ポンコツ鉱山 編
・この小説は、"第二章"です第一章を見てない方は、見てからの方がより楽しめると思いますので、そちらから先にご覧ください。
・この物語は地球など、人間での話ではございませんご理解ください。
・この物語はRPGを元に作られています。RPGをよく知らないとわからない設定が出てくるかもしれません。
無事前回グリーン草原のボス、「クラワー」を撃破し、クリスタルを回収した にこくん達は、自信がつき、足取りが軽くなりポンコツ鉱山への歩みを進めていた………のは理想の話だった。
にこくん「いーやーだー!めんどい!歩きたくない!疲れた!!だるーい!」
みかんくん「ちょっとにこくん!一億フルーのためにも冒険を進めないと!」
フラワー山の花畑に、にこくんが文句を言いながら寝転び、動く気配がない。その様子は勇者の威厳もへったくれもなかった。
にこくん「えー俺ボス戦でもう疲れたからそろそろ休憩しないとねぇ〜」
みかんくん「なんでよ!ていうか見てないでクスリマリアもなんか言って!」
クリスタリア「私は知らないわ。あんたがなんとかしてちょうだい。」
みかんくん「えぇ……おもちゃが欲しい子供を宥める親の気分だよ…」
にこくん「大体そんなに行きたいならみかんくんが一人で行けばいいじゃないか!」
みかんくん「そんなぁ!それじゃあ"にこくんRPG"じゃなくて"みかんくんRPG"じゃないか!タイトル詐欺になっちゃうからダメ!」
にこくん「確かにタイトル詐欺になると景品表示法違反に触れて罰金が取られる場合があるな……んー、しゃーない。この小説も連載終了したら困るし、仕方ないから出発してやるよ!」
みかんくん「困るとこそこなんだね…ま、まぁ行く気になったならなんでもいいよ!」
クリスタリア「話がひと段落ついたようね。じゃあちゃっちゃと進んじゃいましょう。」
みかんくん「それで地図にはクラワー山ルートで行くのなら、花畑を進んだ後の川沿いを進むと鉱山が見えてくるはずだけど…」
地図を広げながらキョロキョロと周りを確認する。
にこくん「一旦川見つかんなきゃ話にならないし、色々歩き回ろか」
みかんくん「そうだねぇ〜」
三人が花畑を歩き進める。花畑は相変わらず美しく、踏んでしまうのが勿体無いぐらいだった。
にこくん「ていうか、ポンコツ"鉱山"なんだろ?だったら価値のある鉱石をたくさん見つけてお金ガッポガッポじゃないか???」
みかんくん「んー確かに、レアな鉱石を見つければそれを売ってお金に変換はできるかもね。」
にこくん「なるほど…ヒッヒッヒ…そこでお金をたんまり稼いでショップで強い武器を買い直して戦闘を楽に進めてやるぞ〜!」
みかんくん「それ読んでる側からしたら面白くないんじゃ…」
にこくん「どうでもいい!自分最優先だ!」
みかんくん「にこくんよく主人公になれたよねー」
にこくん「それバカにしてるよね?ねぇ!?」
みかんくん「いやぁ?そんなことないけどなぁ???」
にこくん「ならいいんだけども……ていうかそろそろ日没だなぁ…太陽が沈んできてるよ。」
辺りを見回すと、空が夕焼け空に染まりつつあった。
村からクラワー山に来るまでで、すでにだいぶ時間が経っている。
みかんくん「じゃあ早く見つけないと!暗くなったら更に見つけにくくなるよ?」
にこくん「それもそうだね……お?あれでは?」
にこくんが指差す方向には、静かに流れる川が果てなく続いていた。
みかんくん「ナイスだよにこくん!あとは川が流れる方に進めば…」
にこくん「ちなみにどれぐらい歩くの?ポンコツ鉱山こっからじゃ見えないけど。」
みかんくん「んー、見えないなら結構歩くんじゃない?20分~30分とか?」
にこくん「えええええ!やっぱ歩きたくない!やっぱみかんくんRPGにしよう!ね!」
みかんくん「でもさっきにこくん景品なんちゃら違反にひっかかってお金が払わなきゃみたいなの言ってたじゃん!」
にこくん「あーそうだった!あーもう…仕方ない歩こう。」
文句を言いながら歩く。にこくんは法律という言葉に弱いのかもしれない。しかし、この世界に法律があるのかどうかは別の話だ。
そして長い間歩いたのち、完全に空が夕焼けに飲み込まれた頃、ポンコツ鉱山の入り口に辿り着いた。
にこくん「おお!でっかいゲートだな!ここがポンコツ鉱山かな?」
にこくん達の眼の前には、石のゲードでできた大きなゲートが佇んでいた。にこくん達のサイズでは、少し大きすぎるかもしれない。
