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海
俺は今車を運転している。海に行くためだ。
「店長、これ食べます?。」
隣にいる都が俺にお菓子を差し出してくれる。…ありがたいのだが、
「彼女にやってほしいシチュエーションだな。なんで野郎の手で菓子を食わないといけないんだ。」
隣がこいつじゃなくマミだったら良かったのに。
「そやで都。そういうのはウチにやってや。はい、アーン。」
桜子が口を開けて待っている。
「ごめん。シートベルトが邪魔で後ろ向けないや。シートベルトが邪魔だから。仕方ないね。法律で決まってるからね。」
…お前さっき同じ状態で後ろにあるお菓子をとったよな。
「ところでマミ、あまりお菓子を食べると向こうで泳げなくなるぞ。」
マミがお菓子をめっちゃ食べてる。
「大丈夫です。お菓子は別腹なんで。」
そういう問題じゃないんだけど。
「ほえー、相変わらずすごいですね。でもそれより今日のマミさんの服可愛いですね。女子力53万って感じです。」
どこかのフリーザ様か。確かに可愛いが。
「とりあえずもう直ぐ着くぞ。」
「ついたらまず拠点を作ってそれから海に入りましょう。」
流石に慣れてるな。都の言う通りにしてれば間違い無いだろう。
「よっしゃー遊ぶぞー。」
海はすぐそこだ。




