↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
7/30

第7話 試合が終わって

部長の本田さんがやって来た。


「宮原さん、今日はありがとう。特に大久保には勉強になったと思うよ」


「こちらこそ貴重な経験をさせていただきありがとうございます」


「これからも他校と試合をしていくのかい?大会にはエントリーするのかい?」


「はい。出来ればまた他校と試合をしようと思います。大会にもエントリーします」


「ふむ。埼玉にはあと2校あるが……川口南には注意しろ。あそこは異常だ。そして全国レベルだ」


そう言って本田さんは去っていった。


私は他の試合の結果を見た。


理恵が3-21。


さおりと姫星は0-21だった。


何と声をかければいいか分からなかった。


「練習頑張ろう」というのがやっとだった。


本庄理恵は悔しかった。


自分はまずまずやれると思っていた。


しかし結果は惨敗。


楓と何が違うんだろう。


悔しい……


桶川さおりは自分でも当然の結果だと思った。


元々やりたくてやった訳ではない。


正直試合もやりたくなかった。


でもこれだけ完敗すると気分のいいものではない。


いっそ辞めちゃおうかなと思った。


岡部姫星はがっくりしていた。


勝ってみんなから称賛を貰いたかった。


さっそくスマホで結果を報告。


「ザッコすぎるwww」


「弱すぎだろ……」


「乙」


いいねはほとんどつかなかった。


試合に負けたことより、それが一番悔しかった。


榊原先生はとにかくホッとしていた。


無事に何事も無く終わった。


後は帰るだけだ。


帰ったらちょっと飲もうかな。


そんなことを考えていた。


私は緊張が解けて改めて喜びが湧いてきた。


そして改めて思った。


コーンホールは楽しい。


また試合をしたいと。


しかし本田部長が言っていた川口南高とはどんなところだろうか。


全国レベル。


もう少し練習したら試合を申し込みたい。


全国のレベルを肌で感じてみたい。


家に帰ると川口南校について調べた。


コーンホール部を見ると、全国大会での成績が載っている。


毎年上位に入る強豪校だ。


そして主将の言葉が載っている。


私が主将になったからには全国1位を取ると。


名前を見ると、小野玲奈と書いてあった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。