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旧友が他界した
そいつを私は好きではなかったし
また、ほぼ意識していなくとも、なんとなく嫌悪感をすら示せるほどの相手であったのだが
それでも、その知らせを受けた時は残念に思った
考えてみると
私はそいつに対して何をしたというわけでもない
何かされた覚えもない
そいつがもっと長生きしていたとして
連絡を取り合ったようにも思えない
しかし、そいつのことを私が認識している以上
私はそいつに特別な感情を抱いていたことは必至である
他の人間にはあり得ない印象を受けていたであろう
だから離別感も漂うのだ
とどのつまり、それだけである




