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神々の愛し子  作者: chima
神様のてびき
26/32

神様修行①


『さて、今日から神としての力の使いかた。とはいえ、封されているような状態だから、ひとまず自身には力があるのだと認識するところから始めよう』



「はい、よろしくお願いします!」



何日かぶりに神との顔合わせ。当初はすぐにでも神としての学習をする予定だったのだが、災害による後始末やらでアレクはもちろん発端となった神が忙しく、さらに10日ほど遅れた今日から開始となった。



『その前に、体調は大丈夫かい?』


「はい! 皆さん良くしてくださるので、ここにも馴れてきて自分のやりたいことも見つけましたので、出来ることをしていこうと考えも纏まりました」



『そうか、よかった、ほんとうに。先日までに大まかなルナの生立ちと言うべきか、出生に関しては話したが、今後のことは講義の後に少しずつ話していこうか』



神々同士の話し合いの結果、この二回のルナとの対話で一気に話すことは負担が大きいとなり、砕いて少しずつ話すべきと決まった。



「はい」



『うむ。では! 今回は初回ということでディユス神界……つまり、この世界を治める神界の最高神である私が担当する。次回は他の子は神が来るだろう』



にこりと微笑みを浮かべた美しい神は掌に丸い球状の物を出現させた



『これをご覧。これは魔力関知球という人が魔力量や質を測るものを真似た神力関知球』



真似たって……オリジナルじゃないんだ……。



『第一段階は質を測るのだが、方法は単純で手にもつだけ。すると、球体の中に色が浮かび上がる』



ほぉぅ、とディオ神の持つ球体を観察してると、キラキラとラメのような光がスノードームのように中を浮遊したかと思うと全体が黄金に輝きはじめる。



『我は全知全能の神である故にこのようになるが、ルナも同じように持ってみなさい』



いちど机に用意された綿箱に置かれた球体は、何もない所から造られたはずがディオ神が手を離すとガラス玉のように実態をもったそれは、あちらでもあまり見かけはしないが占い師の水晶玉のようだった。



手を滑らして落とさないよう恐々と手に持ち見つめる。


プラチナ色のキラキラが徐々に中央に緑、薄青、茶、プラチナ、小麦色を取り巻くようにくるくるとラメが形を変え踊る



『ほう、これはまた。まあ、前例のないこと尽くしの娘なのだから妥当であるか』



愉しげに“うむうむ”頷きつつ感心した様子のディオ神はじっくり球体を見つめる。



『ルナは我ら親神の力を引いている事もあり、土台としては草木や癒しを表す緑と水を表す薄青、土や地を表す茶、そしてプラチナは珍しいもので光を表すのだが、単純な光ならば白と現れる。プラチナ色は太陽を表す。更に小麦色も同様に珍しくあり、夜に登る月を表す。つまり、太陽と月の両方の神気を纏っているということ。ちなみに、ルナは月のほうが強く月の力により癒しの能力が高い。これほどの神力を持ち合わせるとは驚いた』



とても驚いたという口調でなく楽しそうに説明をしてくれる



「普通と違うですか?」


出来れば普通がいい。平凡がいちばん。


『そうだな。まあ、居ないことはないのだが複数の強い力を持つ神はいてもルナほどの異なる属性の力を持つ神というのは一握りほどだろう。ディユスでは、それこそ我と同様に王位につく神だろうな』



「な、なんだか、こわいですね」


宝の持ち腐れ。


子どもに凶器をもたせるような。


危険物を持たされているような。



『心配せずとも良い。自分の物として扱えればよいのだ。その為に学ぶのだ』


「で、出来るでしょうか……」


『そんなに不安そうにするでない。初回で、この玉に力を注ぐことができたのだから問題ない。コントロールなどすぐにできる。もっと重点的には応用した力や自分の力をみつめることに注目していくとしよう』


「が、がんばります!!」




お盆の準備にバタバタして更新できませんでした(´;ω;`)泣



年末なみの大掃除、暑さのなかでの掃除はつらかった!

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