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グリーン草原 編

・この物語は地球など、人間での話ではございませんご理解ください。

・この物語はRPGを元に作られています。RPGをよく知らないとわからない設定が出てくるかもしれません。

にこにこ村は昼下がり。にこくんは眠そうにあくびをしていた。


にこくん「ふあぁねっむ。なんかどっかお昼寝できるとこないかなぁ.....」


すると突然遠くから砂煙が上がっているのが見えたにこくんは目を細め砂煙を観察する。それは次第に大きくなっていく。


にこくん「なんだあれ、台風12号でも来たのかなぁ?」


すると砂煙を上げてる正体が見えた。

その正体は村長。顔には冷や汗を出してものすごく焦っている様子。


にこくん「村長.....?年老いてるのにすごいなぁ。マラソン大会でもしてるのか?」


村長「にこくぅぅん!にこくぅぅぅぅぅぅん!!!大変じゃああああ!!」


にこくん「おうおう、どうしたどうした、火事?泥棒?もしかして年金廃止!?まじかぁ....将来どうしよ...」


村長「ちっがあああああう!」


村長はついににこくんのもとにたどり着くと、止まれずいきよいよくすっ転んだ。しかし村長はお構い無しににこくんにすがる。


村長「大変なんじゃあ!この頃にこにこランドが...!」


にこくん「どうしたんだよ。いくら大変なことでも俺は驚かないよ」


村長「魔王が現れたんじゃ!」


にこくん「うわ魔王現れたのか!!」


村長「あ、そ、そうじゃ!魔王が現れたんじゃ!」


にこくん「魔王ってあれでしょ?絵本とかに出てくる!」


村長「ちょっと違うがほぼそうじゃ!この頃にこ魔王が現れ、にこにこランドを支配しようとしているらしい!」


にこくん「まじかぁ!まあでも俺には関係ないけどねぇ〜」


村長「そこでお前さんに魔王退治に向かってほしいのじゃ!」


にこくん「え?やだけど?」


その瞬間、時が止まったような気がした。


村長「.......え?」


にこくん「だからやだって」


村長「いや!そこは了承しないと話が続かないじゃろ!」


にこくん「はぁ...だいたいなんで俺がそんな大変なことしなきゃいけないわけ?もっと素質がある人いるでしょうがよ」 


にこくんはやれやれとした表情で話す。


村長「だ...だとしても!他の人にも全員断られたし………」


にこくん「だめだめ。面倒事はノーセンキュー、俺は昼寝の予定があるからじゃあねぇ〜」


にこくんはくるっと周り、木陰の下に歩き出す。


村長「あと!忘れとったんじゃが...!」


にこくん「ノーノー!どんな事言われでも俺の意志は変わらないよーだ」


村長「魔王を倒したものには、国から報酬金として一億フルーの贈呈が受けられるのじゃ!」


にこくんの足がピタリと止まる。


にこくん「それ、本当?」


村長「本当じゃ」


にこくん「嘘じゃない?」


村長「嘘じゃない」


にこくん「ええええええ!?!?」


村長「静かにせんか!」


にこくん「一億ってあれでしょ!?一億フルーが一個ってことでしょ!?」


村長「あ〜壊れちゃった」


にこくん「し、しっかたないなぁ〜国の平和を守るには仕方ないよね!みんなのために頑張っちゃうぞ〜!」


村長「白々しいにもほどがあるぞい...」


にこくん「よ〜し!で最初に何をすればいいのだ?」


村長「え?あぁ、それはな、6つの地域にあるクリスタルを集めるのじゃ」


にこくん「クリスタルね了解了解。」


村長「まずはこの地図に記されている場所に向かえばそこに魔王軍派遣のエリート戦士をやっつけるのじゃそいつらがクリスタルを持っておる。あ、でも例外でサンド砂漠はそこら辺に落ちてるらしいぞ。魔王軍でも見つからられなかったのかのぉ?」


にこくん「なーるほどね。目的は理解したよ、ていうかクリスタルって落ちてるもんなの?」


村長「ちなみに、クリスタルってのはこういうやつじゃな。ちょいと前に拾った。」


にこくん「本当に落ちてるんだ...」


村長「魔王城に入るには強大なエネルギーが必要じゃ。そこでこのクリスタルの莫大なPowerでバリアを破るんじゃな。」


にこくん「えーだる」


村長「ささ!一度承認したもんはさっさとやり遂げんとな!男に二言はないぞ!」


にこくん「いや俺設定上性別不詳やから。まぁしゃーない!目標は一億フルー!やってやるぞ!」


とは言ったものの、にこくんには内心不安があった。何処かでやられるかもしれない。食料が手に入らないかもしれない。いろいろな不安が脳によぎっていたのだ。


にこくん「ん〜ちゃちゃっとやりたいけど...魔王が強かったら心配だな...

もしかしたらすっごくでっかくて....すっごく禍々しくて....!で、そいつを倒したら一億フルーかぁ.....」


しかし、そんな不安も一億フルーのことを思い出したら、どこかに行ってしまった。


にこくん「ヒヒヒ...一億フルーで何やろうかな〜超高級なお餅も買って...!ゴールデンなベットも買うでしょ?あとは...旅行とか行こうかな!あとは!あとは...!」


一億フルーなんてにこくんからしたら一生を費やしても手に入れられない額だ。にこくんからしたらこの上ないチャンス、にこくんは魔王をやっつけると誓い、足取りはどんどん早まった。


「ギャアアアアアアアア!!」


にこくん「な、なんだ!?この足の小指をぶつけたみたいな叫び声は!」


ガサガサッ....


にこくん「あっちの草むらの中だな.....どうしよ!とんでもない化物だったら....!」


恐る恐る草むらに近づいていくにこくん。草むらの中を覗いてみると....

