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サンド砂漠 編

・この小説は、"第三章"です第一章や二章を見てない方は、見てからの方がより楽しめると思いますので、そちらから先にご覧ください。

・この物語は地球など、人間での話ではございませんご理解ください。

・この物語はRPGを元に作られています。RPGをよく知らないとわからない設定が出てくるかもしれません。

にこくん「あちちちちちちちち!!!何これ!?地面がフライパンなんだけど!?お餅焼けるよこれ!!」


みかんくん「砂漠だからね!朝から昼にかけてはあり得ない暑さなんだって!ほら、僕なんかみかんだから、このままだと焼きみかんになっちゃうよぉ!」



純銀くん「僕なんて銀色だからね!?太陽光を反射して眩しいし、何より熱を吸収して自分がアツアツの鉄板みたいになってるよ!触ると火傷するよ!」


にこくん「うわ、近寄んな!お前は歩くストーブか!」


純銀くん「ひっど!僕は純銀くん!それだとストーブくんだよ!」


クリスタリア「無駄口叩いてないで歩きなさい。アタシは熱を反射するから平気だけど。」


にこくん「うわー、さすがクリスマスタイヤ、冷徹な奴だぜ!」


クリスタリア「次間違えたらセーブデータを消去するわよ。」


にこくん「すみませんでしたクリスタリア様!!」


にこくんは法律だけでなく、セーブデータの消失にも極めて弱かった。


ここはサンド砂漠。

ポンコツ鉱山にいる間にすっかり朝になってしまった

限りなく広く、先が見えない。周りには何もなく、岩やサボテンがポツポツあるぐらいだ。


にこくん「ともかく広すぎる!この広い大地からクリスタルを探し出すなんてむりでは…?」


純銀くん「あれ?クリスタルは魔王軍が持ってんじゃないの?」


冒険に出発する前、にこくんは村長に"サンド砂漠の場合はクリスタルはそこら辺に落ちている"と説明されていたのだ。


にこくん「ナレーターの言う通りだな。俺が説明するまでもない。」


純銀くん「ナレーターって言ってもなぁ…」


みかんくん「そんなことより!移動方法どうにかしなきゃじゃん?徒歩でこの途方もない広さの中からたった一つの小さなクリスタルを探し出すなんて無理に等しいよ!」


純銀くん「なんかないかなぁ、すっごい早くて近くにある乗り物みたいな…」


にこくん「えーじゃあトロッコタース乗り物にしてぶん回したりすればw?」


みかんくん「あー…それだ!」


純銀くん「いやいやいや!魔王軍が安易敵を助けるような行いすると思う!?」


にこくん「黙れ!!」


純銀くん「はぁ!?」


みかんくん「それではさっそくゥ?」


にこくん「Here we go!!!」


2人はそのままポンコツ鉱山…もとい発掘鉱山に引き返して行った。純銀くんとクリスタリアはその場に取り残されてしまった。


クリスタリア「あんたも大変ね。」


純銀くん「多分無理だろうけどね…タースが許すとは思わない」


にこくん「Fooooooooooooooo‼︎」 


トロッコタース「YO☆YO☆どけどけどけぇぇ!」


純銀くん「うわなんか来た!ていうかトロッコタース!?」


にこくん「YO☆そこの純銀!乗ってきな!」


純銀くん「いやなんで!トロッコタース君魔王軍でしょ!?本来僕達とは敵同士のはず…」


トロッコタース「いやぁこいつら案外いいやつなんだぜ!俺のいいところたくさん言ってくれるしな!いやぁいいやついいやつ!魔王様はもっと人を見た方がいいぜ!HAHAHA!」


純銀くん「えぇ…なら…いいのか…?まぁいいか!」


トロッコタース「HEY☆乗った乗った!」


3人はトロッコタースに乗り込み、それを確認するとトロッタースはエンジン全開でターボMAXで走りだした。


にこくん「なーんかクリスタルがありそうなところ片っ端から回ろうぜ!」


トロッコタース「OK!」


みかんくん「うーん、でも具体的にどんなとこ行くの?クリスタルなんてどこ落ちててもおかしくないよね…」


純銀くん「確かに…最悪砂漠のど真ん中に落ちてる可能性も全然あるからね…」


にこくん「えぇぇぇ!?だっる!よしもう諦めようぜ!見つけられませんでした!魔王は倒せませんでした!

