくいいと思うの! 歯ごたえもいいし、炙ると生の状態に比べてすごく柔らかくて、溶けちゃいそうで……お話してたら食べたくなってきちゃった……」
やっぱり、一番好きです、えんがわ。
「おー、ナイスえんがわ愛! あとあと、みたまちゃんって神様見習いのお狐様っていう設定で、本当においなりさんが好きなのもすごいの! ちゃんとマッチしてる!」
「甘いお揚げと酢飯の酸味がすごく好きです!」
「るいも大好き! お昼ご飯を買いにスーパーに行くと、おいなりさんがたくさん入ったパックがあって、ついつい買っちゃうくらいなの」
「あ、わかるー! わたしも、一人暮らしをしてた時に、よく買って食べてたよ!」
「ね! あれ便利だよね!」
「うん! まあでも、あれだけなのは体によくないので、やるにしても月に一回だけだけどね」
「うんうん、一人暮らしは特に気を付けないといけないの……」
「ちょっとくらいなら、って思っているとすぐに不健康まっしぐらだからね」
あの時は、今以上に気を付けてたっけ。
今は家族みんな住んでるし、何よりみまちゃんとみおちゃんの二人がいるからね。
不健康な食生活は絶対にできないのです……!
【うっ……耳が痛い……】
【わかってる! わかってるんだ! でも……でもっ! 楽を、やめられないんだッッ……!】
【これ言ってるのが高校生なのが……】
【もしかして、この娘ってかなりしっかりしてる感じの娘?】
【しっかりしてるどころじゃないんだよなぁ……】
【ねぇ、誰もツッコんでないんだけど、二人のお子さんって何!?】
【それ】
【え、みたまちゃんって、子供いたりする、の?】
【いやいやそんなまさかーww だって、高校二年生だよ? どうあがいてもできるわけ……ないよね?】
【らいばーほーむならやりかねん……】
【らいばーほーむの倫理観は割とまともぞ。割とな。うん、割と】
「っとと、みたまちゃん、お二人のお子さんについての質問が来てるの。説明大丈夫?」
「うん。とは言っても、二人の女の子を引き取った感じで、血の繋がりはないよ! でも、大事な娘です!」
「実はゆあちゃんとゆいちゃんっていう、双子の女の子がいて、みたまちゃんのことをおかーさんって呼んで慕ってるの。それがね、すっごく可愛くて、おかーさん大好き! って感じの女の子で、らいばーほーむの配信にもたまーに出て来てくれるの!」
「出かける時に、泣きそうな顔をするので、つい、断れず……」
「うん、るいは実際の姿は見たことないけど、絶対に断れないような可愛い容姿してるなろうなーって思ってるの。だって、ふゆりさんがあれだもん」
「あ、あはは……」
ふゆりおねぇたまは、すごくその……うん、すごいからね……。
あと、やっぱりふゆりおねぇたまがそう言う指針になってるんだ。
【なるほど……なるほど?】
【引き取ったってことは家族でってことかな?】
【だとしても、おかーさん呼びされるのは普通じゃねぇだろww】
【らいばーほーむメンバー曰く、ものすごく可愛いらしい】
【少なくとも、ロリコンが見ただけで銃で撃たれたみたいな音を出しながらぶっ倒れるくらいだからなぁ……】
【↑どういうこと!?】
【銃で撃たれた音ってなんだ!?】
【らいばーほーむでは日常だ】
【らいばーほーむこわ……】
「さてさて、それじゃあ次の質問に行くの!」
「どうぞ!」
「では、第五問目! みたまちゃんの普段の配信はどんなことをしてるの?」
「配信かぁ。うーん、僕の場合は基本的に雑談メインかなぁ」
【雑談メイン……え、雑談メイン???】
【あの、すみません、この娘の登録者数って、200万人超えてるよね? なのに、え、雑談メインでやって、その規模に辿り着いてるの!? マジで!?】
【いやいやいやいや!? さ、さすがに、雑談以外でバズって、そうなった、とかなんじゃないの? ねぇ? そうだよね!?】
【ぶっちゃけ、みたまちゃんは規格外だからな……】
【うんうん】
「本当びっくりだと思うの。だって、みたまちゃんが今までして来た配信の9割以上は雑談だもん。他にあるとすれば、何回かゲーム配信をしたくらい?」
