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目的を思い出そうか
「マミちんやりおるな。てんちょうがおらん間にカップルセット頼みよったで。」
隣に座る桜子ちゃんが実況してくれる。マミちゃんも中々思い切ったことをしたようだ。この店のカップルセットといえばあれがついてくる。
「え⁉︎ナポリタン美味しそう。すいませーん。注文いいですか!。」
「店長帰ってきたね。お!メニューも来た。やっぱりあのドリンクヤバっ。」
2人の目の前にカップルドリンクが鎮座する。破壊力は抜群だ。
「流石に店長もこれならデートだって気づくでしょ。」
「いや、待ち都。てんちょう舐めとったらあかんで。ほらみてみ。今もこれが有料のオプションかなんかちゃうかと思てる顔してるやん。」
ほんとだ。あの人まじで恋愛に関して赤子じゃないか。
「ふはりはとんなようふてすか?。」
「葵ちゃんはそろそろ本来の目的を思い出そうか。」
口一杯に頬張ってるじゃん。