水色でぷよぷよしているスライムだった。


にこくん「な〜んだ。ただのスライムか!」



にこくん「.....」



にこくん「スライム!?」


にこスライム「あ、えと、バ、バレてしまったなら仕方ない...!僕の名前はにこスライム!魔王様から電報をいただきやってきた.....」



にこくん「まじかもう魔王対策し始めてんのか!ストーカーかよ!」


にこスライム「ここであったが百年目!ここでお前を成敗してやる!」


にこくん「まだ一分ぐらいだと思うけど」


にこスライム「う、うるさい!くらえ!破裂弾!」


にこスライムの体から水色の球が出てきてゆっくりにこくんに襲いかかる。


にこくん「えーっと、それ攻撃?」


にこスライム「そうだ!!」


にこくん「それにしてはゆっくりすぎな気が」


にこくんくんは軽々しく避けてしまう。しかし、そのゆっくりさは罠だった。にこくんが避けた後すぐに水の球が破裂。にこくんはずぶ濡れになってしまった。


にこくん「ウギャア!?チッ!ク、クソぉ!よくもやったなぁ!?」


にこスライム「やれるもんならやってみろーだ!ベロベロバー!」


にこくん「舐めやがってぇ...これでえも受けてみろ!!」


にこくんは木の棒を振りかぶりにこスライムに振り下ろす。にこスライムも避けようとするが、なにせスライム。動きが鈍く直撃してしまった


プヨンッ


にこくん「な、なんだこれ!ぷにぷにしてる!」


にこスライム「ちょ!やめろ!痛い痛い!やめ....やめろおおお!」


にこくん「だったら逃げた方が身のためなんじゃないか???」


にこスライム「クッ...覚えてろお!!」


にこスライムは捨て台詞を吐き、ぴょんぴょんはねながら川の方へと消えていった。その姿は雑魚敵のそれだった。


にこくん「ふ、ふぅ...助かった!まさかスライムがいるなんてッ!予想外だぜ....」


「おーい」


にこくん「おーい...?」


???「ここだよぉ!」


にこくん「どこだよぉ!」


???「キミの後ろ!!」


にこくん「うん...?うわっ!何だお前!」


にこくんが後ろを振り向くと、緑の葉っぱにオレンジの体をした人物が立っていた。

すっごく元気そうに明るく振る舞っている。


???「僕も一緒についてっていい!?にこくん!」


にこくん「いや...急に知らない人に言われても...ていうかなんで俺の名前知ってるんだよ!?」


???「ええ!?僕のこと知らないの!?みかんくんだよ!」


にこくん「みかんくん...?だれだ...!?」


みかんくん「ええ!同じ村に住んでるでしょ!ほら!前だって僕はお寺の横で寝てたし猫と一緒に遊んでたりしてたでしょ!?」


にこくん「いや知らないけどなぁ」


みかんくん「ええ...?ま、まあいいや!僕も一億フルーがほしいんだ!一緒に冒険してもいい?」


にこくん「ん〜...どうしようかなぁ...」


にこくんの中には迷いがあった。しかし仲間になって悪いことなんて一つも思いつかない。でも一つ挙げるとすれば、こいつが弱かった場合足手まといになることだが、強かった場合のリターンが大きい。


にこくん「ん〜しかたないな!いいよ仲間にしてやろう!ただし足を引っ張...」


みかんくん「うわああああああ!!ありがとう!!」


にこくん「うるさっ!やっぱさっきのなしにしようかな」


みかんくん「ごめんごめん!静かにするから許して!」


にこくん「まぁいいか。ていうか、仲間になるならこの地図を見せなきゃだな」


にこくんはそう言うと腰にかけてた地図を広げみかんくんに説明しだす。その内容は世界地図のようで、詳細な場所は書かれてないが、クリスタルの大まかな場所は記載されている。