みかんくん「おーい!誰かいる〜!?」
みかんくんが大きな声で叫ぶと、遠くの方からある人物がやってきた。銀色の体で、少しギラギラと輝いている。
???「はーい?お客さんですかー!?」
にこくん「お客さん?」
みかんくん「ちが!僕達観光客じゃなくt」
にこくん「ていうか貴様は誰だ!?」
???「よくぞ聞いてくれた!僕の名前は純銀くんさ!」
にこくん「純銀くんと言うのか!えーと俺はにこくんと言うのだ!でこいつがみかんくんで、こいつがクリスマロン!」
クリスタリア「こいつら覚えるの無理なのかしら。私はクリスタリア。よろしく頼むわ。」
純銀くん「ほーほー!にこくんと、みかんくんと、クリスタリアね!よろしくー」
みかんくん「違うよ!クリスタリアじゃなくてクリスマリア!」
クリスタリア「あんたバカじゃないの。」
純銀くん「そ、そんなことより!お客さんこの鉱山を案内しなきゃ!」
にこくん「違うよ!俺達は勇者なの!」
純銀くん「勇者ァ?いやいやwそんな見た目で勇者なの?w」
にこくん「はぁ??十分勇者なんだが...」
純銀くん「あらそうなんだ。ていうか勇者だとしたら勇者がなぜここに来たの?」
にこくん「鉱石を集めてぇ......」
みかんくん「ちがくて!クリスタルを探しに来たんでしょ?」
にこくん「あーそうだった...クリスタルっていう、魔王軍が守ってるやつがあって、それ集めて魔王潰したら一億フルーがゲッツ!!」
純銀くん「なんだって!?僕の週給24フルーなのに.....」
にこくん「どうだ驚いたろう。その一億フルーを求め今ポンコツ鉱山に来てるわけさ...」
純銀くん「一億フルー....んー.......ほしいな....え、僕もついてっていい?足手まといにはならないようにするから!」
にこくん「第三の仲間だ!いえーい!」
みかんくん「Foooooooooooo!」
クリスタリア「うるさいわね。まぁ新しい仲間も来て当然かしら。」
にこくん「よーし!新たな仲間である純銀くんには我らの冒険について説明してやろう!」
純銀くん「おお!ありがとう!で、ちなみに僕は何すればいいんだ?」
にこくん「今、各地にあるクリスタルを求め我らは冒険し、現在2つのクリスタルがあるから、大さんのクリスタルを求めポンコツ鉱山に来たと言うわけだ。」
みかんくん「あ、クリスタルは魔王軍のエリート戦士が持ってるからね!」
純銀くん「よーし、なんとなく理解した!」
にこくん「しーかしだな、我々はそのエリート戦士の居場所がわかっておらんのだ!新入り何か手掛かりをよこせ!」
純銀くん「それが人に物を頼む態度なんですかね!!まぁいいけど。なんか最近、発掘トンネルっていう場所で、トロッコが暴れてるらしくて、僕含めて全員近づけないんだよね…もーしかしたらそれが魔王軍かも!」
みかんくん「なるほど!天才か!」
にこくん「少しだけ見直してやったわ。感謝しろ。」
純銀くん「なんだこいつ。」
みかんくん「まぁまぁ、にこくんは一億フルーのことで頭がいっぱいだから許してあげて! それよりその発掘トンネルに案内してよ!」
純銀くん「オッケー、任せといて! 僕の自慢のダッシュで見せてあげるよ!」
そう言うと純銀くんは、ピカピカの体を夕日に反射させながら、鉱山の奥へと進んでいった。にこくんたちもその後を追う。
???「おーい出せよ!俺はなんも悪いことなんてしてない!出せったら出せ!出せぇ!」
???「ダメだダメだ!君は大罪人だぞ!黙って刑期まで待ってな!」
そこには石のような見た目をした人物と、檻の中に囚われたメロンのような人物が口論を繰り広げていた。
にこくん「なぁ純銀くんあいつら何してんの?」
純銀くん「あぁ、ロックが囚人を管理してるんだね」
にこくん「ほ…ほぉ…ちなみに、牢屋のやつは何したの?」
純銀くん「エネルギー吸引機で電気とか魔力エネルギーとかを沢山盗んじゃったんだよね。ほんと困っちゃう」
にこくん「あぁ…ね…」
みかんくん「にこくんも気をつけた方がいいんじゃない?」
にこくん「あはは…検討しますね…」
メロンくん「だーかーら!俺は!ただエネルギーを借りただけだ!大体そんなんで怒るなんてお前ら癇癪持ちかよ!」
ロック「静かにしろ!他の囚人から苦情が来てるんだ!」
メロンくん「ちぇっ!知るかよ!さっさと出せ!」
純銀くん「ハローロック!」
ロック「おぉ!誰かと思えば純銀くんじゃないか!
