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震えていた
誰かの来訪もいとわずに
布団を頭からかぶって
電気の消えた一室で
寒かったのではない
が
当然暑いわけもなかった
ただ震えているだけだった
それが楽しみだったのかもしれない
私は怯えるのが好きだ
何にもないところをつまらなく思い
あたかも前方にとてつもなく大きな
敵でもいるかのように
瞳孔を開いて見せている
それが最もいじらしい所業だとは
とっくの昔に勘づいているのだが
夜も昼も、朝さえ分からぬ
そこで固まっていた私は
背筋を丸めて
ヘンテコな石像のように
震えていた
誰かの来訪もいとわずに
布団を頭からかぶって
電気の消えた一室で
寒かったのではない
が
当然暑いわけもなかった
ただ震えているだけだった
それが楽しみだったのかもしれない
私は怯えるのが好きだ
何にもないところをつまらなく思い
あたかも前方にとてつもなく大きな
敵でもいるかのように
瞳孔を開いて見せている
それが最もいじらしい所業だとは
とっくの昔に勘づいているのだが
夜も昼も、朝さえ分からぬ
そこで固まっていた私は
背筋を丸めて
ヘンテコな石像のように