これにてにこくんRPG!完・結☆」


みかんくん「ちょちょちょちょ!!だめだめだめ!せっかく勇者になったんだから諦めちゃだめでしょ!」


にこくん「この主役の座を、お前にやろう。俺の…大切な主y」


みかんくん「ストップストップ!前もこの流れあったって!タイトル詐欺なるからだめだよ!」


にこくん「チェッ。」


そのまま雑談をしながら砂漠の中を走って行った。そして何十分ぐらい経ったぐらいだろう。純銀くんがいきなり声を上げた。


純銀くん「あっ!あれ見て!」


純銀くんが指す方を見てみると、大きな都市が広がっていた。住民達が賑わっており、とても栄えているようだった。


トロッコタース「おおー!いい感じの都市じゃねぇか!お前らここで降りるか?そろそろ俺も仕事に戻らなきゃだし、もう多分戻ってこれないが」


にこくん「なんかここにクリスタルありそうだし…いいよ!ここで降ろして!」


みかんくん「これ絶対誰かクリスタル持ってるでしょ!」


純銀くん「よーし!聞き込み聞き込み!」


三人はトロッコタースから降り、入り口前でトロッコタースを手を振り見送った。


にこくん「おいセーブ係!」


クリスタリア「はい?」


にこくん「セーブさせろ!お前セーブしかいいとこ無いんだから!」


クリスタリア「あらそう?まぁいいわ。はい」


クリスタリアの周りからキラキラしたパーティクルが漂った。

そして、三人がゲートを潜り、近くで1番大きな施設に向かった。


にこくん「たのもー!で、なんだここ?」


純銀くん「知らないで入ったの!?」


みかんくん「なんかめっちゃ広いねここ!」


すると、ウィーンという音とともににこくん達に向き直った。それは少し小さなロボットだった


「コンニチハ。”サブルムホテル”ヘヨウコソ。私ハゴ”案内アシスタント”。アナタノ目的達成ヲオ手伝イシテ差シ上ゲマス。」


にこくん「おお!こいつはいい!どんな質問でも答えてくれるのか!?」


案内アシスタント「ハイ。ドンナ質問デモ可能ナ限リ答エマス。」


にこくん「おおおおお!じゃあ脱税のやりかt」


案内アシスタント「ソノ質問ニ答エルコトハ不可能デス。別ノ質問ヲシテクダサイ。」

にこくん「はぁ!?このマシンぶっ壊していいか!?」


みかんくん「いやだめでしょ!てかどんな質問してるのさ!」


純銀くん「もっと聞くことあるでしょ!ほらクリスタルの場所とか!」


にこくん「あ~なるほど!おいポンコツマシン!クリスタルの場所しらん?」


案内アシスタント「”クリスタル”トイウノハ、ドノ”クリスタル”ヲ指シテイマスカ?」


にこくん「あえ?いや...クリスタルなんて......えー................」


案内アシスタント「マタノ利用ヲオ待チシテイマス。」


にこくん「は!?いやなんで!もうこんなポンコツぶっバラしてやる!!」


みかんくん「ちょちょちょ!ストップ!ていうかここホテルでしょ?ホテルなんだから僕たちも泊まろうよ!」


純銀くん「この広い地域だし....クリスタルを見つけるのに何日かかかってもおかしくないよね」


にこくん「よーし!まずはチェックインだ!」


三人は一悶着ありつつも、このホテル、サブル厶ホテルに泊まることを決めた。


にこくん「あれ?まずこれチェックインってどうやるんだ?ここらへんに人と言えばあのポンコツロボットぐらいしかいないけど」


クリスタリア「あれを見て。多分これセルフサービスね。このタッチパネルで操作するみたいよ」


そこにはクリスタリアがタッチパネルをポチポチと触ってるのが見えた。


にこくん「おぉーまるでマ○ドナルドみたいだな!」


みかんくん「ホントだ!パッピーセッt」


純銀くん「怒られる怒られる」


にこくん「一旦チェックインしよ!」


そのままにこくんがタッチパネルで次々と操作していく。一瞬クリスタリアを人として数えるのに迷ったが、めんどくさいから入れた。


にこくん「えぇ~これ金とるのかよケチくせえ」


みかんくん「まぁいいじゃない!みんなで出し合えば!」


にこくん「一人20フルーか。俺は前回発掘体験で69フルー稼いだからいいけど。」


純銀くん「僕達も大丈夫だね」


みかんくん「あれ?クリスタリアはどうすんの?」


クリスタリア「私は...そうね。今は持ち合わせがないわね。」


純銀くん「じゃあクリスタリア分どうすんの?」


にこくん「んー...まぁこいつは人には見えないし、おもちゃとか言えばいけるっしょ。」


クリスタリア「私はおもちゃじゃないのだけれど。」


そのまま決済を終わらせ、カードとレシートが3枚出てきた。


にこくん「よーし、みんな別々の部屋だから、夜ふかしすんなよ!あ、クリスタリアはベランダねw」


クリスタリアの扱い方が度々ひどくなっていく。しかしにこくんはそういう性格の者だから、誰も気にしなかった。


みかんくん「一旦自分の部屋見に行こうよ!豪華な部屋がいいな!」


純銀くん「いいねそれ!僕もちょうど見に行きたかったし見に行こうかな!」


にこくん「オーケー!じゃあ一旦別れよう!ここにまた集合ね!」


二人は頷き、三人は別々の部屋に駆け込んで行った。にこくんが部屋に入ると、少し狭いが十分すぎるほどの居心地の良さだった。


にこくん「おお!いいなこれ!パチンコとかがあれば100点だったのに!残念!ベッドもふっかふかだし、机も申し分な.......ん?」


にこくんが、机の下を覗き込むと、見たこともない字が書かれていた。


にこくん「なんじゃこりゃ...おいクリスタリアなんかしらん?」


クリスタリア「これは....古代文字ね。恐ろしく昔に書かれたやつだと思うわ。」


にこくん「ほほぉ?これなんて書いてあるんだろ?」


クリスタリア「...とても珍しい文字ね。えぇ~...『ぼち...南...せ...ばん...う...られし』かしら?ほかはぼやけててよく読めないわね。」


にこくん「はぁ?読めるならもっと頑張って全部解読しろ!」


クリスタリア「無理言わないでちょうだい。とんでもなく昔に書かれたやつなんだから読めない場所があってもおかしくないでしょう?」


にこくん「いつもなら影の薄いお前が目立つ絶好のチャンスなんだぞ!この機会を逃すなんて!なんてやつだ!」


クリスタリア「読めないものは読めないの。さっさと諦めなさい。」


にこくん「クソ....」


にこくんがため息を付くとコンコンとドアが叩かれ、その正体はみかんくんと純銀くんだった。


みかんくん「にこく〜ん!なんか僕の部屋のベッドの下に変な文字が...」


にこくん「おー!俺の部屋にもあった!クリスマリ.....タリアに読んでもらったんだ!」


みかんくん「じゃあ僕の部屋にもあったやつも読んでよ!」


クリスタリア「ええー...なんで私が」


みかんくん「いいでしょ!ついてきて!」


言われるがままクリスタリアはみかんくんについていった。いや。ついていくというよりかは、連れてかれたという方が正しかった。

にこくん「不憫だなぁwあ、ていうか純銀くんの部屋にはなにかしら文字はないん?」


純銀くん「えぇ?あるにはあるけど.....ていうかクリスタリアはなんで古代文字が読めるんだ?」


にこくん「ただの物知りだろwあんなセーブ係なんてどうということないw」


純銀くん「ほんとかなぁ?」


にこくん「せや!あの暗号的なやつメモっとこうぜ!あーいうのって小説だと意外とカギになることが多いんだよなぁw」


純銀くん「あんまそういうこと言わないでね☆」


にこくん「そうと決まればさっさとメモってきまっせ!ヒャッハー!」


そのままにこくんは自分の部屋へ駈け込んで行った。


純銀くん「ありゃま行っちゃった」


そうしているうちにみかんくんが奥から戻ってきた。


みかんくん「Fooooooooooo!」


純銀くん「あ、もどってきた。で、でどうだったよなんて書いてあったよ」


みかんくん「えー?グリグリマルヤによると...『4......サ...テン...の...北...せ...ばん...う…られし』だって。これもよくわかんないね」


純銀くん「なるほどね?て言うか僕の部屋のやつも見てもらえるかい?」


クリスタリア「まぁいいけど。あまり時間をとらせないでちょうだいね」


みかんくん「あれ?にこくんは?」


純銀くん「にこくんなら自分の部屋へ文字をメモりに行ったよ』


みかんくん「そうか!じゃあ僕がここで待ってるよ!行ってる間ににこくんがきちゃうかもだしね!」


純銀くん「オッケーありがとう!」


2人は純銀くんの部屋へ戻ったが、その瞬間ににこくんが戻ってきた。


にこくん「おっ!戻っきたか!おかえりー!どうだった?」


みかんくん「そっちもおかえり!文字の内容は…」


みかんくんが文字の内容を説明するが、やっぱりよくわからない。あれこれ話しているうちに、純銀くんとクリスタリアが戻ってきた


にこくん「あ!純銀くんきた!内容はどだった?」


純銀くん「内容は…『2……せ…ばん…こうご…よ…べし』らしいねクリスタリアが教えてくれてる間に気づいたんだけど、全部せ…ばんって単語があるんだよねそこにヒントがあるのかも!」