それとそこの二人と宝石はなんなんだ?」
にこくん「何だかんだと聞かれたら!」
みかんくん「答えてあげるが世の情…」
クリスタリア「怒られるからやめてちょうだい。」
にこくん「おお久々に喋るやん」
クリスタリア「仲間が4人もいたら話す機会も減るでしょう。大体あんた達と話すぐらい暇じゃないの。さっさとクリスタルを集めてちょうだい」
ロック「あー、なんか個性的な人たちだな、あ、そうだ!ここに来たならここの発掘体験をやるかい?」
みかんくん「なにそれ!楽しそう!」
にこくん「なにそれ。疲れそうだし嫌だ」
みかんくん「えーいいじゃんやろうよ〜」
にこくん「無理無理。みかんくん一人でやれば?」
みかんくん「えーそう?まぁいいや!ルールお願い!」
ロック「OK!ルールは単純!岩の中を掘り進めて宝石をどれだけ入手できるか!」
みかんくん「おお!楽しそう!やりたいやりたい!」
ロック「ちなみに手に入れた宝石は持って帰ってもいいよ!」
にこくん「よっしゃあ!いっちょやってやりますか!」
みかんくん「あれ?にこくんはやらないんじゃないの?」
にこくん「何言ってんだよこういうのはやってみるんだよ?新しい経験で大事じゃん?」
みかんくん「宝石目当てでしょこの白玉」
この世界の住民は一部を除いて全員球体である。にこくんは白い球体なので白玉だ。
にこくん「は?お前はみかんだろ!」
みかんくん「そうだよ?」
にこくん「そうだこいつみかんだ。」
ロック「そういいのいいから!ささっこっち来て!あと純銀くんも!」
にこくん「へいへいわかりましたよー」
言われるがままに、白玉とみかん、ついでに純銀くんもロックの跡をつけて行った。
クリスタリア「そういえばなんだけれど…あら?…あいつらどこ行ったのかしら…?」
クリスタリアが声をかける方には、既に誰もいなかった。その頃、にこくん達は、言われるがままにツルハシを持ち、ルールを説明されていた。
ロック「で、そのツルハシで時間内にどれだけ宝石を集めれるかを競うんだ!制限時間は〜イージーが2分、ノーマルが1分、ハードが30秒だね!」
にこくん「はいはいはーい!難易度によって報酬は変わりますか!」
ロック「別に倍率とかはないけど…」
みかんくん「うーん…ノーマルでいいかなぁ?でもやっぱ楽しくやりたいならハードも捨てがt」
にこくん「イージー。イージーイージーイージー。」
にこくんは考える暇もなく即答した。
みかんくん「え?何でイージーなの?どうせならもっと考え…」
にこくん「いやいやw報酬変わらんならイージーだろw
どうせ同じなら楽したいわ。大体イージーの方が掘る時間多いから長いやん」
みかんくん「あー…僕はノーマルでいいかな!にこくんってほんっとうに勇者だと思えないよねぇどうせなら魔王軍に就職した方がいいよ!」
純銀くん「いや、何で自ら仲間を減らすようなこと言うのさ みかんくん…」
そこで、ロックが割り込むように話を再開した。
ロック「ともかく!一旦やってみよう!じゃ、二人とも定位置についてー?よーい?スターティン!」
にこくん「よっしゃあ!稼ぐぞ稼ぐぜ稼ぐわよ!」
そう言うと、にこくんはツルハシでどんどんと掘り始める。それに続いてみかんくんも次々と掘り始める。
一方その頃クリスタリアはと言うと、牢屋の近くでボソボソ呟いていた。
クリスタリア「はぁ…ほんとにどこ行ったのかしら…同行するのにも疲れるわね本当…あいつらセーブとかできなかったら困らないのかしら…?」
その様子を遠くから見ている者がいた。
それは大罪人メロンくんだった。