「うーんと、うん。そうだね。コラボ配信を除くと、ゲーム配信をしたくらいかなぁ。去年の九月の5万人記念でやったホラーゲームと、デストロイクラフト、それからちょっと前にプレイした、オンラインゲームくらいかな?」
「そうなると、みたまちゃんって三回しかやってないんだ、個人で雑談以外の配信」
「そうなる、かな? でも、わたしの場合は、らいばーほーむの人たちとコラボすることが多いから、そっちで色々やってる感じかなぁ……」
というより、僕の配信の割合って、個人配信よりもコラボ配信の方がやや偏ってるからね。
その理由が、なぜかコラボ配信が決まるから、っていう物だけど……。
「あ、コラボ! コラボね! ちょうどいいから、今どんなコラボをメインでやってるか教えてほしいの!」
「そっちでも雑談が多いけど……んーと、ふゆりおねぇたまと一緒にASMR配信したり、はつきおねぇたまと○ーさんのホームランダービーをやったり、たまたま修学旅行先がリリスおねぇたまの実家の旅館だったから、ゲリラコラボやったり、かなぁ。あ、いくまおねぇたまともゲームしたよ! 他には、らいばーほーむの刀おにぃたまと、暁おにぃたま、あとたつなおねぇたまの三人と一緒にハロウィン配信したり、かな?」
「結構色々やるよね、みたまちゃん」
「コラボした人次第だからね」
基本的に、僕が決めてると言うより、コラボする人が決めてる感じだったりするので、結果的にああなるだけで……。
「それで、らいばーほーむの人たちも各々がなんらかの看板みたいな配信があるんだけど、みたまちゃんもちゃんとそれがあるの! ね、みたまちゃん!」
「うん、わたしの場合は、出張みたま家事サービスって言って、他のライバーさんのお家に行って、家事をする、って言う配信をしてます!」
【どういう配信!?】
【家事www】
【え、それ面白いの……?】
【どう考えても、VTuberがやる企画じゃなくて草】
【なんで、家事……?】
「あれ! あれね、本当に羨ましいの! だって、みたまちゃんの手料理が食べられて、しかもクイズに正解すると、膝枕と耳掃除をやって貰えて、マッサージもしてくれるの! あれを見る度に、らいばーほーむ羨ましい~~~! ってみんななってるし、他のV仲間もみんな思ってるの!」
「そ、そうなの?」
るいおねぇたまはすごく羨ましそうに話して、
「そうなの! 自分たちもやってほしい! っていつも羨ましそうに見てるの!」
「あ、そうなんだ」
【マジかよwww】
【気になってちょっと覗いたけど、あの、なんかどう見ても実写って言うか、これ実写映像じゃねぇか!?】
【あの配信は、家の複数個所にカメラを設置して、それを流してるって感じだからな】
【やっぱVのやることじゃねぇ!?】
【っていうか、このちっこい娘がみたまちゃんなの? え、リアルでもちっちゃいの!?】
【リアルロリなのか……】
「うーん、わたし個人としては、お世話をすることは好きだし、大歓迎だけど……さすがに、事務所が違うからね……」
「ねー。らいばーほーむって鎖国国家っていうか、VTuber界の治外法権って言われてるし、難しそうなの」
「らいばーほーむってどう思われてるの!?」
【おおよそ現代日本……っていうか、VTuber界隈で聞かない単語だァ……】
【ネット上の評価だと、『頭おかしい』『ライバーが狂人なんじゃなくて、狂人がライバーやってる』『混ぜるな危険どころか混ぜたら死ぬ』『癒し枠で妹枠なロリですら普通に狂ってる』とか出て来るし……】
【サジェストもな……『人外』『人外魔境』『核兵器』『ヤバイ』『邪神』『変態の巣窟』『新人類』『吐血』『鼻血』『レバニラ』ってなってるからな……】
【それVTuberなんだよね???】
【らいばーほーむに常識を求めてはいけないのだ……】
【常識はあってほしいんですがそれは】
「うーん、尊敬されてるかな! VTuberたちからは! あ、るいも尊敬してるの!」
「それは嬉しいんだけど……う、うーん、普通の人にどう思われてるんだろう……」
色々と気になるんだけど、知りたいような、知りたくないような……うん、色んな意味で怖いです。
バレンタインの疲労が半端じゃねぇです。やっぱり、三日で5万文字はバカだったなぁ、と。
地味に本調子じゃないので、ちょい話が薄かったけど、まあ、許してね!