にこくん「俺達の目的はこうだ!6つの地域からクリスタルを集めるの!合計8つ!で、今は一つ所持している!」


みかんくん「なるほど!集めるんだね!」


にこくん「で、今二つ目のクリスタルを手に入れるべく、フラワー山に向かってるってわけよ、そこに魔王軍派遣のエリート戦士がいるらしいからね」


みかんくん「はは〜ん?つまりフラワー山に向かってそいつをボッコボコにしたら第一ミッション完了か!!」


にこくん「まぁ、簡単に言ったらそうだな」


みかんくん「で?どうやって行くの?」


にこくん「知らないよ」


みかんくん「じゃあどこに向かってたのよ!」


にこくん「知らないよ!」


みかんくん「えぇ...あっ、見て見て!ショップがあるよ!」


みかんくんが指差す方にはショップとデカデカと書かれた木でできたお店だった。

確かに、武器も木の棒のみだと、流石に第一のボスにボコされる可能性も高い。


にこくん「ほんとだ、腹が減っては戦はできぬって言うしな。武器を買いつつ、飯も買うぞ!」


みかんくん「さんせーい!」


二人はそのまま店の中へ入っていった。

中はコンビニのようになってるが、少し古臭く、木材で出来ている。だが武器や防具、食料などは沢山置いてある。


にこくん「おいじじい!!おすすめの武器とかある?」


カウンターには少し年老いてるが順番いかつい店主が腕を組んでいた。


ギーク「おうおう言葉遣いの荒い小僧だな。武器?そうだな、この石の剣とか、盾とかがおすすめだぜ。この二つ両方とも20フルーだ。お買い得だろ?」


にこくん「そういえば俺達フルーツはどれぐらい持ってるっけ?」


薄々気づいていたかもしれないが、にこくん達の世界ではフルーツがお金として使える。


にこくん「えーっと、俺は28フルーかな。」


みかんくん「僕は25フルーだよ!」


にこくん「あー、そいやお弁当とかある?」


ギーク「お弁当かい?だったらこのシャケ弁当とかがある!16フルーだ。買うかい?」


にこくん「おっしゃ!買った!」


みかんくん「僕も欲しいなぁ」


ギーク「じゃあ特別大サービスで、2つ買うなら20フルーでいいぞ!」


みかんくん「やったぁ!僕10フルーだすね!」


にこくん「じゃあ俺も10フルーだな」


みかんくん「きっまりぃ!」


にこくん「武器も欲しいな...木の棒じゃ弱いし」


みかんくん「20フルーだね!僕の15フルーとにこくんの18フルーを合わせたら買えるよ!」


にこくん「出してくれるんだ!ありがとう!」


みかんくん「その代わり僕の武器も買ってね!」


にこくん「な、なるほど...そういう魂胆か...」


みかんくん「だとしても僕とにこくんの合わせても剣買えないね...おじさん!剣よりも安い武器ある?」


店主「それなら扱いにくくて売れ残ってるやつならあるぜ。このブーメランだな。ブーメランは10フルーでいいぞ」


みかんくん「やったぁ!にこくん!5フルー出して!僕も5フルー出すから!」


にこくん「しかたないなぁ今回だけ特別ね?いやぁ俺やっさし!もう優しすぎる。1000人に一人の善人だねまじでやさs」


みかんくん「ありがとう!じゃあ早速お会計だ!おじいさーん!」


店主「わかってるぜ。石の剣と弁当2つ、ブーメランで、50フルーだ。」


にこくん「これでいいね?」


ギーク「えーっと、おし丁度50フルーな!毎度あり!」


みかんくん「また来るかも〜!」


にこくん「あ、そだ。おじいさん、フラワー山の場所ってわかる?」


ギーク「フラワー山かい?俺はなんとも.....そうだ、確かこっから西にキラッと光るのを見たぜ。もしかしたらそっち方面かもな!」


にこくん「それクリスタルじゃない?!うわ見かけによらずやるじゃんじじい!」


みかんくん「情報ゲットだね!おじいさんありがとう〜!」


ギーク「いいってことよ!また今度な!」


にこくん「へい!!また会えたらな!」


2人は買ったものをみかんくんが持っていたバックに入れ、ショップを後にした。


みかんくん「さて....フラワー山ってどれなの?いろんな山があってどれがどれだか、」


にこくん「んー西にあるって言ってたよね...まずは進むしか...」


「ちょっとまったぁ!!」


空から突然何かが落ちてきて、野原に着地...はできず地面に埋まってしまった。

黒い兜をかぶっており、地面の中でジタバタしている


にこくん「なに!?俺のセリフ途切れさせんなよ!」


???「ンゴゴ…ういしょっと、お前ら!さっきはよくもにこスライムを打ち倒してくれたな!」


にこくん「あ、あいつか!妙にぷよぷよしてるやつ!」


みかんくん「にこくんはにこスライムを知ってるの?僕は知らないや。」


にこくん「みかんくんが仲間になる前に戦った相手だよ...ていうかお前誰だよ?」


???「よくぞ聞いてくれたな...僕様の名は!」


???「にこにーだッッ!!」



にこくん「にこにーだと〜!?」


にこにー「ハッハッハッ!僕様は魔王軍から派遣されやってきた!にこスライムのかたき!お前をやっつけてやろう!」


にこにーがつらつらとセリフを並べた後そこにあった木の棒を握りしめ、豪快に飛び上がる。


にこにー「ハーッハッハッ!早くも連載終了だ勇者ァ!!」


みかんくん「にこくん!剣!剣!」


にこくん「あっ、そっか!かかってこい!」


にこにー「ハッ!威勢だけ良くてもなぁ!」


にこにーが木の棒を振り下ろすがにこくんの剣がズバッと木の棒を切り裂く。


にこにー「ガッ!貴様良くも!僕様の木の棒を切り裂きやがって!」


にこくん「どうだ!威勢だけ良くてもだめなんだよ!」


にこにー「ぐぬぬぬ...」


みかんくん「ナイスだよにこくん今度は僕の番だ!行けブーメラン!」


みかんくんの投げたブーメランが円形城に飛んでゆきにこにーに直撃!にこにーは一瞬よろめいた。


にこにー「グッ、よくもやったなぁ!?」


にこにーは地面の土を掘り出し一気ににこくん達に投げつける。


にこくん「イテッ...目に入るだろ!」


にこにー「効いてるようだな!やっぱ僕様天才!」


みかんくん「ぐううう!行けッ!ブーメラン!」


にこにー「へッ!何度も同じ手に喰らうかよ!」


にこにーが高く飛び上がり、みかんくんのブーメランを綺麗にキャッチした。


みかんくん「あぁ!僕のブーメラン返してよ!」


にこにー「やなこった!とらぁ!」


ボコッと鈍い音


にこくん「痛い!痛えよバカ!」


にこにー「これでフィニッシュだ!」


にこくん「うわっちょっちょっちょ!」


にこくんは吹き飛んだあと、バランスを崩し勢いよく崖へと真っ逆さまに落ちてしまった。


にこくん「うわぁぁぁ!」












にこくん「はっ!ここは!俺は確か……ん?なんだあれは…?」


遠くで砂煙が上がっているのが見える。


にこくん「うわぁ…どっかで見たことある……」


村長「にこくぅぅん!にこくぅぅぅぅぅぅん!!!大変じゃああああ!!」


にこくん「案の定村長かよ!」


村長は同じくすっ転ぶが、すぐ体制を立て直してにこくんにすがる。


村長「大変じゃあ!にこにこランドが魔王に支配され…」


にこくん「あぁ、それさっき聞いたよ?」


村長「ん?まだワシ一回しか言ってないが……」


にこくん「え?」


村長「え?」


にこくん「ま、まさか…これはゲーム特有の...!タイムリープ!?まさか俺、崖から落ちてゲームオーバーになったのか!」


村長「あのー?」


にこくん「ちくしょー!だからこんな場所にいるんだな?!」


村長「にこくーん?」


にこくん「通りでこの小説の題名がにこくん"RPG"のわけだ!」


村長「もしもーーーし!!」


にこくん「うわぁびっくりした!どうしたの急に大きい声出して!」


村長「さっきから変なこと言ってるが、とにかくお前さんには勇者として旅に出て欲しいのじゃ!」


にこくん「賞金は?」


村長「え?あ、出る!一億フr」


にこくん「OK出るわ!」


村長「あ、け、決断が早くて助かるわい!じゃあこの地図を、魔王城に行くには8つのクリスタルが必要でそのうち一つをワシが…」


にこくん「んなもんいいからさっさと渡せ!」


村長「え?あぁ…はい…?」


村長は混乱しながらも、クリスタルと地図を差し出すと、にこくんが乱暴に取った。


にこくん「おっけー!じゃな!」


にこくんはそのまま足早に草原へと駆けて行った。


村長「なんかいつもと違う気が……まぁいいじゃろう!ワシは家でネトフリ見ながらハーゲンダッツでも……」





にこくん「よーし!えーと、まずはここら辺でスライムが……」


「ギャアアアアアアアア!!」


にこくん「ここか!」


???「うわぁ!びっくりしたぁ!」


にこくん「見つけたぞにこスライム!」


???「にこスライム?あぁ、僕の下っ端達か!」


にこくん「え?つまり君はにこスライムじゃないの?」


スライニー「僕はスライニーだ!見た目が似てるからよく間違えられるけどな!そしてお前は勇者だな!魔王から連絡が入っている!」


にこくん「わかったから!戦うのか!戦わないのか!」


スライニー「戦う!」


にこくん「よし!さっきの通りにやれば…まずは木の棒…木の棒?あ!拾ってねぇ!急いでたからだ!」


スライニー「何訳わからんことを!喰らえ!酸噴射!」


にこくん「まぁ、水浸しになるだけだし素手で大丈…酸!?ちょっと待ってちょっt」


ジュウウウゥゥ…


にこくんの体はあっという間に酸で溶かされてしまった。

残るのは地図とクリスタルと優越感に浸るスライニーだけだった。




 