メロンくん「は…?セーブ…?セーブってこの世界の上位存在の奴らしか使えんはず…あいつ何者だ…?」
クリスタリア「まぁいいわ。さっさと探しましょう。
役に立つことは間違いないわけだし。」
そしてその頃、にこくん達はちょうど発掘体験が終わったようだった。
にこくん「よーし!大量だぜぇ!この量の宝石があれば…ざっと69フルーとかかぁ?」
ロック「すご!?歴代最高記録だよ!平均23フルー当たりなんだけどね?」
みかんくん「すごいねぇ!僕は21フルーだった!にこくんやるぅ!」
純銀くん「宝石はちょっと先にある施設でブルーに交換してくれるから、そこで交換してね!」
にこくん「よぉし!だいぶ資金に余裕を持てたな!これでどっかでショップあっても大人使いできるぜ!ヒャッハー!ロック!場所はどこだ!」
ロック「えーそこは…」
ロックがにこくんに施設の場所を教える。
みかんくん「にこくんテンション高いね!これでもう何も困らないよ!」
にこくん「でもなぁ…なーんか忘れてる気がするんだよねぇ…」
にこくんは頭を抱えながら考え込む
みかんくん「あー確かに…?なーんか忘れてる気がするなぁ…」
純銀くん「そう?僕は別に何もないけど…」
3人が頭を悩ませるとロックが口を出した。
ロック「あれ?そう言えば変なクリスタルは?」
にこくん「あ…」
にこくん「あぁぁぁぁぁぁ!?!?」
みかんくん「そういえばそんな奴いた!」
にこくん「やっべあいついないとセーブができん!えーどうしよ!この状態で敵が襲ってきたら…ん?」
みかわくん「あれ?なんか揺れてない?」
当たりを見渡してみると、確かに地面が揺れ動いていた。
純銀くん「地震かも!みんな早く避難を…」
「地震ではぬぁーい!」
にこくん「待てよその声は!」
すると、地面から穴が開き、そこからドリルを頭につけたにこにーが飛び出してきた!
みかんくん「にこにー!?」
にこにー「ふっはっは!またしても登場!僕様にこにー!」
純銀くん「にこにー!?もしかしてこいつ魔王軍!?」
にこくん「そうそう!魔王軍の端くれだった気が…」
にこにー「端くれではない!僕様は列記とした魔王軍の有能兵士!」
にこくん「ていうかまたにこにーかよ!他にレパートリーないの!?読者のみんな飽きたでしょ!」
にこにー「ふふふ…今回は僕様だけではない!さぁ出てこい!」
そうするとまたまた地面から何かが飛び出した。頭にドリルをつけ、モグラのような見た目している。
彼の正体は"モグン"だった。
モグン「ヒッヒッヒ!モグンはモグンって言うのさ!にこにーだけだとどうせまた負けるからモグンも同行さ! ていうかにこにーどうなってんの!?勇者達は2人とクリスタルが1人って言ってたじゃないか!クリスタルはいないし、銀と岩の野郎が追加されてるぞ!?」
純銀くん「君よく喋るね。」
モグン「だまらっしゃい!」
ロック「僕は戦闘要員じゃないし…あ!まって!?囚人の監視忘れてた!何かよからぬことを…急いで戻らなきゃ!じゃあね!」
ロックは逃げるようにここから足早で立ち去った。
にこくん「ここで負けたら結構戻るな…だから絶対に負けられん!なぜかって!?一億h」
みかんくん「一億フルーが欲しいんでしょ!行くよ!」
にこにー「へっ!今度こそコテンパンにしてやる!」
にこにーがドリル帽子を脱ぎ捨てたその直後、にこくんは盾と剣を構え、モグンに飛び掛かる
にこくん「さぁ!初登場早々終わりにしてやるぜ!」
そのままにこくんが剣で突き刺そうとするが、その直後、モグンの頭にあったドリルで にこくんの攻撃をガードしてしまった!
