第26回「悪堕ちヒロインの殺し方。あるいは如何にして俺が人類を見限るに至ったか」
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第26回「悪堕ちヒロインの殺し方。あるいは如何にして俺が人類を見限るに至ったか」結果発表
1位 マサさん 6票
聖女だから人を無償で助け、救世主だから世界を救うし人助けに尽力するのも当たり前だと。
「神の予言に従った彼女は救世の旅に出たが、人が感謝を覚えてるは最初だけだった」
「祈りと浄化でずっと休ませてもらえず、お礼どころか文句ばかり言われ、家族の死を知らされた彼女は絶望の悪魔になってしまった。……人を傷つけたくないと泣かれたから殺したけど、あんたらの為ではないし、代わりに世界を救う予定もない」
役割を果たさない奴は死んで当然だと罵声を上げる民を見て、復讐劇の幕上げとして、少年の剣は平和を貪る人間の首を刎ね飛ばした。
2位 霧谷さん 4票
水晶のような、任意の場所を映す魔法具には少女達が俺の軍勢相手に戦う様が映っていた。
俺は洗脳から目を覚まし、悪<人類>から離反したが、少女たち、特に俺の幼馴染の「緋彩」は未だに強く、「悪」を信奉している。
少女たちが全て殲滅した後、緋彩がこちらを見て、口を開く。
「どうせ見てんでしょ! 絶対あんたを元に戻してやるんだから!」
もう良いよ、殺してくれれば良いよ、なんて言葉が頭の中を過るも、首元に当てられた冷たい刃に涙を零した。
3位 髭虎さん 3票
最近、煙草に手が伸びる頻度が増えた気がする。
ひどい味の、湿っぽい煙が肺を満たしていくのを感じながら、あぁ、もしかしたらこれも自傷行為の一つなのかもな、と俺はぼんやりと自嘲した。
燃え尽きた煙草の先端が、ポトリと地面に崩れ落ちる。
「……ろして、やる……ころ、して……」
「あぁ、まだ生きてたのか」
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