にこくん「はっ!!うわまたゲームオーバーかよ…えぇ!?なんで!?てかあいつ酸出してたぞ!強すぎるだろ!くっそ、スライニーじゃなくてにこスライムと戦わなきゃダメだな。」


村長「にこくぅぅん!にこくぅぅぅぅぅぅん!!!大変じゃああああ!!」


にこくん「出たよ村長。まぁこいつと出会わなきゃ話進まないしな。」


村長「魔王がd」


にこくん「勇者なるわ」


村長「え?」


にこくん「だからぁ!勇者なるって!」


村長「まだ何も話してない……が、勇者になるなら好都合じゃ!魔王を倒すにはまずクリスt」


にこくん「そういうのいいから早く地図とクリスタルよこせ!」


村長「えぇ…?あぁ…うん。もういいわ。はい。行ってらっしゃ〜い。」


にこくんは今度こそ木の棒を握りしめて走って出ていった。







にこくん「ていうか今考えたんだけど、あのスライムと戦わなくて良くね?そりゃまぁ、経験値?は貰えると思うけどさぁ…別に戦わなきゃどうってことないでしょw読者の皆さんには申し訳ないけど、今回はバトルシーンは少なくなりそうだ!」


しかし、にこくんは背後から近づく黒ずくめの男に気が付かなかった。

にこくんは後頭部をバットで殴られ気がつくと…



にこくん「また村に戻っていた☆」


にこくん「ああああ!こんなの終わりがない!もうセーブでもできれば…」


「何やら……困ってるようね?」


なんと目の前には、にこくん達の姿とは似ていないクリスタルのような何かが浮いていた。


にこくん「は?え、ちょっと待って、誰?」


「アタシよ。」


にこくん「え、だから誰だって」


「アタシよ。」


にこくん「オレオレ詐欺だな!」


「アタシはクリスタリア。」


にこくん「クリスマスタイヤ?」


クリスタリア「クリスタリア。あなた。今困ってるんじゃないかしら?」


にこくん「はい…家になんか謎のクリスタルが入ってきてて…はい…不法侵入ですかn」


クリスタリア「アタシの話を聞いてちょうだい?」


にこくん「はい!すみません!」


クリスタリア「あなた。今すごく困ってるんじゃないかしら?」


にこくん「なんでそれを!」


クリスタリア「どうやらセーブができなくて困ってるようね?」


にこくん「あー、まぁそうっすね。」


クリスタリア「私に手をかざしてみてちょうだい。セーブができるわ。」


にこくん「はぁ?そんな便利な存在ずっとどこにいたんだよ!」


クリスタリア「右上よ。」


にこくん「右上……?右上!?」


クリスタリア「早速行きましょう。一億フルーが欲しいんでしょう?」


にこくん「なんで知ってんの!?」


クリスタリア「右上にいたから。」


にこくん「あぁ……うん。そうだね。うん。」


村長「にこくぅぅん!にこくぅぅぅぅぅぅん!!!大変じゃああああ!!」


にこくん「ああ、そんなのもいたな」


村長「大変じゃ!魔王がs」


にこくん「勇者なるわ!あとクリスタルと地図!