にこくん「なっ!?小癪な…!」
その間に、みかんくんと純銀くんは、泣き喚くにこにーの声を無視しながら、にこにーを追いかけ回していた。みかんくんはブーメラン、純銀くんはツルハシを持っている。
にこにー「ちょっとー!2対1は卑怯だぞー!どうせならワンパターンの僕様じゃなくて新敵のモグンをリンチしろよー!うわーん!」
モグン「うわ!にこにーがリンチされてる!ていうか何!?にこにーはモグンのことをどうなってもいいって思ってるわけ!?ひどーい!」
にこくん「お前の相手は俺だ!」
モグン「クソォ…こうなったら!」
モグンはジャンプすると、くるっと180度に回転し、そのままドリルを回転させて地中に潜って行った。
にこくん「あー!逃げるな卑怯者ー!」
その時、にこくんの真下からモグンが飛び出して、 にこくんを突き刺そうとしてきた!
モグン「ホッ!モグンのドリル舐めんなよ!」
にこくん「うー…これじゃあキリがないぞ…」
するとその時、後ろから聞き慣れた声が聞こえてきた
クリスタリア「あ、やっと見つけたわ…ん?何だ戦闘中ね…これはお邪魔したわ。」
にこくん「いたいたいた!クリスマリア!セーブさせろ!」
クリスタリア「クリスマリアじゃないわ」
にこくん「なんでもいいからセーブさせろ!これでgame overになったらお前の責任だからな!?」
クリスタリア「わかったわよもう…はいこれでいい?」
クリスタリアはにこくんの所に来てにこくんの手を持ち上げセーブさせた。キラキラとパーティクルが飛び散る。
にこくん「サンキュー!ここから思う存分やってやるぜ!おーいみかんくーん!純銀くn…うわ!」
2人の方に目をやると、にこにーが縄で縛り上げて、2人が動けなくなっていた。
みかんくん「助けてー!」
純銀くん「油断してたらこうなったー!」
モグン「よくやったにこにー!モグンと2人でリンチするぞ!」
にこにーが頷き、モグンの隣に並んだ。
にこにー「さぁ!今度こそ終わりだ勇者ァ!」
にこくん「いやいや、お前の攻撃なんぞかわせばどうってこと…」
その時、地面が凹み、 にこくんの足がもつれてしまった。それはモグンが地面を掘り、凹ませていたのであった。
にこにー「かわせばどうってことないんだな?じゃ当たればいいのだ!さらば勇者!深い眠りを永遠に!」
にこくん「がっ!?そうか俺は…」
モグン「どうした!まだ戦闘中だ!」
にこくんは間一髪でモグンの攻撃をかわし、体制を整えた。
にこくん「危ねぇ…セーブしてよかった…でもこのままじゃガードされて同じことの繰り返しだ…どうすれば…」
にこにー「ギャアアアアアアアア!ツルハシやめて!それ地味に痛いから!やめてやめてやーめーて!」
純銀くん「無理だ!」
にこにー「oh!」
にこくん「…そうだ!純銀くーん!そのツルハシでモグンのドリルをぶっ壊して!」
純銀くん「はぁ!?え、あ、わかった!」
そのまま承諾すると、にこくんのもとにやってきた。
モグン「待つのだ白玉勇者!モグンがギッタギタに…」
すると、純銀くんがモグンの前に立ちはだかって、ツルハシを突きつけた。
純銀くん「お前の相手はこの僕だ!」
にこにー「まって!僕様もモグンと…」
みかんくん「やーいこっちだこっち!」
モグン「ヒヒ!敵が変わったって同じことよ!」
純銀くん「それはどうかな!お前はドリルがなければただのか弱いモグラなのだ!」
モグン「はっ…まさか…モグンのアイデンティティをぶっ壊す気か!?」
モグンが察した時にはもう遅かった。純銀くんはすでにツルハシを振り上げており、そのままモグンのドリルをぶつけ、ドリルは割れてしまった。
モグン「あぁぁぁぁ!!モグンのドリルがぁ!」
純銀くん「よし!」
モグン「うぅ、このままにこにーのドリル帽子を再装着してもどうせやられるだけだ...う…こ、今回だけは見逃してやるから!次はないからーー!」