にこくん「ていうか、俺達の部屋だけで完結させてるけど、他の部屋にもそう言うのって多分あるよね?ちょっと見せてもらおう!」


純銀くん「いやでも、一応人の部屋だしそれはやめとこうよ、これだけのヒントで探そう。」


にこくん「んー…よくわからないんだよなぁまずどこに行けばいいかがわからん…もう作者に聞くか!」


みかんくん「あっ!いいね!そうしよう!」


純銀くん「いやいやだめだって!読者のみんなが飽きちゃうよ」


にこくん「確かに…じゃあどうするべきか…」


みかんくん「んー…」


クリスタリア「私思ったんだけれど、にこくんの部屋にあった文字の最初、”ぼち”って書いてあったわよね。つまり"墓地"に行けってことじゃ無いかしら」


にこくん「天才じゃったか!今までセーブしか取りえないと思ったけど古代文字解読に関しても有能だなんて!」


みかんくん「じゃあ早速行こう!」


にこくん「その前に、地図でも買おう。こんな広い大地には地図とか買わないと迷子になって干からびておじゃんだからな」


みかんくん「おー!にこくん頭よ!」


にこくん「まぁそれほどでもありすぎるんだよなぁw」


クリスタリア「サブルム城下町のマップ的なのは、このホテルのロビーに貼られてるそうよ」


にこくん「へぇ~なんでそんなこと知ってんの?」


クリスタリア「あんたらがあのロボットと遊んでる間に色々見学してたわ」


にこくん「遊んでねえよお前みたいなクリスタルかち割るぞ」


クリスタリア「傷害で訴えて賠償金搾り取るけどいいわよね」


にこくん「こんな神秘的なクリスタル割っちゃうなんてもったいなすぎてやりたくないよw」


純銀くん「変わり身はっや」


なにはともあれ、4人は三人の部屋にある謎の文字をメモって、ロビーのマップを確認しショップへと向かった。


にこくん「たのもぉぉ!」


スコーリ「ヒィ!?強盗!?」


目の前にはサソリのような人物....というかサソリが立っていた。

こいつはスコーリ。にこくんにとても怯えている怖がりのようだ。


にこくん「なるほどスコーリと言うんだな」


スコーリ「なんで僕の名前知ってるの...!?」


にこくん「それはぁ!ナレーターが教えてくれたんだよ!」


スコーリ「ナレーター!?え...!?どういうこと!?ま、まぁいいや、君は客なの?それとも強盗なの......!?」


純銀くん「やっと間に合った...あ、この人が店員さん?」


にこくん「そうだね。スコーリと言うらしい」


純銀くん「なんか怯えてるけど.....えーと店員さん、この白玉、実は根は.....よくないなこいつ」


みかんくん「とにかく僕達このサンド砂漠の地図が欲しいんだ!」


純銀くん「あと方位磁石がほしい」


スコーリ「お客さんなんだね....よかった.....地図は8フルー、方位磁石は12フルーだよ」


純銀くん「合計20フルーか...僕サブルムホテルでもう使っちゃったからな...2フルー足りないな

ぁ...」


みかんくん「僕は10フルーぐらい余ってるから2フルーぐらいだしてあげるよ!」


純銀くん「優しい!ありがとう!どっかの白玉と違ってめっちゃ優しい」


にこくん「は?」


スコーリ「はい、約束の品です...またいらっしゃるなら来店していただければと....」


にこくん「よーし準備品は全部集まったし.....」


純銀くん「一旦古代文字の解析だ!」


にこくん「えぇぇぇぇぇめんどくさーい...読者の諸君に任せようよぉ...」


純銀くん「まずは、にこくんの部屋にあった『ぼち...南...せ...ばん...う...られし』だね。これはクリスタリアの言う通りぼちってあるし墓地になにかあるのは間違いないと思う。」


みかんくん「次は僕のやつだ!なんだっけ!」


純銀くん「『4......サ...テン...の...北...せ...ばん...う…られし』だったね、これは4から始まって サ...テンだし、4つのサボテンがあるところになにかあると思う。最後に僕の部屋のやつ。『2……せ…ばん…こうご…よ…べし』は、みかんくんとにこくんの違って下5桁が違うんだよね、だからこれは”こー言う場所になにかあるとかじゃないんだと思う。」


にこくん「よく喋るねおめえ あと今のところ俺より主人公やってるじゃねえか俺に主人公の座返せ!にこくんRPGじゃなくて純銀くんRPGじゃん!ひっどーい!」


純銀くん「仕方ないじゃんにこくんは頭いい系キャラじゃないんだから」


にこくん「ガッ.....」


みかんくん「じゃあ暗くなる前に早く目的地に行こうよ!4つのサボテン探そ!」


にこくん「ま、まぁどう転んでも主役は俺だし?人気も一番だし??かわいいし??? よしクリスタリア!セーブだセーブ!さっさとサボテンの場所探すぞ!まぁ4つのサボテンなんてすぐ見つかるでしょwww」


クリスタリア「はいはいセーブね、これでいいでしょう」


クリスタリアは呆れつつも、にこくんをセーブさせ、3人とクリスタル1つの謎解きが始まった。

純銀くん「まずは西から行ってみよう!!」


数時間後


にこくん「あちぃ.......あちぃ...........もうないんじゃね......4つのサボテンなんてYO….」


純銀くん「僕の体すっごく高温だって.........焼肉できそう........」


みかんくん「ア...........ア......アア.........」


にこくん「これもうないって....大体地図にも乗ってないやつをこんな広いマップで当てもなく探すなんて無理だったんだYO………だれだよすぐ見つかるとか言った白玉.........俺だよ........」


純銀くん「一人でボケとツッコミ終わらせないで...........水ぐらい持ってくればよかった.........」


みかんくん「ア」


にこくん「もうだめ..................DA」



















にこくん「ハッ!ここは....あぁ俺多分干からびてゲームオーバーしたのか...」


みかんくん「どうしたのにこくん?」


にこくん「いやいやいやいやいやいこっちの話」


純銀くん「じゃ!まずは西から行ってみよう!」


にこくん「待った!そっちにはぜーーーーーーーーーーーーーったいにない!!」

純銀くん「えどうして?」


にこくん「もう行っ...えー、主人公のカンってやつよ!」


純銀くん「えぇ?ホントかなぁ...まいいか主役はにこくんだしね」


なんやかんやありつつも、3人とクリスタル1つの謎解き(パート2)が始まった。


数時間後


純銀くん「ないジャン.....!」


にこくん「こっちじゃなかった.....」


みかんくん「a……a…….aa…….aaaa……」


クリスタリア「見てちょうだい。あれじゃないかしら?」


クリスタリアが指す方には、サボテンが東西南北に一定間隔でひし形を描いていた。


にこくん「アッタ.......ガッ」














にこくん「ハッ!」


純銀くん「よーし!まずは西に行ってみよう!」


にこくん「違う!東にあった!東にあります!」


純銀くん「え?なんd」


にこくん「わかったら黙って貸せえええええええ!!!」


にこくんは純銀くんが持っていた方位磁石とマップを強引にぶんどり、そのまま走っていったその後ろを、みかんくんと純銀くんとクリスタリアが追いかけていった


数十分後


にこくん「あったああああああ!」


みかんくん「いやったぁああああああああああ!」


純銀くん「なんでわかったの!?にこくんすごい!」


にこくん「よぉし。で、見つけたけどどうするのだ?」


純銀くん「あ」


みかんくん「あれ?確かにどうするの?」


純銀くん「それはぁ.....わからないとおっしゃりますか....ヘへヘw」


にこくん「なんのためにここまで来たんだよぉぉ.....」


みかんくん「なーんだ、なんにもないのか.....」


みかんくんが一つのサボテンの隣に座った。しかし、みかんくんが座ると、なにか違和感があった。砂の上なのに硬いものがあるのだ。


みかんくん「ん?なんじゃこりゃ?」


にこくん「お宝かもしれない!そしたらお金に変換できるぞ!ヒッヒッヒ!」


にこくんが急いで掘り起こすと、なにか文字が書いてある『石板』を掘り起こした。


にこくん「んん?なんだこれ...お宝じゃないのかよ...」


純銀くん「わかったぞ!」


突然純銀くんが声を上げた。


純銀くん「あの文字は『4つのサボテン北にせきばんをうめられし』って意味だったんだ!」


にこくん「あー!なるほど!確かにここ北だ!え、じゃあ俺の部屋にあった文字も せきばんとうめられしって書いてあると思うから、墓地にも同じようなのが埋まってるってことか!」


