第三百三十九章 敵との戦い
アヤメが、「敵基地の所在地が判明した!先手必勝よ。敵が動き出す前に攻撃を開始しよう。」と攻撃準備をしていました。
フジコが、「敵は意思波を人工的に作りだして、私達のUFOを操れる可能性があります。私達が攻撃を開始すれば、私達のUFOを操り同志討ちさせて、混乱している所を攻撃してくる可能性があります。警備会社の社員で、意思波を使用せずに手動で攻撃可能な社員は何人いる?それと大型特別艦は、このような事にも配慮されています。最初宇宙戦艦を手動で操作して敵を攻撃して、敵が反撃して来た所を渚が迎撃する戦略を勧めるわ。ここで問題なのは、三本足の敵が確認できてない事よ。モミジさん、私達が攻撃開始すれば、敵は何処と交信しているかなどを調べて、三本足の敵の所在を確認して下さい。」と提案しました。
愛子が、「私達のUFOに反射塗料を塗布しておく事を勧めるわ。」と提案しました。
アヤメが、「何故そんな事をするのだ?」と不思議そうでした。
フジコが、「愛子さん、有難う。そうするわ。女神ちゃん、敵はワープエンジンを無効にする光線砲を所持している事を忘れたの?その光線砲を回避する事は困難なのよ。何故か解るわよね。解らなければタイムマシンで調べる事ね。」と助言しました。
アヤメが、「それは解るけれども、何故敵は光線砲を装備した戦艦を今まで使わなかったのかしら?」と不思議そうでした。
フジコが、「その光線砲が装備されている戦艦を、地球に配備されていないと思わせて、私達が油断した所で使おうとしているのじゃないかしら。私も愛子さんから指摘がなかったら、見逃していたから。だから油断大敵よ。」と返答しました。
人員確保ができて準備が整った為に、現在UFOを意思波で操作できないようにしている為に、火星基地に取りに行こうとしていました。
フジコが、「今、テレジア星から連絡があり、敵は資源不足で、こちら側の宇宙に来た為に、戦艦等も少ないらしいのよ。私たちの戦艦などを奪おうとしている可能性があるらしいわ。」と伝えました。
愛子が、「だから敵は私たちの意思波を研究していたのね。火星基地の地下に基地を作ったのは、火星基地の戦艦を奪おうとしている可能性が高いわ。」と忠告しました。
アヤメが、「意思波が使えないように手動スイッチでOFFにしているから大丈夫よ。」と何も理解してない様子でした。
フジコが、「今、愛子さんが、火星の地下に・・・説明しても無駄か。要するにUFOに乗り込みスイッチをONにすれば終わりよ。意思波が使えないようにしているという事は、意思波でドアの開閉ができないから、手動で開けられるようにしているでしょう?乗り込まれて、戦艦を奪われるわ。女神ちゃん、大至急火星基地に行って!」と指示しました。
火星基地に行ったアヤメから連絡があり、「UFOの半分が奪われた!」と焦っていました。
愛子が、「アヤメさん、落ち着いて下さい。敵は意思波を研究しているようでしたので、盗難防止を考慮して、念の為に無線でコントロール可能なように改造しています。意思波や手動操作より、優先度を上げています。奪われたUFOを太陽系の外に集めるので、警備会社の社員を向かわせて。念の為に渚ちゃんも向かって。」と提案しました。
サクラが、「敵を捕獲したようなものなので、テレジア軍に依頼すれば逮捕に来てくれるのではないですか?」と質問しました。
愛子が、「勿論、今説明した事はテレジア軍にも連絡して逮捕依頼をしましたが、直ぐに来てくれるかどうか解らないわ。それまで逃げられないように周りを固めて!脱出できないように、転送はバリアでブロックしてドアも開けられないようにしていますが、油断大敵よ。敵は頭がいいから、戦艦を改造する可能性は否定できないわ。」と返答しました。
やがてテレジア軍が来て三本足の敵を数名逮捕し、火星の地下に建設された基地をテレジア軍と協力して捜索しました。
捜索の結果、今回逮捕した三本足の敵は工作要員のみだと判明しました。
愛子が、「警備会社の近くの敵基地は小さい為に、製造工場などではなく、作戦会議等を行う敵本部の可能性があります。今回火星基地を壊滅させた為に、逃亡を図る可能性があります。転送などで逃げられないようにバリアを周囲に張りました。全員アヤメ警備会社に集合して!敵は私達のように体型は変えられません。私達は体型を自由に変えられる事を最大限利用して戦いましょう。敵の基地は、下水道にあります。体を液状にして下水に紛れて近づいて、攻撃しましょう。」と提案しました。
アヤメが、「下水に紛れるのか?汚いな。」と不満そうでした。