モグンはそう叫び、そのまま走り去って行った。
にこにー「えぇ!?モグン!?いや、こうなったら僕様だけで…」
にこくん「おぉ。お前は3対1で勝てるほど強いんだな…?」
にこにー「うぅぅぅ…覚えてろー!次こそギッタンバッタンにしてやるんだからなーー!」
そのままモにこにーはモグンの後を追い、にこにーは走り去って行った。
にこくん「よぉし!!ナイスだ2人とも!」
みかんくん「やったぁ!純銀くんが有能すぎたね!」
純銀くん「ふふふ…それほどでもあるんだなぁ。」
みかんくん「よし、そろそろ発掘トンネルに行ってクリスタルを入手しようよ!」
にこくん「いや、ちょっと待って?行きたいところがある。ついてきて!」
にこくんがそう言うと足早にどこかに行った。その後を2人とクリスタリアも追う。
そして見えてきたのがある施設だ。
にこくん「よし!ついたぞ!すみませぇん宝石をフルーに変換したいんですけどぉ〜」
店員「可能ですよ!いくつお持ちですか?」
店員がそう言うと、にこくんは持っていた宝石を全てカウンターに出した。それに続いて、みかんくんも持っていた宝石を渡した。
店員「この量ですと…大体そちらの白い方が69フルー、オレンジの方が21ブルーですね。変換いたしますか?」
にこくん「お願いしまーす!」
店員「かしこまりました!少々お待ちください。」
店員が奥に行くと、数十秒で戻ってきた。
店員「はい!こちら変換品です。またお越しください!」
にこくん「しゃーす!よぉし!これで金には当分困らんだろ!と言うことで!発掘トンネルに向かいましょうかね!純銀くん!案内をよろしく!」
純銀くん「了解だー!えーと…」
勇者御一行は、純金くんの後に続いて、発掘トンネルに向けて足を進めた。
何分か経過した頃、目の前に、大きなトンネルが見えてきた。発掘トンネルだを
にこくん「ここかぁーここにエリート戦士がいるんだな?」
純銀くん「だと思うけど…この先結構危険だから注意してね?」
みかんくん「トロッコって素早いイメージだから、慎重に行こう。」
三人が中に入ったその時、奥からキイイとした音が聞こえてきた
「どけどけどけどけどけどけどけぇぇ!」
にこくん「うわぁ!?素早っ!?」
三人に行き良いよく突撃してきたのは、噂のトロッコ、"トロッコ・タース"だった。」
トロッコタース「噂のスピードスター!タースとは俺のことだ!魔王様の命令によって!お前らを処罰する!」
にこくん「うわ!あれはクリスタルだ!
見た目はまんまトロッコ、トロッコではあるが、レールには乗っていなく、地面を走っている。前には"クリスタル"が入っているライト。後ろにはエンジンがつけてあるのと、スコップが乗っけてあり、体に魔王軍のマの字が書いてある。ブレーキが右タイヤ上部に取り付けられている。
純銀くん「お前がここを暴れてるトロッコか!ここで採掘ができないってみんな迷惑してるんだぞ!」
トロッコタース「え?そうなの?魔王様がここなら誰も来ないって言ってたから…」
純銀くん「え?」
トロッコタース「迷惑なら退くよごめん」
純銀くん「あー…もしかしていいやつ?」
みかんくん「じゃあクリスタルもちょうだいよ!」
トロッコタース「それは"ダメ"だ。このクリスタルは死んでも渡さん!戦うと言うならいつでもきな!ゲームオーバーにさせてやろう!」
クリスタリア「じゃ、頑張ってちょうだいね。私は上の方で見守っておくわ。」
にこくん「見守っとくじゃない!セ・エ・ブ!セーブ!早くさせて!」
クリスタリア「態度が荒いんだからもう…はいこれでいいかしら!さっさと倒してちょうだいな」
にこくん「おーし!準備満タンだぜぇ!フルボッコにしてやんよ!先制攻撃はお前にやろう!」
トロッコタース「あ、そう?じゃあ全速力で…」
トロッコタースからエンジンがつき、そのまま動き出した
トロッコタース「ターボインパクト!!」
ゴォォンッ!