みかんくん「うわ頭良すぎ!」


にこくん「ていうか石板にもなにか書いてあるね...クリスタリア読んで!」


クリスタリアが石板を手に取り目を凝らす


クリスタリア「これは比較的綺麗ね、全部読めはするわ。えー、『っのょんめべがゅしまわしきにえいきうびが』?」


にこくん「全然読めてないじゃないか!」


クリスタリア「こう書いてあるのよ。私だってなんでこんな文字列を書いてるのかわからないわ。」


みかんくん「じゃあ次は墓地に行けばなにかわかるかも?」


純銀くん「墓地は....ここから南に進むね、墓地は比較的に見つけやすそう!」


みかんくん「じゃあ墓地にさっそく!?」


にこくん「Here we go!!!」






みかんくん「ここの砂漠いろんなところに大きな石像が建てられてるねぇ


にこくん「確かに、さっきまで熱くて気にもしなかったよ...地図にも書いてるみたいだしこの石像」


みかんくん「あれ?そう考えたら今そんなに熱くないね」


純銀くん「じゃあ今はちょうどいい気温だし、そこら辺にある建物とかも注目しよう!あの石像とかすごくない?」


数時間後


にこくん「寒い寒い寒い寒い寒い!!!」


みかんくん「なんでごんなにざむぐなっでるのざぁ....」


純銀くん「そういえばだけど、昼は灼熱だけど、夜は極寒らしいからね.....」


みかんくん「そうだった....いつの間に日がしずむなんて....あたりも暗いし....」


4人が墓地に行くまでに、太陽は沈みあたりはとっくに闇に包まれた。ここに来た当初は考えられないほどの極寒の寒さに、にこくんみかんくん純銀くんは震えた。


にこくん「ううううう.......なんでぇ....」


みかんくん「あ゙!あれみで!あれがぼぢじゃないがな!?」


みかんくんが指す方向には、暗く、少し不気味な墓地があった。建物が半壊しており、お墓がポツポツと建てられている。


にこくん「お!みかんくんお手柄だ!ちゃっちゃと石板掘り当ててちゃっちゃかクリスタルを見つけるぞ!!」


純銀くん「お墓だから丁寧に進んでね!」


みかんくん「ぢょっどまっでよぉ....ぼぐごわいよぉ........」


にこくん「なーに!ただの墓地だ!別に爆弾とかが降ってくるわけでもないし無問題だ!」


3人は墓地にある砂を掘って石版を探した。しかし、1つ目の石板の場所と違い、とても広い。

そしてクリスタリアはいうと空中でボソボソと言いながら、にこくん達を観察していた。


にこくん「がぁぁぁ!見つからん!!どこにあるのだ!」


みかんくん「ねぇ...もうやめようよ....おばけとか出てくるんじゃないかな...」


にこくん「えー?おばけなんて塩ぶっかければワンパンだろ!怖くもなんともない!」


純銀くん「墓地の周り穴まみれになっちゃったね.....」


にこくん「おっ!なんか埋まってるぞこれじゃないか!?」


純銀くん「ほんとに!?みんなでそこを掘ろう!!」


みかんくん「えぇ.....」


3人が掘り進めると、だんだん全貌が見えてきた。体のあちこちが腐敗しており、傷もたくさんついて汚れている。それは言わずもがな....


にこくん「ゾンビだ!!?」


みかんくん「ひぇぇぇぇぇぇぇぇええええ!!!!!!出たああああああああ!!!!アッ.....」


にこくん「おいみかんくん!みかんくんしっかりしろ!」


純銀くん「気絶しちゃった...」


ゾンニ「グゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙!!」


にこくん「ま、まままままま、まぁ!ゾゾゾゾゾンビぐらい、ららららくしょうだよハハハ!!」


純銀くん「ええ大丈夫!?倒せるの!?」


にこくん「まままま任せなさい!!お、おお、おおお俺には剣があるのだ....!くらえ!!エ、Xスラッシュ!」


にこくんがゾンニに向かって走り、X字にゾンニを斬りつけた。ゾンニは小さな悲鳴を上げ、そのまま倒れ動かなくなった。


純銀くん「おー!すごい!ちゃんと倒せるんだ!見掛け倒しじゃなくて安心したよ!」


にこくん「ハッ!まぁね!いやあ一瞬ゾンビかっ!って身構えちゃったけど、別にそんなこともなかったな!これ多分サンド砂漠編のボスでしょ!」


純銀くん「いや多分違うと思うけど....」


にこくん「まぁいいや!案外雑魚だったな!早くみかんくん起こそうぜ!」


にこくんが剣でゾンニをつんつんしながら煽った  がしかし


ゾンニ二「グヴヴヴヴ!ヒャヴシャジリジ!」


にこくん「ギャアアア!!!なんでなんでなんでなんで!!なんか生き返った!だめだろそういうの!はぁ!?ちょっとちょっと!」


純銀くん「多分ゾンビだからそういうのは効かないんじゃないかな....?」


にこくん「いやそんなの反則だろ!おいテレギンどうなんだ!」


テレギン「しりましぇーんw」


にこくん「はぁ!?」


そうこうしてる中でも、お構い無しにゾンニが襲ってくる。ゾンニはにこくんにタックルをかました。にこくんは咄嗟の判断もできず直撃した


にこくん「いてててててててて......おいこの野郎!俺ばっか狙ってないで純銀くんも狙えよ!」


ゾンニニ「ヴヴヴ.....」


ゾンニは純銀くんに振り返り、徐々に純銀くんとの距離を詰めてきた。


にこくん「よっし!今のうちに俺が逃げるぜ!ヒャッハー!」


純銀くん「ええ!ひど!!あ、そうだ!ゾンビなら僕みたいな銀を食べるよりも生きのいい肉を躍り食いしたほうが絶対に美味しいよ!!」


ゾンニ「ガア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!」


ゾンニは少し考えてからにこくんに振り返り、大きな口を開けて突撃した。


にこくん「ファァァァァァァァやめてやめて!!やめなさい!!」


ゾンニ「ヴ.....」

にこくん「よしいまだ!!」


ゾンニが怯んだその隙に純銀くんとにこくんは無我夢中で走った。


クリスタリア「みかんくんは必要ないのかしらー」


にこくん「a(汗)」


二人が急いで戻ると、ちょうどゾンニが気絶しているみかんくんを襲おうとしているところだった


純銀くん「あぶなーい!!」


純銀くんが瞬間的にツルハシを投げ、ゾンニの視線をそらした。その隙ににこくんが剣で斬りつけ、純銀くんとにこくんがみかんくんを担いで逃げた。


にこくん「さっさとこっから逃げよう!」


純銀くん「石板は!」


にこくん「あーそうかそれがあったか.....仕方ない、あいつに見つからんように石板を探すぞ。最悪半壊してる壁の後ろに隠れて巻けばいい、一億フルーのためだ」


純銀くん「やむを得ないな...そうしよう」


そういうことで、にこくん純銀くんのステルスホラーが始まった。


にこくん「しーーーっ! 静かにしろ歩くサーチライト!」


純銀くん「僕だって光りたくて光ってるわけじゃないよ! 月が綺麗すぎるのがいけないんだ!」


そう、極寒の砂漠の夜空に浮かぶ月は美しく、そして純銀くんのボディを容赦なく照らし出していた。 暗闇の中、純銀くんが動くたびに、まるでディスコのミラーボールのようにキラキラと光が反射してしまう。


ゾンニ「グヴ......?」


にこくん「ほら見ろ! あいつ完全にこっち見てるぞ! 早くその半壊した壁の後ろに隠れろ!」


二人は気絶したみかんくんを壁の隙間に押し込み、自分たちも滑り込むように身を隠した。 一歩遅れて、クリスタリアがふわふわと壁の上に腰掛ける。


クリスタリア「あんたそこ、上から丸見えよ?」


にこくん「お前は浮いてるからいいよな! ちょっとその輝きでゾンビの目を潰すとかできないわけ?」


クリスタリア「セーブデータを人質に取られたいかしら?」


にこくん「すみませんでした」


ゾンニがズシャ……ズシャ……と、純銀くんの反射光を頼りに壁のすぐ近くまで歩いてくる。 壁一枚を挟んで、ゾンニの荒い息遣いが聞こえる。


純銀くん「にこくん、墓地の南側って、ちょうどこの壁の裏あたりだよ。早く掘らないと!」


にこくん「わかってるって! でも掘る音で一発アウトだろ! ……よし、ここは友情の出番だ」


純銀くん「友情?」


にこくんは、おんぶしていたみかんくんをそっと地面に寝かせ、その手をゾンニのいる方向へと伸ばした。


純銀くん「ちょっと!? 何やってるの!?」


にこくん「みかんくんはみかんだ。つまり、ただの果物だ。ゾンニの気を引くデコイもといデコポンとしてはこれ以上ない素材だろ!」


みかんくん「う……ん……焼きみかん……フルー……」


純銀くん「寝言言ってる場合じゃないよ! にこくん、さすがにそれは人道的にアウトだよ!」

その時、ゾンニが壁の角からヌッと顔を覗かせた。


ゾンニ「グオォォォ!」

純銀くん「ギャアアアアア!!!」

にこくん「ファァァァァァァァ!!」


反射的ににこくんは手元にあった『何か』をゾンニの顔面に叩きつけた。 ベチャッ、と鈍い音がして、ゾンニの顔に張り付いたのは……サブルムホテルで貰った『領収書』だった。


ゾンニ「グ……?」

純銀くん「今だ! にこくん、足元! なんか硬いものがある!」


にこくんがゾンニから逃げようと足をもたつかせた場所は、ちょうど墓地の南の端。 掘り返された砂の隙間から、四角い石の角が見えていた。


にこくん「これだ! おりゃあああ!」


にこくんは火事場の馬鹿力で砂を掻き分け、埋まっていた二枚目の石板を力任せに引っこ抜いた!