ほいじゃあね!」


村長「わしのクリスタルと地図!ワシは村長じゃぞ!!尊重せい!!!」




にこくん「そういえばクリスマスタイヤ」


クリスタリア「クリスタリアよ。」


にこくん「そうそうクリスピータイヤ」


クリスタリア「クリスタリアね。」


にこくん「さっきセーブできるって言ってただろ?だからセーブできるか試させてくれよ」


クリスタリア「そうね。私に手をかざしてご覧なさい。」


にこくんは言われるがままにクリスタリアに手をかざした。するとシャララと音がなり、手の周りにパーティクルのような煌めきが発生し、すぐ消えた。


にこくん「おお、なんかよくわかんないけどセーブできた気がするぞ!」


クリスタリア「よかったわね。さて、あなたはこれからどこに行くのかしら?」


にこくん「んー今装備が木の棒だからなぁ、装備とか欲しいしレベルも上げたいな」


クリスタリア「そうね。ちょうどそこに赤ちゃんスライムがいるわ。やっておしまい。」


にこくん「残酷だなぁ...でもちょうどいい!くらえ!ウッドナックル!」


クリスタリア「技名だけは強そうね。」


ブヨン


ベビースライム「痛いよぉ...(泣)」


にこくん「え?」


ベビースライム「痛いよぉ...なんでこんな事するのぉ....(泣)痛いよぉ...(泣)」


クリスタリア「やっておしまい。」


にこくん「攻撃しづらいよ!でもこれも一億フルーのためだ!仕方ない!」


「おい貴様。」


にこくん「うわなんだ!」


???「よくも我が部下に手を出したな。」


にこくん「だ...誰?」


クリスタリア「あれは二ラン。魔王の幹部ね。」


にこくん「幹部!?なんでこんな序盤に幹部がいるんだよ!!ていうかにこスライムとにこにーには何も言わなかったやん!」


クリスタリア「単純に見つけられなかったのかしら。」


二ラン「お前…ついに禁忌を犯したな!!」


にこくん「えぇ!?いや、まてよこういうのは逃げるのが勝ちだ〜!!じゃなー!」


二ラン「輝きし功績のダークエネルギーを、我が力に加算せよ。」


にこくん「はっはっは!のんきに呪文唱えててご苦労さーん!」


二ラン「愚かなり。アースブレイブ。」


にこくん「はぁはぁ...ここまでくれば大丈夫だろう...ん?」














にこくん「はぁ!ここは...」


クリスタリア「村を出たちょっと先ね。」


にこくん「おかしい!!ぜったいおかしい!!!」


クリスタリア「あんたの顔が?」


にこくん「やかましい!何あれ!?あれが魔王の幹部!?魔王どうなるん!?」


クリスタリア「あれは対勇者特攻の魔法ね。通りで強いエネルギーなわけだわ。」


にこくん「俺の事対策しすぎだろ!」


「おーい」


にこくん「おーい...?」


???「ここだよぉ!」


にこくん「後ろか!?」


???「あたり!!!」


にこくん「やっぱり!!みかんくんじゃないか!!」


みかんくん「おお!僕の名前知ってたんだ!」


にこくん「さっき聞いたしね...」


みかんくん「なんのこと?」


にこくん「いやいやこっちの話!」


にこくん「グロテスクリアさんよ」


クリスタリア「クリスタリアよ。いい加減覚えてちょうだい。」


にこくん「そうそうそれ。前回みかんくんと会った時はスライムを倒したあとだったんだけど、いまスライム倒してないよね。」


クリスタリア「どうやらあなたの行動が変わったせいで未来が少し変化してるみたいね。」


にこくん「んー難しくてわかんない☆」


みかんくん「何の話なの!?抜け駆けは良くないよ!」


にこくん「なんでもない!えーっと、みかんくんも俺の仲間になりたいんだね?」


みかんくん「あたり!僕も一億フルーが欲しいんだ!」


にこくん「だったら俺と一緒に魔王を討伐しに行くぞ!」


みかんくん「りょ!!」


にこくん「あと、こいつはクスリダルマ。」


クリスタリア「クリスタリアというわ。このアタオカは無視してちょうだい。」」


みかんくん「なるほど!よろしくね!ギリスダリア!」


クリスタリア「…………」


クリスタリアが大きくため息を漏らす。


クリスタリア「こんな奴らがクリスタルを全部集められるのかしら…。」


にこくん「よし、仲間ができたからセーブもしとこう。」


クリスタリア「ていうか、あなた達魔王を倒しに行くんでしょ?」


にこくん「そうだね。」


クリスタリア「木の棒とバック持ちのみかんで何ができるのかしら?」


少し長い沈黙。


にこくん「よし!!ショップ行こう!!」


みかんくん「えぇ?ショップなんてどこにあるの?」


にこくん「んーこの草むらを抜けた先だったか?」


みかくん「そうなんだ!ものしりなんだね!」


「見つけたぞ!」


にこくん「その声は!」


スライニー「おおっと!僕のことを知っているのか!僕も有名になったもんだな!」


にこくん「にこスライム!!」


スライニー「スライニーだぞ!!」


にこくん「あぁごめん似てるんだよこの野郎」


みかんくん「ていうか誰!?」


にこくん「あぁこいつは...あぁまってこいつそういえば酸吐いてくるんだった!!ええとこいつスライムのくせに即死技使えるから気をつけろ!」


みかんくん「えーととにかくわかった!(わかってない)」


クリスタリア「私は上らへんで見学とさせてもらおうかしら。」


にこくん「手伝え!」


クリスタリア「無理。」


にこくん「ふざけんな!」


みかんくん「君そういうやつだったのか!」


にこくん「薄情者!」


スライ二ー「あぁ可哀想に。くらえ!酸噴射!!」


にこくん「うお!あっぶねぇな!ていうか序盤敵が即死技使っていいんかいな!」


スライニー「うっせえ黙れ!!」


にこくん「えぇ!?」


みかんくん「無駄話をしてる場合じゃないぞ!」


スライニー「はっ?お前卑怯だぞ!」


みかんくん「おらぁ!」


スライニー「痛った!ふざけんな!」


みかんくん「バトルってそういうもんでしょ!」


スライニー「くっそぉ!お〜ぼえ〜てろ〜!」


にこくん「よわ!?」


スライニーは、どこかで聞いたことあるような捨て台詞を吐き、そのまま川沿いの方へ逃亡していった。


にこくん「捨て台詞まで似てんのか」


みかんくん「いやぁ今の僕かっこよかったよね!」


にこくん「まぁそうかも?」


みかんくん「なんで不確定なの!」


クリスタリア「そんなのいいからさっさと行きましょう。」


みかんくん「ひどい!!」




にこくん「そういえば説明し忘れたんだけど、いまからクリスタルってやつを探さなきゃならんくて、そのクリスタルがフラワー山にあんのよ。だからショップで買い物済ませたらフラワー山向かおう!」