にこくん「がっ!よし、これで相手の火力はわかった!当たったら即死だな…おいみんな!あいつのターボ移動には気をつけろ!ほぼ即死だ!」
みかんくん「にこくん物知りだね!了解したよ!」
トロッコタース「なぜそれを…!?まぁいい。知ったところでの話だ!俺のスピードについて来れるやつは!い・な・い!HAHAHA☆」
こればっかりはタースの言う通り、とんでもなく早い。例えるとしたら車椅子とウサインボルトぐらい差が開いている。
この間にも、タースは尋常じゃない速度で3人にタックルしようと動き回っている。
にこくん「ふっ!こっちには盾があるんだ!お前のタックルなんて余裕で…」
そう言ってる間に本当にタックルしてきたが、盾で防ぎ切った。しかし相手は桁違いだった。
ダメージこそなかったが、その圧力で後ろに大きく吹き飛ばされ、壁に激突してしまった。
にこくん「いったぁぁ…クソォ…俺を怒らせたなぁ!?」
トロッコタース「怒らせたところでだ!どうせお前らは俺のスピードには永遠について来れないのだ!一方的に攻撃してそのままフィニッシュだぜ!こんなんでもまだ全然全速力じゃないからな!」
純銀くん「えぇ!?まだあるのか!うー…どうするべきか…」
にこくんはトロッコタースを追いかけ回しているが全然追いつけない。みかんくんはブーメランを頑張って投げているが全然当たらない。
みかんくん「あいつ早すぎだよ…あんなスピードで激突させられたらコテンパンだよ…!」
純銀くん「スピード…激突…そうだ!作戦ターイム!」
トロッコタース「認める!」
純銀くん「えーとね?まず…ゴニョゴニョゴニョ………」
にこくん「…ほぉ!なるほど!それならいけるかもしれない!」
みかんくん「でもどうするの?当たらないとそれは失敗しないじゃん…」
純銀くん「そこでだ…ゴニョゴニョ」
みかんくん「それいいかも!じゃ、囮役はにこくん任せた!」
にこくん「なんで!?」
みかんくん「盾持ってるから」
残酷ながらも合理的だった。
にこくん「買わなきゃよかった…よし!やるぞ!」
トロッコタース「作戦タイムは終了か!では!リスタート!」
タースがまたもや高スピードでで走り回る。
にこくん「やーい!タース!ノロマのカタツムリ野郎!タックルできるもんならしてみな!!」
トロッコタース「なぁぁぁ!舐めやがって…!少し希望がありそうだからって言い気になるなよ!」
にこくん「よし…こっち来てる…純銀くーん!OK!?」
純銀くん「大丈夫!」
遠くから純銀くんが手をあげて合図をしているのが見える。純銀くんはその場から離れて、にこくんは純銀くんのいた場所に走った。
トロッコタース「ちょこまかちょこまかと…!ガッ!?」
にこくんの場所まで後少しのところで、少し大きな石に躓いてバランスを崩し、少し減速した。
純銀くん「今だよ!!」
みかんくん「任せて!」
その時、みかんくんはブーメランにツルハシを取り付けた物をタースのブレーキ部目掛けて投げた。それはブレーキに綺麗に当たり、そのままブレーキ部から黒い煙が出始めた。
トロッコタース「なっ!う、うわぁぁぁぁ!止まらない!!」
タースは最高速度で走り回った。ブレーキがなく、減速ができなく、自分でも制御できない。
トロッコタース「激突するううう!うわぁぁぁぁ!」
ガシャアンッ!
トロッコタースは壁に激突し、気絶した。ライトも割れ、クリスタルが飛び出した。
にこくん「よっしゃあ!2人目のエリート討伐完了!!」
みかんくん「やったああああ!」
純銀くん「いえええええええい!」
にこくんが、灰色に光るクリスタルを拾い上げ、それを掲げた。
にこくん「あ、クスリマルマイン!」
クリスタル「あ、終わったようね。遅かったじゃない。」
にこくん「それなりに強かったんです!セーブさせてセーブ!」
クリスタリア「まぁいいわよ。」
みかんくん「次は…"サンド砂漠"だね。朝はありえないぐらい暑いけど、夜はありえないぐらい寒いんだって。しかも、そこの地域は他の地域と比べて尋常じゃないほど広いらしい!」
にこくん「よぉーし!今回も勝つことに成功したぞ!!読者の君!第一章は見たって定で話すけど、第二章も見たなら、もうこのまま全部見るってことだよね!まぁ当然か!俺が出てるもんねwじゃ、テレギンが制作し終わり次第、第三章も投稿するから!気長に待てよな!」
純銀くん「な!」
どもども!テレギンですよ!ポンコツ鉱山編が終わりました!次はサンド砂漠ですね!第一章、二章と見ている方には本当に感謝しかありません!次の章も見てくださると本当に励みになります!これからもよろしくお願いします!
にこくん「みんなもこのテレギンとか言うやつが手抜いたりしないためにもたくさん読んでこいつを応援してやれよな!」




