第25回「アイ・コンタクト~目が合ったら異能バトルの開幕です~」
______________________________
第25回「アイ・コンタクト~目が合ったら異能バトルの開幕です~」結果発表
1位 髭虎さん 4票
人類が科学では解明できない力、“異能”に目覚めてから数世紀。
その長いようで短い歴史の中である一つの学説が提唱され、そして実証された。
曰く、強力な異能者を造り上げるもっとも効率の良い方法は、異能者同士の殺し合いである、と。
◆◇◆ chapter.1 『この学園都市は人と目が合いやすい』◆◇◆
遅刻が確定した朝ってのは、一周回ってどこか清々しいものだ。
2位 くまくま17分 2票
日常。その日も変わらず、電車に乗って登校する予定だったのに、ドア付近の少女と目が合った瞬間、状況が一変した。
シンパシー。異能者同士に起こる一種の交感現象は、自分たちが同類であることを何よりも雄弁に語る。
「アハ♪」
狂喜に歪んだ顔で両手に赫灼の炎を燃えたぎらせ、手当たり次第に撒き散らす。
手の平から現出させた刀で壁を斬り飛ばし、火の海から脱出した。
同率2位 ZUMAさん 2票
黄色い帽子の女の子と目が合いそうになって、慌てて瞼を閉じた。
オレと視線が合うと、強力な異能が発動してしまい――
「つまりサングラスでも掛けてりゃいいんだろ?」
「読心系かッッッ!?」
振り返るより先に後頭部を掴まれて、顔面がテーブルに叩きつけられた。
同率2位 廃墟さん 2票
「ねぇ、澄子。貴方が、主犯者でしょう?」
真美はそう言い放った。
「……理由は?」
「かんたんよ。貴方、意図的に”片目”を前髪で隠しているわね。当然、”ウィンク”を人に見られることはなく、すでに”私達全員”は死んでいる。そうじゃないかしら」
時は一刻ほど遡る。
______________________________