みかんくん「なんか情報量が多すぎてわかんない!」


こうして、にこくんとみかんくんとそのおまけはショップに向けて足を進めた。

そして、ショップの中に入り店員に当たり強く話しかけた。


にこくん「おいじじい!ブーメランと石の剣くれ!」


ギーク「あいよ!これな!」


みかんくん「お弁当も欲s」


にこくん「あとにこにー対策で盾!」


みかんくん「お弁当.....」


おじいさん「石の剣とブーメランと盾で、合計42フルーだな。」


みかんくん「じゃあブーメランは僕ね!剣と盾はにこくんにあげる〜!」


にこくん「おっけー」


みかんくん「あ!このくるみ?みたいなやつ綺麗!買ってもいい?おやつにできそうだし!」


ギーク「あーそれ売れ残りだからなぁ、ただキラキラしてるだけでただのくるみっぽいし。3フルーでいいぜ。」


みかんくん「お安い!買った!!」


クリスタリア「多少違いはあるけれど、順調に物事が進んでるようね。」


にこくん「よし...えー次はあいつがくるはず!」


「とうッッ!!」


にこくん「きたぁ!」


崖から飛び降りたそいつは、黒い兜をかぶった、まさしくにこにーだった。今度は華麗に着地し、にこくんに指を突き刺す。


にこにー「僕様はにこにー!貴様ら勇者を粉々にしてやる!覚悟しろ!」


にこくん「それはこっちのセリフだ!ギッタンバッタンのメッチャクチャのガリガリのぐりぐりのボッコボコのふわふわのねっちょねちょのグネグネにしてやる!」


みかんくん「よし僕も戦うぞ!」


にこくん「クリルマリア!」


クリスタリア「なにかしら?」


にこくん「セーブさせろ!」


にこくんはクリスタリアに手をかざし、準備満タン。石の剣と盾を構え、戦闘体制。


にこくん「さぁかかってこい!」


にこにー「喰らえ!ローリングタックル!」


にこにーは体を丸めて転がりながら猛スピードで突進してきて、にこくんに直撃、ゴッと音が聞こえる


にこくん「いってぇな!お前よくも!!」


にこにー「いろはりほりへれ〜…」


みかんくん「あれ?にこにーの様子がおかしいね」


クリスタリア「目が回ってるようね。あれだけ回転したら無理もないでしょう。」


にこくん「なーるほど!うりゃ!さっきの石の剣の威力!とくと味わってもらおう!」


にこくんが思いっきり石の剣を振りかぶるとにこにーに直撃したが、その反動でにこにーも正気に戻った。


にこにー「ハッ!?おいよくも!石の剣って結構痛いからな!?くらえ!砂利を投げる攻撃だー!これでお前も目潰しで僕様の大勝利だ!ハッハッハ!」


にこくん「ふっふっふ!これが見えないのかな!盾さ!!」


にこくんが盾を構えると、砂利が全て盾に防がれ、地面にサラサラと地面に空く落ちた。


にこにー「なっ!えーと、うーと、」


みかんくん「僕も忘れちゃならないよ!」


みかんくんがにこにーの背後に周りブーメランを投げる。クルクルと回転し、にこにーに直撃。にこにーは無様な声を漏らし、どこかへ逃亡した。


にこにー「ゴフッ!!くそぉ!覚えてろー!」


にこくん「やなこった!!もうくんなよ!」


クリスタリア「やっと終わったようね。そんなに待たせないでちょうだい。」


にこくん「ええ...文句言うならあんたも戦えばいいじゃん。」


クリスタリア「失礼ね。私はあなた達を見守ってあげてるの。セーブさせてるだけ感謝してほしいわね。」


みかんくん「もしかして弱いんじゃないの〜?」


二人とクリスタルは芝生を雑談を交わしながら進む。その様は、第三者が見ると、少しおかしかったかもしれない。


にこくん「ていうか、フラワー山が西方面にあるとしか情報ないよね...なんならそれも不確定だし.......」


みかんくん「たしかにそんな状況でどうやって見つけるのさ!はたまたフラワー山にあるクリスタルを手に入れなきゃいけないし!」


にこくん「これ詰みでは?どっかでグリーン草原に関する詳細な情報が記載されてる地図を入手しなきゃいけないよ?」


みかんくん「何言ってんの?」


にこくん「は?」


みかんくん「ん?見てみて!看板があるよ!」


なんとそこには、抹茶森林と書かれている看板が、森の目の前にぽつんと佇んでいた。


にこくん「抹茶森林...なるほど...お!この先フラワー山って書いてあるぞ!?この先に進めばフラワー山にたどり着けるんじゃないか!?」


クリスタリア「でもこの森の中は危険らしいわよ。なにせ中に入ると必ず迷って出れn」


みかんくん「そうと決まれば早速ウ!」


にこくん「Here we go!!!」


二人はクリスタリアの話を聞かず森の中に突入しに行った。

残されたのはクリスタリアただ一人だった。


クリスタリア「はぁ...なんで私が...。」


森の中は霧が立ち込めており、不気味で少し薄暗かった。その中でもにこくんとみかんくんは一億フルーのためにズカズカ進む。 その後ろをクリスタリアが追っていた。


にこくん「出口はどこだぁー!?」


みかんくん「しらーん!!」


にこくん「ん....?」


クリスタリア「分かれ道のようね。先は見えないけれど。」


にこくん「うーーーん...」


みかんくん「こういうときはあれだ!右左どっち!」


にこくん「うーん左!!」


みかんくん「よっし左行こう!!」


にこくん「一応あっちの道も確認したくなるかもだからセーブしとこ!」


みかんくん「りょ!」


「ねぇ誰か来たみたいだよ。」


「二人の住民と...宝石?」


「なんかおかしなチームだね。」



にこくん「はぁ?また分かれ道なんだが???」


みかんくん「ええ?じゃあ右左どーっち!!」


にこくん「こんどは右!」


「迷ってる迷ってる。」


クリスタリア「また分かれ道ね。」


にこくん「なんかさ....」


みかんくん「うんそうだよね....」


「お、何か思いついたみたいだね。」


「どうせ抹茶の匂いがするーとかでしょ。」


みかんくん「なんか同じとこループしt」


にこくん「抹茶の匂いするよね.........」


みかんくん「あ、そっち??」


にこくん「逆に何だと思ったのよ」


みかんくん「なんかループしてるな〜って。」


にこくん「まっさかぁw森の中がループしてるわけないでしょwww大体そんなのどうやって確かめるんだよ」


クリスタリア「それなら一人をこの場に置いて誰かが先に進めばいいじゃないの。」


にこくん「うわぁ!ほんまや!」


クリスタリア「なんだこいつ。」


にこくん「では!みかんくんとクリスマスダルマはここで待ってて、」


