海 3 バーベキュー
海で一通り遊んだ俺たちはバーベキューを始めることにした。
「よーしそれではバーベキューを開催する。」
今日はたくさん材料を持って来ている。
「店長、炭に火着きましたよ。」
火起こしを任せていた都から報告が入る。結構難しいのに早いな。
「いやー流石都やわ。結婚したら子供達とキャンプとかもええな。」
桜子のボルテージが一気に上がる。もう勝手にしてくれ。
「………。」
マミが無言でこちらを見ている。そんなに見ないでくれ。すぐに焼くから。
「店長、私が手伝いましょうか?。女子力のあがった私が。」
絶対触らせねーよ。俺がそう言おうとした時、
「ダメです。じっとしていてください。」
マミが葵を止めた。目が本気だ。
「……はい。」
葵が大人しく引き下がった。
「焼けたぞ。食べてくれ。」
じゃんじゃん食材を焼いていく。
「お肉美味しいです。」
マミも美味しそうに食べている。良かった良かった。
「これが海に来た時の醍醐味っすね。」
都がビールを飲んでいる。ん?。
「おいちょっと待て。俺ももう酒飲んでるぞ。帰りどうするんだ。」
緊急事態発生。だが俺は焼く手を止めない。止めたらマミがすごい悲しそうな目で見てくるからだ。
「……あ。飲んじゃったっすね。」
どうする。車に泊まるか。
「ふふふ私の出番のようですね。」
葵が何か言いだした。
「この近くに私の家の別荘があります。そこに泊まればいいですよ。」
緊急事態発生。
「え⁈おまえ金持ちなの?。言ってよー。」
「普通は自分から言いませんよ。」
それもそうだな。…ちょっと待てよ。この店金持ち多くないか?。都の家は当然金持ちだし、葵の家も金持ちだ。
桜子もう留学してたくらいだからな。マミは謎だが家族全員があの食欲だとすると結構リッチなのかもしれない。
…気がつかなかったことにしよう。
「とりあえず問題は解決したっすね。」
そうだな。楽しむか。一泊することが決定しました。




