女性増殖部屋
「しかし…女、子供ばかり集まっちまったなぁ…。こりゃ、護衛大変だよな」
例え、ベスパのCHAが10億だろうと、幼女だらけだろうと、熟女の向こう側に愛の深淵を垣間見たギルドマスターのデットは、ロリにもショタにも見向きもしない、決してブレないっ!!
(どうして、若い女って奴は、ピーピー鳴きやがるんだ? 煩くて仕方ない…。)
領王指定冒険者マーナビルは、大の男嫌いだ。その理由は、領王にあるのだが…。その反動で大のロリ好きなのだ。
(きゃぁぁぁっっ! 何ここ? 可愛い女の子だらけじゃないっ!)
年甲斐もなく心が踊るマーナビルだが、ここは冷静に…。
「なら私も護衛に参加しよう」
「ば、馬鹿な事を言わないで欲しいのじゃ。べ、ベスパは妾が守るのじゃっ!」
(えぇ…。その汚いガキは、あなたに任せますよ。わたしは…)
チラリとリリル、カスーレイナ、ミニンに視線を送る。
(むっ! こやつ…。ベスパにたかる害虫を駆除しようと…。天使かっ!?)
「そ、そうじゃな…。妾、一人では…流石に、この人数を守りきれまい。頼んじゃぞ」
ウドちゃんとマーナビルが、がっちりと握手を交わした。
「だが、ベスパに不敬な態度を取ることは許さんのじゃ。それだけは肝に銘じておけ」
「おい…。ウドちゃん。こいつは、一応…。領王指定冒険者という別格扱いで…一般の冒険者だと国宝扱いなんだが…」
「関係ないのじゃ。ベスパを守るチームならば、妾の配下なのじゃ」
「じゃ、今日から、この大部屋で寝泊まりしてもらうとするか」
ギルドマスターのデットの提案に、マーナビルが噛み付く。
「ガ、ガキ…。いえ、聡明な少年と言えども、男が一緒なのかっ!?」
「安心するのじゃ。ベスパの欲情は、妾の完全なる管理下にあるのじゃ」
「ちょっと…。何を言っているのか、わかりませんが…。ベスパさんにもプライベートな事や、他人には知られたくない事もあるのではないでしょうか?」
13歳のリリルは、一応、男の子のなんたるかを知っているのだ。
「その通りよ、リリルちゃんっ!」
大部屋のドアが勢い良く開き、接客担当のお姉さんであるミレさんが入ってくる。
(おいおい…。ウドちゃん、これが暗殺者だったどうするのよ? ちゃんと護衛してっ!)
ベスパの悲痛な思いがウドちゃんに伝わらないまま、ミレさんが語り始める。
「ベスパが、こんな小さいときから、真・お姉さんとして、家族同様に暮らしてきた…。私が必要だと思います。こんな女の子だらけの部屋では、ベスパの心が休まりませんっ!!」
(いや…結局…また女性が一人増えただけじゃないか…)
「ダーリンっ!! 待たせてすまなかった」
「ベスパ。パティーメンバーを放っておいて、何勝手にハーレム作ってんのっ!?」
パン屋の三女で狩人のアルネと、ドワーフ娘で謎の傭兵アルデルまで、参戦してきた。
(もう…俺の知っている女性で来ていないのって、アロックの妹パンナちゃんぐらいだな…。)