クリスタリア「わかったわ。そこのみかん、大人しく待ってなさい。」


にこくん「で、俺が先に行ってくるわ!それでもしループしてないなら戻ってくるね!」


みかんくん「おっけー!」


にこくん「ではでは、Here we go!!!」


にこくんはそう言うと走って先に進んんで行った。すると後ろからにこくんが駆け足でやってきた。


にこくん「さてと。どうしましょ。」


みかんくん「どうしましょ。」


クリスタリア「どうするの。」


にこくん「うわぁぁぁ!出れなよぉぉぉ!!たすけてええええ!」


「みごとに迷ってるね。」


「あーあ。また木を刈ろうとるから…。」


にこくん「あ!そうか!わかったぞ!戻ればいいんだ!来た道引き返せばいいんだ!いやぁ俺ってやっぱ超大天才なんだなぁw」


みかんくん「そんな単純な話じゃないと思うのは僕だけ?」


クリスタリア「私もいるわよ。」


にこくんは来た道を引き返し、後ろにある右の道に進むと、後ろにある左の道からやってきた。


にこくん「完璧だ!」


みかんくん「どこが?」


にこくん「あー!完全に帰れなくなった!終わったあ!うへぇへぇへぇーん(泣)」


「可哀想に。」


「まぁ、でも僕達を狩り続ける木こりが悪いから。」


にこくん「ん?」


みかんくん「どうしたの?」


にこくん「まって!黙ってて!」


にこくんに言われたみかんくんは静かに黙り込んだ。すると、ヒソヒソザワザワ声が聞こえる。


「ん?また何か思いついたみたいだよ。」


「どうせまたくだらないことでしょ。」


「えぇ、そうかな。」


にこくん「誰だ!俺達を見てヒソヒソしてる奴らは!出てこい!」


みかんくん「ほんとだ!なんか声が聞こえる!」 


にこくん「これアニメとかじゃない限り読者からしたらなんだこれ状態では!」


みかんくん「何言ってんのにこくん」


「ゲッ。バレちゃった」


「なんでバレちゃったんだ?」


「君たち数十人ほど、喋りすぎだよ。久々の来訪人だからってさ。」


にこくん「お前達か!俺達を閉じ込めたやつらは!」


「まーさ、。かバレちゃうとはね。そうよ。私達が閉じ込めたわ。」


「まぁ俺達ってよりかは、ツリーリーさんの力だけどね。」


にこくん「なんだ?ツリーリーって」


みかんくん「おお、声がはっきり聞こえるようになった」


「ツリーリーっていうのは、この森の最長齢のお爺さんツリーね。」


「この抹茶森林は、ツリーリーさんが迷いの森にしたんだ。」


にこくん「はぁ??なんでそんなことするんだ!」


みかんくん「ソーダソーダ!」


「こっちが聞きテェよ!なんでテメェら木こりは俺達を狩ってくんだ!」


にこくん「木こり…?俺達木こりじゃないが。」


「え?」


にこくん「え???」


「あらそうなの!?てっきりあなた達も木こりかと思って…。」


みかんくん「まぁ僕達にこにこ族は見た目も顔もそっくりだし仕方ない所もあるね…」


にこくん「ケッ。確かにそうか…ん?クリスタリアはどう説明すんの?」


クリスタリア「作者に聞いてちょうだい。」


にこくん「おい作者!テメェこれどゆことだゴラァ!」


テレギン「えぇ!いや、知らんよ!」


にこくん「作者なんだからわかっとけよ!今から俺が炎上することいっぱいしてこの作品崩壊させることだってできるんだぞ!」


テレギン「うわぁ!それだけはやめてください頼みますから!」


にこくん「だったら引っ込んどけ!」


テレギン「えぇ!」


みかんくん「で、僕ら木こりではないんだしここから出してよ!」


「まぁ確かに、ノコギリとかチェーンソーとかも持ってないね…。」


にこくん「でしょでしょ??だったら出s」


「でもそれは無理だ。」


みかんくん「え?じゃあどうやって出るの?」


「現状僕達もわからないね。この仕掛けはツリーリーさんがやったから…」


にこくん「え?じゃあツリーリーに頼めばいいんじゃないん?」


みかんくん「そうだよね!君たちがわからないなら本人に…」


「現状それも難しい。ツリーリーさんは最高齢大樹だからな。今の所記憶力が乏しくて解除の方法も忘れてしまったらしい。」


にこくん「えぇー!じゃ、じゃあどうすれば…!?」


「現時点では諦めてもらうしか…」


みかんくん「そんなぁ…」


クリスタリア「私の話を最後まで聞かずに突っ込んでった天罰ね。せいぜいそこでくたばっときなさい。」


にこくん「はぁ?クリスマスのくせに生意気だぞ!」


みかんくん「で、結局どうすんの?解決策見つかんないよ?」


にこくん「こうなったら...!おい作者!!」


テレギン「はっ!え、なんかご不憫でもあった…?」


にこくん「大有りだ!このままじゃ俺達ここから出れなくて連載終了だぞ!」


テレギン「えぇ!そんなぁ…」


にこくん「わかったらとっとと解決策を教えるかツリーリーの記憶を戻せ!!」


テレギン「えぇ…そんな無茶な…」


にこくん「はよしろ!さもなくばレビューに星1つけて有る事無い事言いふらしてこの小説ダメ小説にするぞ!!」


テレギン「それは無理だけど…あ!じゃあここに出れる方法ぐらいには教えてあげよう!」


にこくん「おお!!」


テレギン「ツリーリーさんの記憶を戻せばいいんだ。で、戻すにらどっかにある若返りの実を見つければいい!」


にこくん「ほうほう!で、どこにあるの?」


テレギン「自分で考えろー。じゃねばい!」


にこくん「はぁ!?いやそれだけ意外にもヒントよこs」


その声も虚しくテレギンは引っ込んでって言ってしまった。


みかんくん「若返りの実を見つければいいわけか!」


にこくん「あいつ…ていうか抹茶森林にあるのか?探すぞ!」


みかんくん「作者が言うんだから多分あるでしょ!物は試しだよ!」


にこくんとみかんくんは若返りの実を探しに探し出す。草むら、地面土の中。あらゆる場所を手当たり次第に探すが、そう簡単には見つからない。


にこくん「はぁーーーどこにあるんだーー」


みかんくん「んー、僕も探してるけど全然ないや。お腹すいちゃったしちょっと前に買ったくるみ食べよ。」


「!?その実!まさか若返りの実じゃないか!?」


にこくん「え!これが若返りの実?」


「そうよ!そのキラキラ!絶対若返りの実だわ!ツリーリーさんに報告よ!」


にこくん「なんかよくわからないけどラッキー!ナイスだみかんくん!」


みかんくん「はは!やる時はやるみかんなんだよね!」


「ツリーリーさんはあの木よ。」


ツリーリー「誰じゃ。ワシの森にきたやつりゃは。」


みかんくん「おお!この人がツリーリーさん?こんにちは!僕はみかんくん!こっちがにこくん!」