にこくん「取ったぞ! 走れええええ!」


純銀くん「みかんくんは!?」


にこくん「お前が持て!」


純銀くんは泣きそうになりながらみかんくんを担ぎ、にこくんは石板を小脇に抱えて、領収書を剥がそうと暴れるゾンニを置き去りにして全力で墓地から脱出した。


数十分後、サブルムホテルのロビー。


ぬくぬくと暖かいロビーに逃げ込んだ一同は、ソファーになだれ込んでゼェゼェと息を切らしていた。 みかんくんも、ロビーの暖かさでようやく目を覚ました。


みかんくん「はっ....... ぼく、ゾンビに食べられてジューシーみかんジュースに........!?」


にこくん「安心しろ、お前は一歩間違えたらデコポンになるところだったが、俺の天才的な領収書アタックで助かったぞ」


純銀くん「もう、本当に寿命が縮むかと思ったよ。でも、これで石板が2枚揃ったね!」


にこくんは手に入れたばかりの2枚目の石板をテーブルにドンと置いた。


にこくん「よしセーブ係! この2枚目の石板、なんて書いてあるかさっさと解読しろ!」


クリスタリア「人使いが荒いわね……。ええと、なになに? 『っのょんめべがゅしにじるきるいきうびが。』ね」


にこくん「うん、やっぱり何言ってるかさっぱりわからん! 返品だ返品!」


純銀くん「待って! 僕の部屋にあった文字を思いだして! 『2……せ…ばん…こうご…よ…べし』だったよね?これに何かヒントが隠されてるのかも」


みかんくん「2?石板?こうご? どういうこと?」


にこくん「多分あれだよ二つの石板の文字を交互に読めってことじゃね。」


純銀くんは手帳を取り出し、1枚目と2枚目の文字を並べて書き写した。


1枚目の石板: 「よつきじのすてちうんまわとふきせがかある」

2枚目の石板: 「っのょんめべがゅしにじるきるいきうびが。」


純銀くん「これ逆だな、えーと、墓地のやつを最初に1文字ずつ交互に合体させて... まず1枚目の『よ』、次に2枚目の『っ』、その次に1枚目の『つ』、2枚目の『の』......って感じで繋げていくと......」


にこくん「おおっ!? なんか言葉になっていくぞ!?確変の時ぐらい興奮してきた!」


みかんくん「どれどれ......?」


にこくん「えー......『四つの巨人の目すべてが中心に交わるとき 古き遺跡が浮かび上がる。』...つまりどういうことや」


みかんくん「えっこの砂漠巨人いるの!?やだぁ~踏み潰されちゃうよ〜」


純銀くん「いやでも巨人なんて見当たらなかったし、仮にいるとしてもこんな広い砂漠を動き回ったのに巨人の一人も見つからないのはおかしい」


にこくん「だよなぁ?こんな場所にあるのなんて砂ぐらいしかねえぜ」


みかんくん「あとはあの大きな石像!」


にこくん「大きな石像......それが巨人なんじゃね?」


純銀くん「なるほどそういうことか!!この地図に記されてる石像に行ってどうにかして目を真ん中に向けるんだ!」


にこくん「でもどうやって持ってくんだよあんたバカ?ハンバーガー?」


みかんくん「まぁ行ってみるに越したことはないね!」


にこくん「でも俺もう無理です疲れました動けません」


純銀くん「たしかに.....じゃあ今日はゆっくり休んで、明日出発しよう」


にこくん「そうしよう!!」


3人は疲弊した体でなんとか自分の部屋につき、6分ほどで眠りについた。

クリスタリアはベランダに追いやられ、眠らずに星を見ていた。


案内アシスタント「にこくん様。朝二ナリマシタ。オハヨウゴザイマス。」


あたりはとっくに朝、案内アシスタントがドアをコンコンとノックして、朝の挨拶をする。


にこくん「うぃぃぃ.......ってポンコツロボじゃねえか」


クリスタリア「どっちかというとあんたがポンコツじゃないかしら?」


にこくん「黙れ」


案内アシスタント「みかんくん様ト純銀くん様ガオヨビデス。」


にこくん「あーあざすポンコツもたまには役に立つんだな」


にこくんは部屋から出てホテルのロビーに戻った。


みかんくん「あ!にこくんだ!おはよう!」


にこくん「ふたりともお揃いで」


純銀くん「よし揃ったね!今日は石像の場所に行ってみよう!」


にこくん「よっしゃあ一億フルーのためだ」


純銀くんがサンド砂漠の地図を広げ、石像に印をつけて話す


純銀くん「昨日石板の暗号には巨人の目を真ん中に交わらせばいいって書いてあったから、きっと石像にある目らしきものの視線をどうにかして真ん中に合わせればいいんだ」


にこくん「めんどくさ」


みかんくん「よーし、一億フルーをゲッツして豪邸に住むんだ!頑張るぞ!」


にこくん「よし、そういうことなら話は早い!早速その巨人の石像とやらを拝みに行こう!

純銀くん、案内よろしく!」


純銀くん「任せて! 地図によると、ここサブルムホテルを中心に、東西南北に一つずつ、計4つの巨大な石像が配置されているみたいなんだ。一番近いのは……西にある『太陽の石像』だね」


みかんくん「よし、今度こそ干からびる前にサクッと終わらせよう!」


にこくん「その前に!セーブ係!セーブ!セーブさせるのだ!またゾンニみたい奴が来たら困る!」


クリスタリア「わかったわよクリスタル使いが荒いんだから…」


にこくんがセーブをしている間に純銀くんとみかんくんがヒソヒソと話す。


みかんくん「この前から言ってるんだけどさ、セーブってなんだろうね?」


純銀くん「わかんないや…クリスタリアとにこくんが協力することでできるバフ効果とか?」


みかんくん「そうなのかも!」


にこくん「よぉし!準備完了だ!さっそく目的地に Here we go!!!」


4人はホテルで朝飯を済ませ、ホテルのゲートをくぐり、再び照りつける太陽が待つサンド砂漠へと飛び出した。 昨日のタイムリープの教訓を活かし、今回はスコーリの店で買った方位磁石と、ロビーでくすねてきた大きな水筒を完備している。


数十分後、一同の目の前に、信じられないほど巨大な砂岩の石像が現れた。


みかんくん「うわぁぁ! デカい! 見上げてたら首がもげそう!」


にこくん「俺達一頭身だし首はないでしょうよ」


みかんくん「確かに!」


それは、砂漠の地平線を見下ろすようにそびえ立つ、腕を組んだ巨人の姿をした石像だった。その顔には、不気味なほど大きく丸く、黄緑に輝く「石の目玉」がはめ込まれている。