フジコが、「女神ちゃんの口からそんな言葉が出るとは思わなかったわ。大丈夫よ。地球人には汚くてもテレジア星人には汚くないから。地球の植物も肥料は地球人の糞便を使う事もあるでしょう?バリアの一部を開けるから、そこから近づきましょう。」と提案しました。
今まで敵は転送で直接基地に出入りしていた為に、下水道には出た事はありませんでしたが、今回転送をバリアでブロックされた為に、逃亡する時に下水道に初めて出ると、薄暗く不気味な雰囲気でした。
暫く行くと、突然下水が盛り上がり、三本足の敵に絡み付き、下水に引き込まれました。
地球の下水には正体不明の生物が生息していると思い、慌てて下水から離れました。
今度は天井から流動体の物質が三本足の敵の頭上に垂れて来て、体に絡み付き動けなくなった為に、助けを求めましたが、怖くて、動けなくなった仲間を見捨てて、慌ててその場から逃げだしました。
地球の下水道には謎の生物が生息しているとの恐怖から、パニックになり、お互いにぶつかったり、足を滑らしたりして、立位不安定な敵は次々と転倒した所を、取り押さえて、テレジア軍に引き渡しました。
フジコが、「以前、サクラ販売会社で紛い物を敵に売り付けて、仕返しに来た敵をアヤメ警備会社が撃退した為に、この両者は関係あると敵は考えている可能性があります。今回警備会社の近くに基地を製造したという事は、サクラ販売会社の近くも危険だわ。アネゴ、至急会社の近くを調べて。敵がいればどんな武器を持っているか不明なので、女神ちゃん、アネゴと一緒に調べて。」と提案しました。
サクラが、「その点に関しては、愛子さんから指摘があり、敵を警戒させない為に、私は動かずに、コスモス調査会社で調査中です。」と既に手は打っていると安心させました。
コスモスが、「その調査は今終わったわ。サクラ販売会社の近くで、現在工事が行われていますが、行政への届けがなかった為に調べると、現場監督は三本足の敵で、作業員は全員アンドロイドだったわ。」と報告しました。
愛子が、「三本足の敵が一人だとは考えられないわ。モミジさんには太陽系も含めて銀河系の調査をお願いしたので、マーガレトさんもお母さんのように磁気を自由に操れるのでしょう?その現場監督が何処と連絡を取っているのか調べて。アヤメさん、この調査が済み次第攻撃しますので、攻撃態勢を整えて下さい。」と指示しました。
アヤメが、「解ったわ。博士でも愛子に遅れを取る事もあるのね。」と笑っていました。
フジコは、「その点は認めるわ。さすが愛子さんね。」と感心していました。
数日後マーガレットから、「敵の通信を色々と調べましたが、火星と木星の間にある小惑星と数回通信していたわ。しかし場所が固定していなかったわ。数か所あるのかしら。」と報告がありました。
フジコが、「戦艦が小惑星の中に隠れている可能性が高いわ。移動する為に、場所が固定されないのだと思います。小惑星の中にも基地があると考えた方が良いと思います。女神ちゃん、奪われた戦艦は戻って来て戦闘準備は整った?」と確認しました。
アヤメは、いつでも良いわよ。」と張り切っていました。
愛子が、「解りました。サクラさん、販売会社の近くの基地は、サクラさんと田原長官に任せます。小惑星の基地と戦艦をアヤメさんに任せます。もし、それ以外に地球に基地があれば動き出すと思いますので、コスモス調査会社で全世界を調査して、敵の動向に気を付けて対応して下さい。それ以外の宇宙はモミジさんにお願いしています。アヤメさん、敵の戦艦は、ワープエンジンを無効にする光線砲以外に、どんな武器が装備されているか不明な為、小惑星の敵は、実戦経験豊富なアヤメさんでないと無理だと判断してお願いしましたが、充分注意して下さい。念の為に、警備会社の参謀をフジコさんにお願いしています。サクラさん、アヤメさん、攻撃を開始して下さい。」と指示しました。
サクラは田原長官に、「宇宙にある基地の攻撃準備が整った為に攻撃を開始しました。私達も攻撃を開始しましょう。」と田原長官率いる特殊部隊とサクラとで攻撃を開始しました。
アヤメも警備会社の社員と攻撃を開始すれば、四方八方から攻撃されました。
アヤメが、「攻撃されたが、私達の戦艦には反射塗料を塗布していた為に、被害は殆どないが、敵戦艦の位置が特定できないわ!」と焦っていました。
フジコが、「先ほどから、敵の攻撃を調査していましたが、敵戦艦は少ないわ。小惑星に鏡のような反射板が多数あります。自由に角度を変える事が可能な反射板を介して攻撃しています。戦艦からは直接攻撃してこない為に、敵戦艦の位置は特定困難です。」と特定できない理由を説明しました。
次回投稿予定日は、3月14日です。




