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第86話 閑話 (★★★★異世界女神) 1

面白い。


昔なじみの友神から久しぶりに連絡があった。


私も昔創造に携わった世界で●●を担当している友神だ。


「最近はまともなご飯が食べれらない」という話を初めて聞いたのはどの位前だっただろうか?


数十年?


いや百年は経っているか。


私達神の寿命からすれば大したことない時間だが、人間だって二日三日ご飯を食べなければいろいろ言うだろう?


よく「たかり」ゴホン。


「無心」・・・


取り繕いようがないな。


私に縋って来た●●●●。


彼女が今いる世界は、


私を含む何神かが創造を担当。


他の何神かが進化を担当。


彼女を含む何神かが管理を担当。


そう決められていた。


数百年前までは、頻繁に界渡してきた彼女が、ここしばらくは力が落ちてきたとかでこちらに来なくなった。


私は、彼女が管理している世界を創造してからしばらくあちこちの世界の創造に携わった後、今の世界の主神の一柱として、創造・進化・管理をしている。


この世界をうまく回せば、次は唯一神としての世界管理ができるランクに昇格が決まっている。




でも最近つまらない。


私の管理している世界の他の管理者(神)は、クソみたいな性格とか、価値を理解しないヤツとか、とにかく話の合うやつがいないのだ。


もともと没交渉ぎみの私だが、まったく誰とも話さないのもそれはそれでキツイのだ。


●●●●は、私の精神的なうるおいだ。


その彼女が久しぶりに連絡してきた。


彼女には世話にもなっている。


すぐれた文化を彼女から送ってもらっているのだ。


アニメ、BL、薄い本、コミケ、受け攻め、掛け算、■リ、ショ田、etc、etc


最近は彼女から連絡する力が無いとかで、いつも私から連絡し、その都度ご飯(信仰心)を少し融通していた。


「もう返さなくていいから、何万人分かご飯(信仰心)あげるよ?」


何度も何度も言った。


でも彼女なりのプライドだろうか、いつも「必ず返す」と言って、必要最小限しか受け取らない。


そんな彼女から久しぶりに、「向こうから」連絡があったのだ。


「久しぶりのご飯が美味しかった」


だの


「あの子が◇◇◇◇」


だの。


他愛のない会話が楽しかった。


彼女が言う「あの子」に興味が湧いた。


同時にそれを理由に彼女を助けられないかと思った。



ポクポクポク・・・・・チーン。


「あの子」をこちらの世界に貰うことにして、対価としてご飯(信仰心)を彼女に支払う。


売主特典として、こちらの世界へ来る時には私の負担で来れるようにする。


なんてWIN・WINな関係だろう。


彼女に持ちかけると、さんざん悩んだのだろう、神気が揺らいでいる。


よしよし、これで友人と会う機会と、面白そうな観察対象をゲットだ。


彼女が言うように面白い子だと良いな。





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