にこくん「へぇー、大層な置物だな。で、純銀くん。この巨人の目、完全にそっぽ向いて、

あらぬ方向を見てるよ。どうやって『中心』に向けるんだ?」


純銀くん「うーん、これだけ大きいと、手で押して動かすのは絶対に無理だよね......中に入ってみようよ入口っぽいのあるし。」


4人が石像の中に入り、階段のようなものを上ると

そこには古びた錆びだらけの鉄製レバーが地面から突き出ていた。


にこくん「おっ、これを引けば視線をずらせるんじゃないか!?こういうのは勇者の出番だ! ふんぬッッ!!」


にこくんが両手でレバーを掴み、顔を真っ赤にして引っ張る。しかし、レバーはミリとも動かない。


にこくん「動かな! これ絶対錆びついて固定されてるって! おいクリスタリア、なんかセーブの力でレバーのサビを過去に戻して消すとかできないわけ?」


クリスタリア「セーブは時間を巻き戻す機能じゃないの。だいたい、そんな万能だったらあんたたちを砂漠で歩かせたりしないわよ」


にこくん「使えないなぁ! じゃあもうこのレバー、剣でぶっ壊していいか!?」


純銀くん「ダメダメ! 壊したら二度と動かなくなるよ! ……待って、サビてるなら、何か『潤滑油』になるようなものがあれば......」


みかんくん「潤滑油? ヌルヌルするものってこと? …….あっ! ぼく、いいもの持ってる!」


みかんくんがリュックサックをごそごそと漁り、取り出したのは...。


みかんくん「じゃじゃーん! 鉱山で拾った『トロッコタースの食べ残した特製オイル/バナナフレーバー』!」


にこくん「なんでそんなもん持ってんだよ! 汚ねぇな!」


みかんくん「いつか役に立つと思って! ほら、これをレバーの隙間に流し込んで.........」


みかんくんがドロドロの黒いオイルをレバーの根元に注ぐと、あたりに強烈な人工バナナの香りが漂った。


にこくん「うわ、くさーい! でも、これでどうだ? せーのっ!」


カチ........ギギギギギギギギギギギ!!!!


重々しい金属音と共に、レバーがゆっくりと手前に倒れた。それと同時に、頭上から「ズゴゴゴゴ.......」という地響きが鳴り響く。


純銀くん「見て! 石像の目が動いてる!」


巨人の大きな黄緑に光る目玉が、ゆっくりと回転し、「真ん中」の方向を向いてピタリと止まった。

みかんくん「やったあ! 大成功!」


にこくん「よっしゃ! この調子で残り3つの石像もサクッと回るぞ! オイルはまだあるか?」


みかんくん「うん、あとボトル3本分くらいあるよ!」


にこくん「よし、トロッコタースの食べ残し万歳だな! 次、北の石像へレッツゴー!」


それから数時間、灼熱の砂漠を東奔西走し、4人は「北の石像」、「東の石像」へと次々に

オイルを注ぎ、レバーを引いてその目を中心へと向けさせていった。

そして、ついに最後の「南の石像」の前に到着した。


純銀くん「はぁ、はぁ.......。これで最後だね。このレバーを引けば、4つの巨人の目がすべて中心で交わるはず!」


にこくん「ふっふっふっ、一億フルーが近づいてきたぞ。みかんくん、ラストオイルを頼む!」


みかんくん「お安い御用さ! 最後の1滴までドバッと......あれ?」


みかんくんがボトルを逆さに振るが、出てきたのはカサカサとした虚しい音だけだった。


みかんくん「あ、あれ……? 空っぽだ……。最後のボトル、北の石像のところで全部使い切っちゃったみたい……」


にこくん「はぁぁぁ? 何やってんのよぉ 主人公の俺に恥をかかせる気かぁ?」


みかんくん「だって、あっちのレバー固かったんだもん! どうしよう、これじゃレバーが動かないよぉ!」


全員が絶望に暮れ、最後の石像を見上げる。台座のレバーは、これまでのどれよりも赤黒く、頑固そうに錆びついていた。


にこくん「くそっ、ここまで来てお預けかよ......。なあ純銀くん、お前の体削って『銀の粉』にして隙間に詰め込んだら滑りよくなったりしない?」


純銀くん「削らないで!? 痛いし、銀は滑り止めにはなっても潤滑油にはならないよ!」


にこくん「確かに.......えーじゃあどうしよ」


みかんくん「僕が少しでも残しておけばよかったのに…ごめん…」


にこくん「残しておけば……?そうだ!おいみかんくん!この剣で俺をぶった斬ってくれ!」


にこくんが急にみかんくんに石の剣を渡して言い出す。もちろんそのセリフに、純銀くんとみかんくんは戸惑い出す。


みかんくん「え、えぇ!?なんで!?流石に仲間を斬るなんてやだよ!そんなことしたらし…とにかくやばいよ!」


にこくん「あー…確かに仲間を急に斬る奴なんて頭が相当ぐるぐるドッカンしてる奴しかいないか…あ、そうそう!俺実は斬られて致命傷になると強くなれるのだ!それで超絶パワーで強引にレバーを動かしてやらぁ!」


みかくん「そうだったんだ!すごい!でも絶対痛いよ?」


にこくん「構わん!」


みかんくん「恨まないでよ!?」


そのまま剣でざっくり斬り刻まれた。
















にこくん「ファッ!えーと、ここは…」


みかんくん「どうしたのにこくんここはホテルだよ?^まだ寝ぼけてるんじゃない?」


にこくん「よし、成功だ…これでみかんくんの使いすぎを防げるぞ…!」


純銀くん「そのセーブとやらが完了したなら早く行こうよ!」


にこくん「おうよ!」


4人は数時間、何も問題なく石像にオイルを注いで行った。オイルを注ぐのはにこくんが担当することになったのだけがただ一つの変更点だろう。


みかんくん「よしついた!最後の石像だね!にこくん!オイルを!」


にこくん「おっしゃおらまかせろ!節約したからちゃんと残ってるZE☆」


言述した通り、オイルはちゃんと残っていた。にこくんがドバッとオイルをかけ、そのままレバーを動かした。


にこくん「よし!これで全部真ん中のはずだ!」


純銀くん「やったあ!これなら多分古き遺跡が現れるはずだけど…」


みかんくん「何も起こらないね?」


にこくん「…………何も起こらないな………」


みかんくん「何も起こらないね」


にこくん「なんだよ何も起こらないじゃねぇか!釣りかよ!うわーもうヤダァ…なんで2チャンでも現実でも釣りスレに引っかかる必要があんだよ…………ん?」


にこくんが文句をぼやいていたその時、急に地震のような大きな揺れが発生した。


にこくん「うわっ!?何これ地震!?」


みかんくん「こわいこわいこわい!机の下…ない!」


純銀くん「落ち着いて!多分地震だとしたら震度3…4ぐらいだと思うから…」


パニックになっているうちに、地震は治って行った。

そしてあたりの状況を確かめるために、3人が石像から降りた。すると、少し遠くに大きな『遺跡』がそこにはあった。


にこくん「なんじゃありゃ!あれが浮かんできたから地震が起きたのか!?」


みかんくん「すご!!近くで見ようよ!!」


4人は現れた大きな遺跡へとダッシュした。近くで見ると、その遺跡は砂で古ぼけてはいるものの、禍々しい魔力のオーラを放っていた。


にこくん「暗い遺跡だなぁ…こんな場所にクリスタルなんてあるのかなぁ…いやこれはないね。さっさと帰ろう。」


みかんくん「いやいやいや、いやいや、明らかにこれはクリスタルあるでしょ!」


にこくん「確かに今までのストーリー構成から考えて明らかにここにクリスタルあるね。」


みかんくん「何言ってんのかわかんないけどわかってるなら早く進んでね!」


にこくん「そうだぞ!先頭の純銀くんは本当にいざとなったら生贄にして逃げるからな!」


純銀くん「酷すぎ〜…」


にこくん「ともかく!こんな広いダンジョンさっさと進むに越したことない!クリスタルをサクッと見つけてサクっとこの章も終わらせるぞ!」


4人は少し薄暗いまるで廃墟のような場所を警戒しながら進んだ。壁には顔のマークのような壁画が数多く書かれている。それもあいまってこの遺跡は不気味度がさらに増して行った。

