第28回「それでも怪獣は人間讃歌を歌いたい」
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第27回「それでも怪獣は人間讃歌を歌いたい」結果発表
1位 雨宮 春季さん 4票
「おじさん、変な着ぐるみ着てるね!」
第4惑星×××より惑星ブルーの文明破壊とそれを守護する巨人、ライトマンの討伐を命じられた私に対してそんな侮辱的なことを言ったのは、青い箱を持ち歩く小さな人間だった。この無礼者をすぐにでも爪で引き裂いてやろうと思ったが、青い箱の中からあるものが見えた私は宇宙船で身につけた日本語で聞いた。
「それは…ライトマンか?」
小人は私が指さしたライトマンに気づくと、にっと笑った。
2位 マサさん 2票
突如宇宙から来た怪獣に侵略された世界は着々と破滅へと向かったが、国連は怪獣の因子を人間に組み込むことで特殊討伐隊を作り上げ、多くの戦闘の末で、やっと討伐隊は敵の本陣まで到達した。
「もし最後の最後で仕留め損なったら、どうせ混ざりもんが帰っても多分殺されるだろうし、隊長が怪獣の因子を起爆させる装置でさ、必ず怪獣を全部殺してやってくれよな」
笑いながらそう言った僕の仲間たちは本陣の中へと向かったが、最後の連絡を見ると、やはり帰ったら国連の都合で怪獣になった彼らは死ぬ運命になる。
……どうせなら、最後の最後まで、こいつらと共に人間として生きてやろうと、そう決めた僕は時限爆弾を設置し、そして仲間の元へと急いだ。
3位 せん さん 1票
昨日聞いた歌は、目をつぶりたくなるような酷い歌だった。
リズムも音程もあったもんじゃない。
鼓膜が揺れるたびに不快感を覚え、駆け出しの作曲家されも火炎瓶片手に特攻してしまいそうなありさまだった。
第一章 鳴けない怪獣
良く晴れた曇り空とは一体どういった空を指すのかわからないまま天気予報アプリを閉じると、背後から名前を呼ばれた。
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