割り箸
俺は今休憩に入っている。この間に晩御飯を食べないと。
「何にしようかなー。」
て言ってもカップ麺かパン、オニギリしかないのだが。とりあえず腹が膨れればちょっとは気が楽になるからな。
「お!。このラーメン新作じゃん。…君に決めた!。」
ラーメンの新作って絶対買っちゃうよね。何でだろ?。
「あとはパンとハリボーにするか。」
ハリボー美味しいよね。レジに持っていくか。
「お疲れっす。今から晩飯ですか?。」
レジには都が入ってる。
「そうだよ。はいこれ社員証。ちゃんと社割しろよ。」
「OKっす。あ、このラーメン美味しくないっすよ。」
突然のネタバレ。
「ぶっ飛ばすぞお前。俺の楽しみを奪いやがって。」
不味いのかよ。不味いとわかっているものを食うのはテンション下がるな。
「あ、割り箸切れてるっす。」
何だと。発注してなかったのか。
「何かないのか?。」
てはキツイな。コントみたいだ。
「スプーンはあるっすよ。」
スプーンってそれアイス用のだろ。絶対無理だ。
「それ以外になんかないか。」
「あ!。ストローあったっす。2本入れときますね。」
待て待て。
「無理だろ。折れるだろ。」
「ストローならいけますよ。信じてください。」
「お前のストローに対する信頼は何なんだよ。無理だよ。本当になんかないのか?。」
「んーないっすね。残念。…次のお客様こちらにどうぞ。」
俺は終わりか。…仕方無い。事務所に何かあることを祈るか。
「ん?。割り箸?。持ってんで。はい。」
奇跡的に桜子が割り箸を持っていた。この時は桜子が女神に見えた。