ツリーリーはほぼ枯れ木のようになっており、葉っぱは一枚もなかった。

よほど前から生えていた木なのだろう。


にこくん「ちっす。」


「ツリーリーさん、この子達がね若返りの実を持ってきてくれたのよ。」


ツリーリー「若返りの実とな……なんじゃったかの………」


「いいから早く食べちゃって!」


みかんくん「はいどうぞ!」


みかんくんがツリーリーの口に若返りの実を放り込むと、ツリーリーの体がみるみる自然回復し、他と同じような立派な木に変わった。


ツリーリー「これは…!ワシの体がこんなに立派に!」


にこくん「よし!これで迷えるのも森解除の方法もわかったか??」


ツリーリー「おお!思い出したぞ!話は聞いていた!今すぐ戻してやろう!」


すると、抹茶森林に立ち込めていた霧が一気に晴れ、辺りも少し明るくなった。


にこくん「よっしゃあ!ありがとう!!やっとこれでフラワー山に行ける!!」


ツリーリー「お礼を言うのはこっちの方さ!ありがとうみかんくんとそのついで!」


にこくん「は?」


みかんくん「こちらこそどうも!!」


にこくん「さてと。セーブをさせろクスリノルマ」


クリスタリア「では手をかざしてちょうだい。」


にこくんが手をかざし、そのままにこくん達が抹茶森林を抜けると、

素晴らしいほどの絶景が広がっていた。

あたり一面美しい花で埋め尽くされている、あり得ないほどの絶景だった。


にこくん「うわぁぁ!あたり一面花だらけ!」


みかんくん「すっごい綺麗!」


???「誰だ。私の花畑を荒らすのは。」


目の前にはにこくんの2倍の大きさはある大きな花が咲いていた。


にこくん「まさかお前が!魔王軍エリート戦士の!!」


クラワー「ごもっとも。妾がエリート戦士の一人、クラワーさ。」


にこくん「きたあーーー!」


みかんくん「やいやいやい!クリスタルはどこだ!」


クラワー「さぁね。そんなことより私を倒してから探した方が良きでは?」


にこくん「クッソォ、言わせておけば!先手必勝!どりゃあああ!」


にこくんがクラワーに向かって豪快に飛び上がり、石の剣を突き刺そうと飛び込む。


クラワー「おおっと!自ら私に近づくとはね!クラクラ胞子!」


クラワーの花びらから謎の粉が吹き出しにこくんにまとわりついた。


にこくん「なっ!い、ピポ、ピポハピポピぺぺ」


みかんくん「なんてこった!にこくんが!」


にこくんがクラクラ胞子に包まれると、混乱し、クラクラと彷徨い始めた。


みかんくん「よくもにこくんを!だがクラワーのクラクラ胞子は近づかなければ大丈夫!いけ!ブーメラン!」


みかんくんがブーメランを投げるとクラワーに向かって飛んでいった。しかし、クラワーの近くから、大きな根っこが生え、防御されてしまった。


クラワー「ほほほ!何もせずにみてると思ったかい??残念だったね!」


みかんくん「なんてことだぁ…」


にこくん「ポピパピピパピポー」


みかんくん「そんなことよりにこくんを元に戻さなきゃ!にこくーん!おーい!」


にこくん「ピボパパ」


みかんくん「もう!にこくんってば!」


みかんくんがブーメランで思いっきり にこくんを叩き、ボコッという音が出る。それと同時に にこくんも正気に戻った。


にこくん「はっ!危ない、意識が崩壊するとこだった…」


みかんくん「もう十分崩壊してたけどね。」

 

にこくん「くそー!よくもやってくれたな!」


みかんくん「そのまま突進してもまたクラクラ胞子でやられるだけだよ!」


にこくん「え?じゃあブーメランで、」


みかんくん「それも弾かれたんだ…」


にこくん「じゃあどうすれば…」


クラワー「作戦会議悪いけど、私も黙ってみてるわけにはいかないよ?」


にこくん達の目の前に巨大な根っこが生え、押し潰そうと倒れてくる。にこくんは咄嗟に剣を振り回した。


にこくん「うわぁぁ!」


誰もが にこくんが押し潰されたと思ったその時、にこくんが構えた石の剣が、クラワーの根っこを切断したのだ。


にこくん「あ、危なかったあ…いくらセーブしてるとはいえ痛いのは嫌だからな…」


みかんくん「にこくん!それ使えるかも!」


みかんくんがにこくんの近くに行くと、ゴニョゴニョと何かを伝える。伝え終えるとにこくんがニヤりとクラワーの方に振り向いた。


にこくん「おいクラワー!お前の攻略法はわかったぞ!とぅッ!」


またしてもにこくんが豪快に飛び上がり、クラワーに突っ込む。


クラワー「あなたバカじゃないの?またクラクラ胞子で…」


にこくん「バカはどっちかな!!こっちにはにこにー対策で買った盾がある!!」


クラワー「な、なんてこと!?」


そのままにこくんが盾を構え、クラクラ胞子を受け止め、弾いた。そのまま剣でクラワーの根っこを切り刻みそのまま攻撃を繰り出した。


みかんくん「まだまだ行くよ!」


みかんくんもブーメランを投げ、そのままクラワーに直撃した。そのままにこくんが容赦なく剣でめった斬りにし、クラワーはしおれていった。


クラワー「ぬ、クラクラ胞子が……ウ、ウワァァァァ!!!!」



にこくん「ヨッシャオラアァァァ!!第一のボス撃破ァァァ!!」


みかんくん「やったぁぁぁぁ!」


クラワー「グッ…クリスタル…は……渡さな…」


そのまたらクラワーはぐったりと倒れ、

そして近くのつぼみからクリスタルが飛び出した。


にこくん「これがクリスタルー!」


クリスタルは、緑色に光っており、キラキラと眩しい。


にこくん「クリステル!!」


クリスタリア「クリスタリアよ。セーブがしたいのでしょ?」


にこくん「正解!わかってるなら早くして!!」


みかんくん「次はどこだっけ…?」


地図を広げながら、ポンコツ鉱山の場所に指を刺す。


にこくん「ポンコツ鉱山にある地下の発掘トンネルにあるみたい!!」


みかんくん「じゃあ次はそこだね!!」


にこくん「読者の諸君!まだまだ次の章が来ると思うから、作者のテレギンが書いてくれるのをきままに待つんだな!じゃ、また見てね!!」


みかんくん「ね!!!」

テレギン「読んでくれてありがとう!作者のテレギンです〜

自分的には自信作なんですがいかがでしょう?気に入ったら、次の章、ポンコツ鉱山編も読んでください!ではまた次回の章でお会いできたらね!」


にこくん「せっかく一章見てくれたんだから二章見てくれるよね!!期待外れではないことを信じているぞ!!」

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