顔のマークは壁に綺麗に一列で並んでおり、顔のマークの表情はバラバラだ。


みかんくん「あのさぁ.....この壁に書かれてる人の顔みたいな絵なんなの..........?ちょっと僕怖いんだけど..........」


にこくん「いやいや俺達に聞かれてもわからないよ!だいたいこんなの描いてるなんて悪趣味なボスだなまったく。」


純銀くん「おっ。突き当たりだ。なんか、何これ。」


突き当たりには、ドアのような物と、右には"5"という数字、そして下に電子パネルがあり、あの壁画にある顔のマークのパーツが選べる。


純銀くん「なにこれ…?5って書いてあるけど、なんの5だこれ」


にこくん「5かぁ?5…5?ていうかこのパネルはなんだ?あの壁画の顔が作れるけど…」


みかんくん「と、とにかく作ってみようよ!開くかもしれないよ?」


にこくん「だな、よーし!俺の絵の才能を思い知らせてやるぜ!」


パネルを動かし適当な顔の表情を作成するが、ドアはうんともすんとも言わない。


にこくん「えぇ…どゆこと…?」


みかんくん「こういう時はにこくん特有のあれがあるでしょ!」


にこくん「ハッ!そうか!おーい!作者ー!」


テレギン「なんだよもうこっちは忙しいんだよ」


にこくん「いやいやこっちだって困ってんの!このギミックの突破方法を教えやがれください!」


テレギン「えぇ…少しぐらい自分で解けよな」


にこくん「フッ。俺にそんな態度を取ったらどうなってるかわかってるのか!回転寿司で醤油ペロるぞいいのか!」


テレギン「やめろやめろやめろ!」


にこくん「だったら出すもん出してもらわないとなぁ???」


テレギン「ぐぅ…じゃあヒントね!ヒント!」


にこくん「よっしゃオラァ!」


テレギン「えーと、んーどうするかな…壁画の絵に注目してください!それでは!ノシ」


にこくん「はぁ???」


純銀くん「ひぃ???」


みかんくん「あっ!わかった!絵の順番だよ!きっと!ほらこの5番目の絵!この通りに作ればドアが開くんだ!」


にこくん「なんだって〜!!?よぉし!速攻組み合わせてくるぜ!」


にこくんが走ってパネルを5番目にある壁画と同じマークにすると、ドアが開いた。


にこくん「おお!開いた…けど中に道が繋がってるわけとかでもないぞ?」


みかんくん「あ、みてこれエレベーターのボタンみたいなのがあるよ」


にこくん「いやなんでエレベーターなんだよ古代の遺跡じゃないんか?まぁいいか」


にこくんは最上階のボタンを押すが、反応しない。


にこくん「なんだよ反応しないのかよ…あ、2回のボタンは反応するな」


そのまま4人はエレベーターで二つ目の部屋に辿り着いた。2回のフロアは砂で辺りが埋め尽くされており、文字通り足の踏み場がなかった。灯は壁にかけられている"たいまつ"で保たれている


にこくん「うわなんじゃこの汚さは砂まみれやないか」


みかんくん「またさっきのドアがあるね、ここでも何かしらのギミックを解くのかな?」


ドアの隣にはパネルがまたもやあり、そこに丸いパーツをはめ込む穴がある。しかしパーツが見当たらない。


にこくん「パーツはめ込むっぽいけど、そのパーツはどこなの?」


みかんくん「知らないよ!ん?どうしたの純銀くん足なんか掴んで…」


純銀くん「いや僕ここにいるし足なんか掴んでないよ?」


みかんくん「え、じゃあ、え?」


ニイラ「ヴヴヴヴヴヴ!!!!!」


みかんくん「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?!?出たぁぁぁ!?」

 

砂の中から突然ミイラの姿をした"ニイラ"が現れた。

みかんくんの近くに出現したニイラとタイミングを合わせ、2匹追加で出現した。


みかんくん「うわぁぁぁ助けてえええうわぁぁぁまた出たああああもうダメだぁ…(泣)」


にこくん「大丈夫だみかんくん!こんな包帯野郎俺の剣で切り刻んでやるぜ!」


みかんくん「や、やっちゃえー!」


にこくん「くらえ!Xスラッシュ!!」


しかしニイラには効かなかった。剣で切り刻んでも包帯が増えて元に戻る。これでは無限ループだった。


にこくん「なんでだよ紙は剣で切れるだろうがよ!」


純銀くん「剣がダメとなると…どうするんだ…?」


ニイラ「ヴヴヴヴヴヴ!」


みかんくん「うわーん助けてぇー!」


ニイラ2匹はみかんくんを標的にし、みかんくんを追いかけた。その2匹を純銀くんが追いかけてにこくんはイライラしながらニイラを切り刻もうと努力している。


みかんくん「来ないでよー!僕は食べても旬じゃないから甘くないよー!」


テレギン「投稿時は7月です。」


みかんくん「言ってないで助けてよダメ作者ー!」


そのままみかんくんが逃げていると、松明に当たりそうになり、ギリギリ回避した。しかしニイラは回避できなく、そのまま包帯に炎が燃え移った。


ニイラ「ガガガガガガ!ヴヴヴヴヴ………」


みかんくん「ん?あれ?え!?」


ニイラはそのまま火だるまになり、燃え尽きてしまった。


みかんくん「僕天才じゃん!つよ!!僕って炎魔法できたんだ!」


にこくん「そうか!火か!」


にこくんが松明を持ちそれをニイラめがけてぶん投げた。ニイラは火だるまになり燃え尽きた。


にこくん「よーし!ミイラ退治成功!!」


ニイラの燃えかすから、丸い鍵となるパーツの破片なるものが3匹の中から出てきた。純銀くんはそれを拾い上げた。


純銀くん「これだよ!はめ込むやつ!これを組み合わせればいいんだ!」


にこくん「なるほど!」


みかんくん「今の僕大活躍だったよね!すっごく強かったよね僕!」


にこくん「それな?俺だけじゃあ倒せなかったぞ」


みかんくん「ふふふ僕は実は強いんだよね」


そうこう言っている間に、純銀くんがパーツをはめ込み、ドアが開いた。


純銀くん「よし!次のフロアに上がろう!」


にこくん「相変わらず最上階へのボタンは反応しませんよと。まぁ最上階は4階だから、後一フロアクリアしたらクリスタルだぜ!」


みかんくん「よーし頑張ろう!」


3つ目のフロアは縦にとても広かった。壁にはレバーがあり、届かない位置にもレバーがたくさん置いてあった。


にこくん「なんなんじゃここは」


みかんくん「おー。レバーがたくさんあるね。大多数が届かないとこだけど一つだけ届くとこにある!引いてみよー」


純銀くん「いややめといた方が…」


そう言ってる間に既にレバーを引いてしまっていた。すると、砂が天井から大量に降り始め、足場がどんどん高くなっていった。

 

みかんくん「わわわわわ! 砂がどんどん増えていくよー! このままだと天井に押しつぶされて、みかんプレスになっちゃうー!」


純銀くん「落ち着いて! 砂が上がってきたおかげで、さっきまで届かなかった上のレバーに手が届くようになってるよ! きっとこれを順番に引いていくんだ!」


にこくん「よっしゃあ! タイムアタックだな! 主人公の超絶キャッチを見せてやるぜ!」


足場が高くなるにつれて、にこくんは次々と壁のレバーを引いていった。引くたびに砂の勢いが変わったり、別の場所からレバーが飛び出したりする。


にこくん「おりゃ! 次はあれだ!......って、どれを引けばいいか分からん! えーい、全部引いちゃえ!」


純銀くん「いやいや!適当に引いちゃダメだって!」

にこくんが一番ピカピカ光っている目立つレバーを引いた瞬間、天井からの砂の落下スピードが通常の3倍になった。


にこくん「あちっ!? 何これ、この砂さっきの灼熱の砂漠の砂じゃねえか! 熱い熱い熱い!」


純銀くん「僕の体に熱い砂が降り積もって、また歩くオーブンになっちゃうよぉぉ!」


みかんくん「あ、天井がもうすぐそこに……! にこくん、もうダメだぁぁ!」


にこくん「くっそ! また初見殺しの無理ゲーかよ! おいクリスマロン! セーブからやり直させろ!」


クリスタリア「アタシはクリスタリアよ。それに、遺跡に入ってからあんたセーブしてないじゃない。今戻ったら、あの石像のオイル節約からやり直しよ?」


にこくん「はぁぁぁ!? それはだるすぎる! おい作者! テレギン!! なんとかしろ!」


テレギン「だから忙しいって言ってるでしょ! 今ネトフリでアニメ見てるんだから!」


にこくん「アニメ見てんじゃねえよ! ここで俺たちが全滅したら、この小説の閲覧数がガタ落ちして、お前の作家生命が終了するぞ! それでもいいのか!」


テレギン「うわあああ! それは困る! じゃあ、その部屋の一番上にある『隠しスイッチ』を押して!」


にこくん「一番上!? えーと、これかっ!」


にこくんが背伸びして剣でポチッと押すと、ズガガガガと音がして、部屋の砂が一気に床下に吸い込まれていった。 それと同時に、最上階へ続くエレベーターの扉が勢いよく開いた。

にこくん「ふぅ.......命拾いしたぜ。おい作者、後で一億フルーから10フルーくらい分けてやろうではなか」


テレギン「少なっ!!」


みかんくん「やったあ! ついに最上階のボタンが光ってるよ! 行こう!」


4人はエレベーターに乗り込み、ついに最上階である4階へと到達した。


扉が開くと、そこはドーム状の巨大な部屋で、中央には黄色く眩しく輝く「第3のクリスタル」が宙に浮いていた。


にこくん「キタキタキターー! クリスタル発見!さっさと回収して一億フルーへ一歩前進だぜ!」


にこくんが小走りで近づこうとしたその時、クリスタルの下からブワッと砂煙が巻き起こり、第一フロアで描かれていた顔のマークの仮面を被った不気味な奴が現れた。クリスタルは上の方に飛ばされ、仮面の男がにこくん達を見据えた。

ゾゾラーの仮面には不穏なオーラが纏っており、

不気味である。


ゾゾラー「………」


にこくん「お前がサンド砂漠編のボスか!そんな不気味な仮面つけやがって…お前も俺達がボコボコにしてやる!ということであとは任せたよ2人とも!!」


みかんくん「いやにこくんも戦ってよ!腐っても勇者でしょ!」


にこくん「腐ってもってなんだよ腐ってもって…」


ゾゾラー「魔王様の命令、お前ら如き我がゾゾラーが返り討ちにしてくれよう」


にこくん「ゾゾラーだと…!ふはふはふはは!お前みたいなマスク男ボコボコのボコにしてやる!」


その瞬間、先ほど砂が噴き出ていた穴から、6つの仮面が現れた。宙に浮遊しており、とても素早く、表情は不気味だ。


純銀くん「仕方ない!僕とみかんくんは一旦この仮面たちを相手にしよう!にこくんはあいつをやってきて!」


にこくん「任されたぞ!仕方ない!ボスと一騎打ちで勝って人気爆上げするぞ!」


にこくんは剣で斬りつけようとするが、急に透明なバリアがゾゾラーの前に現れる。


ゾゾラー「我はあんなへっぽこ2人とは違う。魔法。魔法だ、お前達を科学では証明できない不可解な力でねじ伏せてやろう。」


にこくん「魔法!?この小説魔法とか出てくの!?」


そう言ってる間にもゾゾラーは鬼火を飛ばして攻撃してくる。にこくんは間一髪で避けるが、4つのうちの一つには当たり、火傷になってしまった。


にこくん「あっちいいいい!?てんめぇ欲もやったな!ていうかお前鬼火使えるのか…じゃあ盾使えないじゃん…」


そう。にこくんの買った盾は、木製素材。鬼火が当たると燃えて使い物にならなくなる。後々のことを考えても、この盾が使えなくなるのは少々痛い。


にこくん「クソォ…魔法ってズルいゾォ…」


ゾゾラー「フフフ…単なる武術では魔法を超えられない…前の負けは確定しているのだよ勇者。」


にこくん「そういえばクリスタリアセーブ!」


クリスタリア「今更?」


ゾゾラー「させるか!」


にこくんがクリスタリアに手をかざそうとしたが、その瞬間にゾゾラーの鬼火が飛んできた。」


にこくん「うわぁ!何すんだ!」


ゾゾラー「わざわざ相手が有利になることを待ってまでさせてやると思うか」


にこくん「くぅ…せこいぞ!」


ゾゾラー「せこくてよかろう!そして我を倒すこともできなかろう!怖くて声も出せなかろう!」


にこくん「ごちゃごちゃごちゃごちゃうるさいな!Xスラッシュ!」


にこくんがXスラッシュを使うが、もちろんさっきのバリアでガードされてしまう。


ゾゾラー「はっは!技をわざわざ宣言するとは!バリアのタイミングが掴みやs………誰だ!」


みかんくん「僕達を忘れるとは!今のは僕のブーメランだ!」


みかんくんのブーメランでゾゾラーの仮面が落ちた。


ゾゾラー「まずい…!」


純銀くん「それがそんなに大事か!」


ゾゾラーの仮面を純銀くんが拾い上げて、そう宣言した。


ゾゾラー「なっ!?…それがないと…」


純銀くん「技が使えないんだろ?さっきの6匹の仮面、なんかオーラがすごかったんだ。そして倒して仮面が浮遊しなくなって動かなくなると、オーラも消えた。お前の仮面にもオーラがあるってことは、仮面が魔法を使うための秘訣だと思ったんだ!」


みかんくん「読者もびっくりな考察力」


にこくん「ナイスだ2人とも!魔法のないお前なんてただの一般人だ!」


ゾゾラー「くっそ…お前ごとき!…やっぱ無理!」


にこくん「さらば!第三のボス!!」



にこくんが剣で斬りつける前に、ゾゾラーは外に逃げ出して行った。そのまま上からクリスタルがにこくんの頭上へと降ってきた。


にこくん「いたっ…クリスタルだ!!」


みかんくん「おおおお!ついにだ!」


にこくん「長かった!三章長かった!」


純銀くん「やったー!!」


にこくん「これで四つ揃ったな!村長のと、グリーン草原、ポンコツ鉱山のと合わせて四つだ!もう文字数多いしさっさとこの章も終わらs」


ディズ「シャアァァァ!見つけたぁぁぁ!」


にこくんがこの章を終わらせようとした瞬間何者かクリスタルを横取りした。


ディズ「ようやく見つけたぞ!長かった!」


にこくん「うわっ!?誰だお前は!?」


ディズ「ん?お前は…」


ディズが手配書を確認した瞬間ハッと声をあげた。


ディズ「お前!勇者の白玉!?ていうかさっきゾゾラーを見かけたが…多分クリスタルを見つけて拠点に持ち帰ったはいいものの勇者に邪魔された…てところか…ゾゾラーの仇!ここで取らせてもらう!のと…クリスタルを持ち帰るぞ!」


にこくん「えぇ…まだ続くのこの章…」


To be continued....





テレギン「サンド砂漠編無事完結ということでね!いやぁ長かった!

でも長かったら長かっただけ自信作だったもんで!もしよかったら!引き続き第四章も楽しんでいただければなと!」


みかんくん「僕大活躍だったよね!僕かっこいい!」


テレギン「あれ?にこくんは?」


みかんくん「あー、にこくんは20000文字以上も冒険したから流石にお前がやれってベットに寝込みに行ったよ。」




テレギン「あー…」

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